大原生林におおわれた愛媛県の面河渓

愛媛県の面河渓を紹介します。

愛媛県の面河渓は、石鎚山の南麓に位置し、大原生林におおわれた断崖・滝・奇岩が続きます。
関門・亀腹・紅葉河原・熊渕などが代表的景勝地で、西日本随一の景勝地として知られています。
自然の芸術品とも言える奇岩や渓流などの景観を楽しむだけでなく、多種多様な動植物、それらを育む天然林など、ここでしか味わえない自然が存在します。
夏は天然のクーラーが楽しめ、秋には美しい紅葉を楽しむことができます。
散策ルートもいろいろあり、それぞれ違った楽しみ方ができます。

【面河本流ルート】
真っ白な花崗岩と、輝く新緑の緑、そして水の青さです。
面河渓の春は秋では味わえない瑞々しい色彩にあふれています。
水深や天候によって水の表情は七色に変化しています。
雪解けの時期は水は一年で最も透き通っています。
紅葉河原と熊渕できれいな「水色」に出会えます。
①五色河原…アーチ型の五色橋の周辺は休憩スポットが集まる面河観光の中心地です。
滑らかな広い川床が、水の青、苔の黒、岩の白、藻の緑に秋の紅葉の赤を加えた五色で彩られることから名付けられました。
ここから本流ルートと鉄砲石川ルートに分かれます。
②紅葉河原…清流の両岸にカエデ類が多く、秋には紅葉と清流が織りなす錦絵のような美しい光景が広がります。
③亀腹…五色河原にそそり立つ高さ100m、幅200mの巨大な花崗岩の壁です。
大きな亀の腹のように見えることからネーミングされたそうです。

【面河支流・鉄砲石川ルート】
絶景、亀腹を見上げると4月中旬~下旬にアケボノツツジがあります。
五色河原に架かる橋を通り抜けてから、花崗岩をくりぬいたトンネルを抜け、鉄砲石川へと続きます。
キャンプ場に下り、川まで進むと、対岸の岸壁にはカエデのような形に電気石が結晶した紅葉石を見ることができます。
花崗岩の節理がつくり出したお月岩、兜岩、鎧岩など、このルートでは変わった石の姿を楽しめます。
④櫃の底…鉄砲石川ルートをスタートしてすぐ現れる透明度が高く澄んだ滝つぼです。
名前は、お釜で炊いたご飯を保存する「お櫃」にちなんだものです。

【亀腹展望台自然散策道】
「本流ルート」の途中、面河第一キャンプ場近くの登り口から「展望台」の標識に沿って、つづら折りの急坂を登ると、標高866mの亀腹岩山頂に到達します。
展望台からは石鎚山の頂上を一望できます。
この亀腹展望台までの山道はハードです。

【関門遊歩道】
面河山岳博物館の地下駐車場の奥から、通天橋まで川沿いに整備された約600mの遊歩道です。
両側に切り立った奇岩が迫る関門や、神秘的な空船橋など、短い散策路に見どころが集まっています。
空船橋から通天橋までの区間は長期間通行止めになっておりましたが、現在は通行可能となりました。
⑤関門…面河川で最も幅の狭い峡谷である関門は、別名・猿飛岩とも呼ばれており、大正時代に忍者ブームを起こした立川文庫のヒーロー・猿飛佐助の名前の由来となったといわれています。
面河山岳博物館のそばには「猿飛佐助発祥の地記念碑」もあります。
⑥空船橋…関門に架かる擬木の橋。空に浮かぶような神秘的な雰囲気が漂う絶景ポイントです。

【面河渓入り口~通天橋ルート】
面河山岳博物館じゃら車道脇を15分歩くと通天橋があります。
途中2つ目のトンネルを抜けた右手側に大きなアケボノツツジがあり、春には見応えがあります。
通天橋から下流には関門の空船橋、上流には巨石の転がる相思渓。雨の日の新緑が最も似合う静かな風景です。

【奥面河ルート】
石鎚山登山道入り口を越えると熊渕橋を渡ります。
難所は「苔の桟道」と呼ばれる巨大な岩肌に取り付けられた木道(2011年に「面河渓を愛する会」により設置)です。
ワイヤーをしっかりつかんで渡らないといけません。
九天の滝、霧ヶ迫滝など小滝を眺めつつ、岩の隙間を抜けると道は巨大な石垣に支えられていることに気づきます。
いつ頃造られたものかはわかっていません。
苔の桟道より奥は通行止めになっています。

面河渓
渓谷美です。


真っ白な花崗岩です。

石川県白山市にある手取峡谷

石川県白山市釜清水町~河原山町にある手取峡谷を紹介します。

釜清水町(黄門橋)から河原山町(対山橋)までの約8kmにわたり、高さ20~30mの絶壁が続いています。
新第三紀中新世の火山活動で形成された、緻密で固い凝灰岩類及び流紋岩類からなり、その地層が手取川の長年の下方浸食により削られ形成された峡谷です。
河床には、急流河川に形成されやすい甌穴(ポットホール)をよく見ることもできます。
また、狭い峡谷の中で、水の流れや岩質の硬軟が浸食の違いにあらわれ、大小の奇岩が散在しています。
ここは、手取キャニオン自転車ロードの途中にあります。
周囲には店も何もなく閑散としています。
黄門橋や不老橋からの眺めが一番いいそうです。
もうひとつの見どころの綿ヶ滝は、まるで綿が落ちるように流れる美しい滝です。
この峡谷を形成している手取川の中流域は、残念なことに峡谷を眺めることができるポイントが限定されています。
駐車場と遊歩道があれば、観光客はどっと増えると思います。

手取峡谷
高さ20~30mの絶壁が続いている手取峡谷です。

沖縄にある「星砂」

沖縄にある「星砂」を知っていますか?

数年前に大流行し、一時期沖縄のお土産として飛ぶように売れたこともあったと思います。
「星砂」とは、星の形をした小さな砂で、昔から沖縄土産の定番となっています。
この「星砂」ですが、実は砂ではありません。
「星砂」の正体は、海に生息している小さな原生動物「有孔虫(ゆうこうちゅう)」の殻です。
星の砂と呼ばれる、星のような形のように、トゲの先端が尖っているものが「バキュロジプシナ」という有孔虫の殻で、太陽の砂と呼ばれる、トゲの先端がまるく、殻もまるみを帯びているものが「カルカリナ」という有孔虫の殻です。
また、円盤状のものは、「マーギノポラ」という有孔虫で、これもしばしば目にすることができるそうです。
「星砂」は、植物プランクトン有孔虫であり、その生き物が死んだ抜け殻が星の砂となります。
星の砂の殻は、炭酸カルシウムの塊で、サンゴ礁の炭素循環であり、海の重要な役割を果たしているみたいです。
有孔虫は原生動物根足虫(こんそくちゅう)類に属する単細胞生物で、体のつくりはきわめて原始的で、糸状の管を殻から出して食物を採り、海面を漂いながら生きています。
有孔虫の死後、いったん殻は海底に溜まりますが、後に浜に打ち上げられてサラサラに乾燥し、私たちが見かける「星砂」になります。
「星砂」は、私が毎年のように遊びに行っていた30年以上前は本島でも見たことがありましたが、今はどこででもは見つけられないようです。
「星砂」を採ることができるのは、西表島、竹富島、鳩間島が殆ど占めています。
その他にも、久高島や波照間島などもあり、それぞれに採れやすいビーチが存在しているようです。

「星砂」が沢山採取できると有名なビーチ・オススメの星砂スポットを紹介します。
①竹富島の皆治浜(星砂浜)
カイジ浜(星砂浜)は星砂がよく取れるとても美しいビーチです。
エメラルドグリーンの海を眺めながら、砂浜星砂を探すのは子どもだけでなく大人も楽しめますし、何より癒されるそうです。
小さい子供でも、一生懸命探せば星砂を見つけることができる場所です。
②八重山諸島の島、鳩間島
西表島から約10分、石垣島から高速船で約40分ほどのところにある日帰りが出来る離島です。
鳩間島の一周の距離は約4km、人口は2016年7月の時点では43人ほどの小さな島です。
鳩間島にあるビーチでは星砂を見つけることができます。
鳩間島でも人気の高い「島仲の浜」では星砂が見つけやすいことでも有名ですし、集落や宿からも一番近いビーチなので、気軽に立ち寄ることができます。
星砂の量もかなり多いそうです。
③波照間島のぺー島
波照間島の人気の島はニシ島ですが、その隣のペー島にある「ぺー浜」は穴場スポットです。
ニシ浜には沢山の観光客がいますが、ぺー浜は全然人がいないので、きれいなビーチをのんびりと満喫できます。
ただ、ぺー浜へ行くのには、案内がないので迷ってしまうかもしれません。
そんな時は、ぺー浜入り口近くにあるハマシタン群落に向かい、そこの脇道からペー浜へ行くことが出来ます。
こちらのビーチも星砂が沢山あり、すぐに見つけることができます。
波照間島は、日本の最南端の島なので、人口の灯りが少ないこともあり、夜になると満点の星空を見ることができます。
星砂探しを満喫したあとは、満点の星空を観て癒やされるそうです。
④久高島のウパーマ島
久高島にある一番広いビーチです。
久高島に行くには那覇から車で約1時間のところにある安座間港から船で約20〜30分程度で行くことができます。
ウパーマ浜は港からは遠いエリアにあるので、自転車などをレンタルする必要があります。
ウパーマ浜は岩が沢山ある砂浜で、トイレやシャワーといった設備は整っていません。
ここは、砂を手にとって見るとすぐに星砂が見つかるほど沢山あります。
久高島は昔から神の島と呼ばれ、植物や浜の石ころ1つでさえ持ち出し禁止なので、星砂も持ち出し禁止の可能性がありますので注意が必要です。

星砂
これが「星砂」です。

ウクライナ、クレベンにある「恋のトンネル」

ウクライナ、クレベンにある「恋のトンネル」を紹介します。

「恋のトンネル」(こいのトンネル、ウクライナ語: Туне́ль Коха́ння, Tunel Kokhannya)は、ウクライナのクレベンとオルツィヴを結ぶ鉄道の区間です。
緑のアーチで囲まれており、長さは約5kmあります。
樹で囲まれたトンネルは、地元で「the Tunnel of Love」つまり、「恋のトンネル)」と呼ばれています。
下の写真を見る限り、廃線と思われた方も多いと思うのですが、しっかりと運搬用路線として使われています。
この緑のトンネルは、3kmのみ地元の工場に向かうための私鉄として使われています。
そして電車は、1日に3回通り抜けるそうです。
行ってみたいと思う人もいると思いますが、この観光名所は最寄り駅の「クレベン」から、この「恋のトンネル」まではバイクや車などの交通手段がないと辿り着けない距離に位置しています。
そして、チェルノブイリから直線で約360Kmに位置しています。
立ち入り禁止区域などには指定されておりませんので行く事はできます。
・リヴィウのバスターミナルよりルーツク行きのバスに乗車(4時間程度)
・ルーツクからリブネ行きバスに乗車(1時間程度)
・クレベン周辺で下車
・クレベン駅までの乗り合いバン乗車又はトンネルまで徒歩
バスの乗車時間だけでもかなり長時間になる為、丸1日を「恋のトンネル」観光で費やすと考えた方が良いようです。
また「恋のトンネル」への到着時間も考え、朝早くから出発しないと中々観光するには厳しいスポットみたいです。
道中が不安な方や道に迷いそうな場合は、ウクライナのタクシーは日本に比べ比較的安価なので、途中でタクシーを利用する方がいいかもしれないとのことです。
このトンネルには言い伝えがあり、愛し合っている恋人同士が手を繫ぎトンネル歩けば「2人の愛は永遠に続く」、「一生を共に歩んでいける」と言われています。
また、恋人のいない方はこのトンネルをくぐると、素敵な相手が見つかるとも言われています。

恋のトンネル
線路がガタガタで心配になりますが、電車は、1日に3回通り抜けるそうです。
電車が通る事によって木々が擦れて、この様な自然なトンネルが長さ3kmに渡って形成されたそうです。
日頃から刈り込んで手入れされているわけではないそうです。

松山に走っている「坊ちゃん列車」

松山に走っている「坊っちゃん列車」を紹介します。

「坊っちゃん列車」は、現在、
①大手町線・城南線の古町駅から道後温泉駅まで
②花園線・城南線の松山市駅前から道後温泉駅まで
の2区間で運行しています。
途中の停車電停はJR松山駅前、南堀端、松山市駅前、大街道、上一万です。
南堀端・上一万では降車のみ可能です。
なお、起終点の、古町駅・道後温泉駅・松山市駅前では、手動での機関車の方向転換が見られます。

「坊っちゃん列車」は、非電化・軽便鉄道時代の伊予鉄道に在籍した蒸気機関車 (SL) および、そのSLが牽引していた列車でした。
1888年10月28日に伊予鉄道が松山(現在の松山市) - 三津間を762mm軌間で開業した際に、ドイツ・ミュンヘンのクラウス社製B形蒸気機関車(甲1形)2両で運行を開始したそうです。
牽引される客貨車も鉄道開業に伴う資材調達全般を請け負った刺賀商会の手配でドイツから輸入されたそうですが、これらはあまりの小型なので、分解されず、完成状態のまま木箱に詰めて納品されてきたという逸話が残っています。
その後、路線開業で順次機関車・客貨車共に増備が進み、また1900年の南予鉄道と道後鉄道の合併もあって車両数は激増していったそうです。
繁栄もあれば衰退もあり、伊予鉄道の蒸気機関車は、ディーゼル化により1954年に運行が終了しています。
現在の「坊っちゃん列車」は、2001年より、伊予鉄道により松山市内の軌道で復元運したもので、もちろん蒸気機関車ではなく、動力はディーゼルです。
「坊っちゃん列車」の由来は、夏目漱石の小説「坊つちやん」の中で、軽便鉄道時代の伊予鉄道が「マッチ箱のような汽車」として登場しており、四国・松山の中学校に赴任する主人公の坊っちゃんがこれに乗ったことから、「坊っちゃん列車」と呼ばれるようになったそうです。

PB170010.jpg
道後温泉駅で手動での機関車の方向転換を行っていました。

PB170009.jpg
横から見たところです。

PB170011.jpg
運転中です。
煙は出ていません。
最新記事
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム
QRコード
QR