コロンビア大陸、パノティア大陸について

超大陸について調べていますが、今回は、コロンビア大陸、パノティア大陸について調べてみました。

コロンビア大陸(コロンビアたいりく Columbia)は、先カンブリア時代の原生代にあたる、約18億年前から15億年前に存在したと考えられている超大陸で、ハドソンランド(Hudsonland)とも呼ばれています。
ローレンシア大陸、バルティカ大陸、ウクライナ大陸(サルマティア・クラトン)、アマゾニア大陸、オーストラリア大陸などのクラトン(大陸塊)で構成されていました。
これに加えてシベリア大陸、北部中国大陸、カラハリ大陸などのクラトンで構成されていたとする考えもあるようです。

パノティア大陸(パノティアたいりく Pannotia)は、パノチア大陸とも呼ばれ、プレートテクトニクスにおいて、約15億年前~10億年前に存在したと推定されている超大陸です。
パノティア大陸もその後分裂し、約10~7億年前にはロディニア大陸が形成されたと考えられています。
古地磁気の研究により存在が分かってきましたが、成立・分裂時期など詳しいことはまだ研究者の間で意見の相違があります。
パノティア大陸以前の超大陸としては、約19億年前にヌーナ大陸が存在したと考えられ、また最近では、ヌーナ大陸とパノティア大陸の間の時期にコロンビア大陸があったのではないかと考えられています。
また、研究者によっては、およそ7億年前にロディニア大陸が3つに分裂し、それらが6億年前に再び合体してできた大陸をパノティア大陸と呼ぶこともあるようです。
その後、5億4,000万年前頃に、パノティア大陸はローラシア大陸、バルティカ大陸、シベリア大陸、ゴンドワナ大陸に分裂したとされています。
5億年前以前の大陸移動の様子については、研究者の間で意見の一致をみておらず、パノティア大陸についても、いつ存在したどの大陸を指すのか統一はとれていないのが現状のようです。


これが分裂前の地図ですか?
アフリカも南米も北米も南極も一緒になって、巨大な超大陸だったようです。

香川県の父母ヶ浜は「日本のウユニ塩湖」

「日本のウユニ塩湖」とも呼ばれている香川県三豊市の「父母ヶ浜」を紹介します。

瀬戸内の天空の鏡である「父母ヶ浜」(ちちぶがはま)は、約1kmのロングビーチを誇る穏やかな海水浴場です。
高松自動車道三豊鳥坂ICから県道220号線を西に向かって走ると瀬戸内海に出ます。
ここの仁尾公園の南隣の砂浜が「父母ヶ浜」です。
ここは遠浅の砂浜で、鏡のような水面を使った写真を撮ろうとする人が近年は多く訪れています。
「日本のウユニ塩湖」的な鏡面写真を撮るには、太陽光が強くなる夏場が最適だそうです。
しかし快晴の天気は不向きで、一定の雲がある夕刻、夕日の光がその雲から差し込む状態がベストとのことです。
つまり、絶景の写真を撮るポイントとしては、
①干潮と日の入り時刻が重なる時
②浜辺に現れる大きな潮だまりを利用
③風がなく水面が波立っていないこと
この3つの条件が整った時がベストだそうです。


写真手前の砂浜が「父母ヶ浜」です。
約1kmのロングビーチ 夏には多くの海水浴客も訪れています。
写真左には、大蔦島と小蔦島が見えています。
仁尾港沖の大蔦島と小蔦島は、ふたつ合わせて蔦島と呼ばれています。
仁尾港からつたじま渡船で、4月〜10月の間だけ大蔦島へ渡ることができます。
渡航時間はわずか7分で、夏には海水浴場・キャンプ場としても人気だそうです。


干潮時に風がなく水面が波立たなければ、砂浜にできる潮だまり(水たまり)に、天空を映し出す鏡のような光景を見ることができます。


この風情はまさに「ウユニ塩湖」そのものです。
夕方の頃には一層美しい光景が広がり、その美しい夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれた事があります。
私たちが普通に瀬戸内海で見ている夕陽でも、上下対象となるとまた違った趣があります。

ヌーナ大陸について

今の地球は、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、南北アメリカ大陸、オーストラリア大陸の5大大陸になっています。
この中で超大陸とよばれている大陸は、ユーラシア大陸とアフリカ大陸を併せてアフロ・ユーラシア大陸、それと南北アメリカ大陸を併せたアメリカ大陸の2大陸のみです。

ただし、昔からこのような形だったわけではありません。
大陸は、離れていったりくっついたりします。
地殻変動で、隆起したり陥没したりもします。
地球が出来て46億年という長い歴史の中で、ものすごく変化をしているのがわかっています。
当ブログでも、「地球の歴史と大陸の移動(1)」「地球の歴史と大陸の移動(2)」で大陸の移動の移り変わりを調べましたが、今回は超大陸に絞って、どの時代に存在して、どのような大陸だったのかを調べてみました。
まず、太古の超大陸として、
・ヌーナ大陸 (Neuna、NunaまたはNena) あるいはローレンシア大陸 (Laurentia) : 19億年前
・コロンビア大陸 (Columbia) : 約18億年前-15億年前
・パノティア大陸 (Pannotia) : 約15億年前-10億年前
・ロディニア大陸 (Rodinia) : 約10億-7億年前
・パンゲア大陸 (Pangea) : 2億5千万-2億年前
・ゴンドワナ大陸 (Gondwana) : 5億-1億年前
・ローラシア大陸 (Laurasia) : 2億-6千万年前
・ユーラメリカ大陸 (Euramerica) : 2億-6千万年前
があります。
現在存在している超大陸としては、
・アフロ・ユーラシア大陸 (Afro-Eurasia):1万年前から
・アメリカ大陸 (America) :1万年前から
があります。
未来の超大陸としては、
・アメイジア大陸・・・・現在の東アジアを中心にユーラシア、オーストラリア、アメリカが衝突するという説です。
・パンゲア・ウルティマ大陸・・・・アフリカがヨーロッパにめり込みながら大きく北上する一方、大西洋が再び縮小して北アメリカがアフリカ南部に衝突するという説です。
このような大陸が想定されています。
ます、超大陸(ちょうたいりく)ですが、これは、地球表面上において大陸とみなされる陸塊を1つ以上含む非常に広大な陸のことをいうそうです。
ただし、大陸や亜大陸の定義については任意だそうで、したがって超大陸の定義も任意だそうです。
つまりは、面積などで定義しているのではなくて、いわゆる広大な大陸というアバウトなもので判断しているようです。
今回は、ヌーナ大陸(ローレンシア大陸)について調べてみました。

ヌーナ大陸(ヌーナたいりく、NeunaまたはNena)は、プレートテクトニクスにおいて、原生代の約19億年前のオロシリアンに誕生したと考えられている超大陸です。
地球上に出現した最初の超大陸であったと考えられています。
現在のグリーンランドを含む北アメリカ大陸の主要部分と、スカンジナビア半島を中心とするヨーロッパ大陸の一部に相当するそうです(もっと広い範囲を含むとする説もあります)。
ローレンシア大陸とも呼ばれていたのですが、ローラシア大陸と混同されやすいため、North Europe and North American の頭文字をとったヌーナという言葉が使われています。
また、ローレンシア大陸はヌーナ大陸の一部という説もあります。


http://www.jlifeus.com/e-news/106/geology.htm
この地図では、ローレンシア大陸と表記されています。
それにしてもこの時代は、南米と北米がものすごく離れていて、南米の隣に北欧やアフリカ、シベリアがあります。
インドは独立した大陸になっています。
まだまだ、日本は影も形もありません。

中生代白亜紀アプチアンについて

中生代白亜紀は、1億4500万年前から6550万年前までの長い期間と言われていますが、この白亜紀の中でも12階に細分されています。
今回は、この中のアプチアンについて調べてみました。

アプチアン(Aptian)は、白亜紀における「期」と呼ばれる地質時代区分で、前の期はバレミアンであり、次の期はアルビアンです。
白亜紀では5番目の階で、期間は、1億2500万年から1億1300万年前までの1200万年間です。
この時代の古生物を列記します。
①哺乳類 (Mammalia)
・クルサフォンティア(Crusafontia)・・・・中生代白亜紀前期に生息した絶滅哺乳類の属です。
哺乳綱・獣亜綱・ドリオレステス目(汎獣目とされることも)です。
体長10cmで、リスの様な姿と暮らしをしていたとみられています。
クルサフォンティアの歯は少数しか見つかっていないのですが、臼歯の特徴からおそらくは植物食及び昆虫食に適化していたと推定されています。
・ササヤマミロス (Sasayamamylos) ・・・・約1億1200万年前に存在した、真獣下綱(真獣類)に属する哺乳類の一属です。
模式種はササヤマミロス・カワイイ (Sasayamamylos kawaii)で、ササヤマミュロスとも呼ばれています。
ササヤマミロスの模式種、ササヤマミロス・カワイイは、兵庫県篠山市に分布する篠山層群の下部、約1億1200万年前の地層から発掘された、右下顎骨(歯骨)の化石に基づいて記載されました。
愛媛大学大学院の楠橋直さん、兵庫県立人と自然の博物館の三枝春生さん達の研究チームが行った2007年から2008年の発掘調査で見つかりました。
・ステロポドン科(ラテン語: Steropodontidae)・・・・白亜紀前期に生息した哺乳類の科です。
化石はオーストラリアから発見され、歯の構造の違いなどで2つの属が存在したことが分かっています。
②鳥類 (Aves)
・プロトプテリクス・・・・中生代白亜紀前期に生息した鳥類の属です。
全長 13cmで、 現生鳥類とは別系統で恐竜と同じく白亜紀末に絶滅した鳥類のグループ「エナンティオルニス類」に属する鳥です。
このプロトプテリクスはその中でも原始的な種で、始祖鳥などに見られる「肩から肘」より「肘からその先」が長い原始的な特徴をもっています。
化石からは3つのタイプの羽毛が確認されており、全身を覆う綿羽(ダウン)と翼には風切羽があり、尾には原始的なウロコ状の羽毛が長く伸びていました。
・孔子鳥(コンフキウソルニス)・・・・中生代白亜紀前期に生息した鳥類の属です。
体長 25cmです。
原始的な鳥類ですが 始祖鳥 に比べると尾が短くなり、口に歯がなくなるなどの点で進化しています。
その一方で翼には鋭い鉤爪(かぎつめ)があるなど、肉食恐竜の面影も残しています。
孔子鳥のオスは、長い尾羽がありますが、メスには後ろの長い尾羽はなかったそうです。
・シノルニス・・・・中生代白亜紀前期に生息した鳥類の属です。
全長 13cmです。
大きさはスズメほどの大きさで翼には3本の爪があり、頭骨は始祖鳥に 似ていてクチバシに小さな鋭い歯があるなど原始的な鳥です。
しかし、尾は 始祖鳥ほど 長くなく、短い尾骨でした。
尾の先には扇形の尾羽があり、着地をする際にブレーキの役割をしていたと思われます。
また、胸骨の発達は著しいため胸の筋肉は発達していると考えられ、翼でしっかりとした羽ばたきができ、飛行可能な本格的な鳥といわれています。
③竜盤目 (Saurischia)・・・・竜盤類(りゅうばんるい、Saurischia)のことで、恐竜の2つのグループのひとつです。
もうひとつのグループ鳥盤類とは骨盤の恥骨の向きによって区別されています。
一般にリンネ式の分類では目のランクとして扱われています。
③-1獣脚亜目(Theropoda)・・・・獣脚類の恐竜は二足歩行をし、ティラノサウルスのような陸生動物史上最大級の体躯を誇る大型肉食恐竜、および、ヴェロキラプトルのような軽快な身体つきをした小型肉食恐竜を含む多様なグループです。
・アクロカントサウルス・・・・テヌタラ類、カルノサウルス類で、1億2500万~1億1200万年前に生息していました。
全長約12mです。
アクロカントサウルスは白亜紀の前期から中期にかけて現在のアメリカ南西部の地域に生息していた大型の肉食恐竜で、その時代においては最強の肉食恐竜のひとつであったと考えられている恐竜です。
アクロカントサウルスの体の特徴としては現在のサメと同じように歯が折れてしまっても新しい歯が同じ場所に生えた事などがあげられ、歯のサイズは大きかったようですが、厚みがあまりなかった事から折れやすくなっていたようです。
他の大型の肉食恐竜と比較すると手や腕ががっしりとしており、指についた鉤爪は獲物を捕えるには十分なものでした。
また、背中には最大で60cmにも及ぶ棘状の突起が並んでいましたが、これは、肉質の膜が覆っていたと考えられています。
・イクチオベナトル・・・・バリオニクス亜科で、1億2500万~1億1200万年前に生息していました。
全長7.5~9mです。
イクチオベナトルは正式な名前を「イクチオベナトル・ラオセンシス」と言い「ラオスの魚の狩人」という意味になります。
名前の意味通り東南アジアのラオスのサワンナケートで化石が発見されました。
化石の発見年は2010年であり比較的最近の事です。また、命名は2012年に行われました。
イクチオベナトルはスピノサウルス科の恐竜で姿もスピノサウルスに似ていますが、イクチオベナトルの背中の帆は中心部分がへこみ前後に分かれているという事が大きな特徴となっています。
スピノサウルスよりはかなり小さな恐竜ですが、全長は最大で約9mと肉食恐竜としての貫録を十分に備えています。
・スピノサウルス・・・・鳥獣脚類で、1億3500万~9000万年前に生息していました。
全長10~18mです。
スピノサウルスは今から約100年前の1915年にドイツ人のエルンスト・シュトローマーがアフリカで化石を発見した恐竜で、その後はドイツのミュンヘンにある博物館にスピノサウルスの化石が多く納められていましたが、第二次世界大戦の際の爆撃により、その殆どが失われてしまいました。
現在残っているスピノサウルスの化石の多くはアフリカ大陸のモロッコとチュニジアから見つかった歯などの断片的なものであり、爆撃により破壊された、世界にたったひとつしかなかったスピノサウルスの化石の代わるものは今でも発見されないままとなっています。
・ベイピアオサウルス・・・・テリジノサウルス類、コエルロサウルス類で、1億2500万年前 に生息していました。
全長約2.2mです。
ベイピアオサウルスは中国の遼寧省で化石が発掘され、1999年に記載された全身が羽毛に覆われた羽毛恐竜です。
手足や頭部など、見た目は鳥類にも似ている部分を持っていますが飛ぶような羽は持っておらず、二足歩行で移動し植物を食べていたと考えられています。
・デイノニクス・・・・テヌタラ類、エウマニラプトル類、デイノニコサウルス類で、1億2400万~1億1000万年前に生息していました。
全長3~3.5mです。
デイノニクスの名前は「恐ろしい爪」を意味し、四肢の爪が鋭く協力であった事から、この名がついたとされています。
また、デイノニクスはアメリカのモンタナ州、オクラホマ州、ユタ州で発見され、その後、朝鮮半島でも発見されたとの情報もありましたが、現在では朝鮮半島で発見されたものはデイノニクスではなく、近似種のベロキラプトルではないかと考えられています。
・ベイピアオサウルス・・・・テリジノサウルス類、コエルロサウルス類で、1億2500万年前に生息していました。
全長約2.2mです。
ベイピアオサウルスは中国の遼寧省で化石が発掘され、1999年に記載された全身が羽毛に覆われた羽毛恐竜です。
手足や頭部など、見た目は鳥類にも似ている部分を持っていますが飛ぶような羽は持っておらず、二足歩行で移動し植物を食べていたと考えられています。
・メガロサウルス・・・・テヌタラ類で、1億6500万~7500万年前に生息していました。
全長5~9mです。
メガロサウルスは全ての恐竜の中で最初に発見された恐竜であるとされる種類で、その発見年は1818年と大変に古く、1824年にはイギリス人の地質学者であるウィリアム・バックランドによって「メガロサウルス」と命名されました。また、1677年にイギリスの博物学者のロバートプロットが描いていた図は人々の間では巨人のものだとして語り継がれていいましたが、その後の情報解析でメガロサウルスの大腿骨の断面図であった事が判明しました。
③-2双弓類(Diapsid )・・・・双弓類(そうきゅうるい)は、双弓亜綱 :(そうきゅうあごう Diapsida)とも言い、四肢動物のグループ(分類群)の一つです。
頭蓋骨の両側に側頭窓 (temporal fenestra) と呼ばれる穴を、それぞれ2つ持っています。
この穴が出来た事でその下部の骨が細いアーチ状になっていますが、これを解剖学では「弓」と呼んでいます。
このため学名は「二つの弓 = 双弓類」と名付けられました。
・アグスティニア・・・・1億1600万年~1億年前に生息していました。
全長約15mです。
アグスティニアは竜脚類の恐竜としてはとてもユニークな姿をした恐竜で、背中にある長い棒状の突起は2列に並んでおり、これは剣竜類を連想させる特徴で、皮膚は「皮骨(ひこつ)」と呼ばれる大きな骨の塊で覆われていて、この特徴はまるで鎧竜類の恐竜のようだと言えます。
③-3竜脚形亜目(Sauropodomorpha)・・・・竜脚形亜目(りゅうきゃくけいあもく)は、プラテオサウルスに代表される原竜脚下目 とディプロドクス、ブラキオサウルスなどに代表される竜脚下目で構成されています。
恐竜の出現する三畳紀後期から白亜紀末期に至るまで長期間にわたり大いに繁栄を続けたグループです。
・ディプロドクス・・・・新竜脚類で、1億2400万~1億1000万年前に生息していました。
全長25~30mです。
ディプロドクスは歴史に名の残るアメリカの実業家である「アンドリュー・カーネギー」がかつて地球を歩いた生物の中で最も大きい種を発見するという目的をかかげ、その結果、アメリカで発見された生物がこのディプロドクスでした。
ディプロドクスの体の特徴は非常に長い首と尾であり、特に尾に関しては竜脚類の恐竜の中でも異常なほど長く、普通の竜脚類の尾椎骨が40個程度ですが、このディプロドクスの尾椎骨は80個にも達していました。
④鳥盤目 (Ornithischia)・・・・恥骨が後ろを向く骨盤を持つ恐竜の仲間で、剣竜、曲竜、角竜、さらにカモノハシ竜をはじめとする鳥脚類等が含まれています。
ほとんど全てが植物食の恐竜で占められ、三畳紀後期から白亜紀末に至る非常に長い期間にわたって生息していたそうです。
鳥類も恥骨が後を向くため、この名称がついているそうです。
④-1鳥脚亜目 (Ornithopoda)・・・・鳥脚類は、イグアノドン、ヒプシロフォドン、パラサウロロフスなどに代表される、主に二足歩行の鳥盤目に属す草食恐竜の分類群です。
分類学上は亜目の階級を与えられ、鳥脚亜目となります。
中生代ジュラ紀前期から白亜紀末までの間、南極大陸を含むほぼ全世界に分布していたそうです。
・オウラノサウルス・・・・イグアノドン類、ゲナサウルス類、ケラポッド類で、1億2500万年~1億1200万年前に生息していました。
全長約7mです。
オウラノサウルスは有名なイグアノドンと似た四足歩行の恐竜ですが、相違点としては背中に最大で1mに達する突起があり、そこに皮膚が覆われて帆のような形になった部分があるという点がイグアノドンとの大きな違いです。
また、この帆のような部分は熱を放出し、体温を調節する役目を持っていたとされ、その仕組みは帆のような皮膚の中を血液が多く走っており、それを空気にさらして冷やすというものであったようです。
・ヒプシロフォドン・・・・ゲナサウルス類、ケラポッド類で、1億3000万年~1億1500万年前に生息していました。
全長約2.5mです。
ヒプシロフォドンは1849年に化石が発見された恐竜ですが、発見されてから約40年間はイグアノドンの幼体だと考えられていた為、新種の恐竜と認められ、トマス・ヘンリー・ハックスリーによって改めて「ヒプシロフォドン」という名前がつけられたのは1889年になってからだそうです。
④-2周飾頭亜目(Marginocephalia)・・・・恐竜類鳥盤目の中の一グループであり、角竜類と堅頭竜類(パキケファロサウルスなど)を含んでいます。
これらの恐竜は全て草食性であり、2本足もしくは4本足で歩行し、頭蓋骨の後部に突起やフリル様の構造を持つ点が特徴です。
このグループはジュラ紀に出現し、白亜紀後期には繁栄を遂げ、特に北半球(ローラシア大陸)に広く分布するようになりました。
・アーケオケラトプス・・・・角竜下目、恐竜上目で、1億4000万~1億2000万年前に生息していました。
全長50~90cmです。
アーケオケラトプスは1992年に中国の甘粛省(かんしょうしょう)で、中国と日本の共同調査によって最初に化石が発見された角竜類の恐竜です。
名前の意味は「古代の角のある顔」です。
アーケオケラトプスは原始的な種であるとされ、北アメリカ大陸で化石が発見されているトリケラトプスなどの進化した角竜類の先祖ではないかと考えられています。
④-3双弓類(Diapsid )・・・・双弓類(そうきゅうるい)は、双弓亜綱 :(そうきゅうあごう Diapsida)とも言い、四肢動物のグループ(分類群)の一つです。
頭蓋骨の両側に側頭窓 (temporal fenestra) と呼ばれる穴を、それぞれ2つ持っています。
この穴が出来た事でその下部の骨が細いアーチ状になっていますが、これを解剖学では「弓」と呼んでいます。
このため学名は「二つの弓 = 双弓類」と名付けられました。
・テノントサウルス・・・・爬虫綱、ゲナサウルス類で、1億2200万~1億1000万年前に生息していました。
全長6~8mです。
テノントサウルスの名前は「腱のトカゲ」という意味で、かつてはヒプシロフォドン科の恐竜だと考えられていましたが、現在ではイグアノドンの遠い親戚ではないかと言われています。
しかし、イグアノドンとはいくつかのいくつかの共通点はありますが、テノントサウルスは前脚が長くて首は短めで尾が非常に長いなどのイグアノドンとは異なる点があり、名前の由来ともなっている大きく発達した腱の束が背骨に沿って伸びているなどの特徴が見られます。
④-4角竜下目もしくは角竜類 (Ceratopsia) ・・・・トリケラトプス(Triceratops)に代表される角を持ったサイのような恐竜、ケラトプス類とその祖先、またオウムのようなくちばしの小型恐竜プシッタコサウルス (Psittacosaurus) からなる草食恐竜の分類群です。
グループ名の由来となった恐竜ケラトプスとはceras(角)、ops(顔)で、角のある顔という意味です。
・プシッタコサウルス・・・・ケラポッド類、ゲナサウルス類、周飾頭類(しゅうしょくとうるい)で、1億2500万~1億年前に生息していました。
全長1~2mです。
プシッタコサウルスは頭部の先端にあるくちばしが特徴的な小型の恐竜で、これと同じ特徴を持つ、トリケラトプスやスティラコサウルスなどの大型草食恐竜の祖先であるとされています。
また、プシッタコサウルスは恐竜とは言っても体重は25~70kg程度であったと考えられており、成長した個体でも生まれたばかりの象と同じ位の体重しかありませんでした。
⑤翼竜目 (Pterosaulia)・・・・翼竜 は、中生代に生息していた爬虫類の一目、翼竜目に属する動物の総称です。
初めて空を飛んだ脊椎動物だそうです。
・ズンガリプテルス・・・・プテロダクティルス類で、1億5000万~1億年前に生息していました。
翼開長約3mです。
ズンガリプテルスは中国で最初に発見された翼竜であり、学名は発見地であるズンガル盆地の地名をとってもので「ズンガルの翼」という意味になります。
ズンガリプテルスはほっそりとした胴体には似合わないほどの巨大な頭部とアゴを持った翼竜で頭部の後ろ側には小さな角のようなトカサがあり、このトサカは鼻の付近から角の部分まで続いていました。

徳島県の渓谷「大歩危小歩危」

徳島県に、2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる溪谷の「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」があります。

大歩危(おおぼけ)は、吉野川中流域に位置する渓谷(先行谷)です。
吉野川西岸に位置する、徳島県三好市山城町西宇地区の歩危茶屋付近から高知県長岡郡大豊町大久保地区の一部までと、その対岸となる徳島県三好市西祖谷山村の一部を指す総称です。
峡谷そのものを指す場合は大歩危峡(おおぼけきょう)と呼ばれています。
夏季には多くのラフティング・カヤック愛好者を集めるほか、百年以上の歴史がある大歩危峡遊覧船で知られています。
数km下流の小歩危(こぼけ)と共に、大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)として一括りにされることが多いのですが、この大歩危だけ、その間近に見える美しい岩石やV字谷の様子から日本列島の成り立ちがわかる全国的にも貴重な場所として、平成26年3月18日に、国指定の天然記念物に指定され、平成27年10月7日には国指定名勝となっています。
大歩危駅から下流側1キロメートルの国道32号線沿いに「ラピス大歩危」という、岩石・鉱物を展示した博物館があります。
また、こなきじじいの発祥の地とされ、150もの妖怪に関する伝説があり、妖怪村として地域おこしもしています。
地名の由来として、一般には「大股で歩くと危険」が「大歩危」の地名由来とされていますが、本来「ほき、ほけ」は渓流に臨んだ断崖を意味する古語だそうです。
「崩壊(ホケ)」とも書き、奇岩や怪石の多い土地を示しているようです。
「おおぼけ」という音に対して、文化12年(1815年)編纂の阿波史では「大嶂」の字を充てていたそうで、明治6年(1873年)の地租改正の際に当時の三名村は「大歩怪」の字を充てています。
地租改正の際に「こぼけ」には「小歩危」の字を充てており、後に「小歩危」に合わせて「大歩危」と表記するようになったそうです。
大歩危峡の地質は、三波川帯に属し、8千万年~6千万年前にできた変成岩類で構成されています。
大歩危は砂質片岩および黒色(泥質)片岩を主体として構成され、吉野川沿いは砂質片岩が多く露出しています。
変成岩中に礫の原型を留めた礫質片岩が含まれているものもあります。
大歩危の礫質片岩は含礫片岩として徳島県天然記念物に指定され、2014年3月18日には国の天然記念物に指定されました。
また2015年10月7日には「大歩危」として国の名勝に指定され、2018年(平成30年)2月13日には小歩危が追加指定されたうえで「大歩危小歩危」の名称に変更されています。

小歩危(こぼけ)も、大歩危と同じ吉野川中流域に位置する渓谷(先行谷)です。
吉野川東岸の徳島県三好市西祖谷山村新道と三好市池田町川崎の境界付近と、その対岸となる三好市山城町西宇の一部を指す総称でもあります。
峡谷そのものを指す場合は小歩危峡(こぼけきょう)と呼ばれています。
数km上流の大歩危(おおぼけ)と共に、大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)として一括りにされることが多く、「大歩危小歩危」の名称で国の名勝に指定されているほか、剣山国定公園にも含まれています。
小歩危峡の水流は日本一の激流と言われており、夏季には多くのラフティング・カヤック愛好者を集めています。
列車から見る場合には、小歩危駅周辺は、急崖のため、800mの間に7つのトンネルが連続しており、小歩危峡を眺められる時間は極めて短くなっているそうですす。
地名の由来としては、一般には漢字説(「小股で歩くと危険」)が有名ですが、昔から現在の漢字で表記していたわけではなく間違いだそうです。
「ほき、ほけ」は断崖を意味する古語であり、「こぼけ」という音に対して、文化12年(1815年)編纂の阿波史では「小嶂」の字を充てており、明治6年(1873年)の地租改正の際に当時の三名村は「小歩危」の字を充てたそうです。
小歩危峡の地質も大歩危と同じく、三波川帯に属し、変成岩類で構成されています。

P4300071.jpg
大歩危峡は、大理石の彫刻がそそりたっているかのような美しい景観を誇っていますが、前述したように三波川帯の砂質片岩が多く露頭しています。
急流のために、白波がたっているのがよくわかります。

P4300072.jpg
大歩危峡舟くだりです。
大歩危峡の美しい渓谷美を間近で見ることができる「大歩危峡遊覧船」に乗っているところです。
ベテラン船頭さんがガイドをしてくれます。

P4300074.jpg
3月下旬~5月末には、吉野川を悠々と泳ぐ鯉のぼりが見れます。
この時期になると、吉野川の対岸沿いと国道側にワイヤーを張って、各地から寄贈された鯉のぼりを飾ります。
私は、5月に行ったのですが、真っ白く硬質な砂質片岩と、急流のブルーの水の色だけでも素晴らしい景色なのですが、鯉のぼりがあるとまた風情が違いました。
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