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集中豪雨のあとは、焼け付くような日々が続き、そして今度は台風です

集中豪雨のあとは、焼け付くような日々が続き、そして今度は台風です。

今度の台風12号は、今までの常識的なルートである。西から東へと進んでいくのと違い、東から西へ向かってくるルートのようです。
これは、夏の高気圧が朝鮮半島から北日本方面を覆っていて、この高気圧に行く手を阻まれるような形で台風12号は南よりの進路へと変わってきたようです。
そして、東海沖を西へ進む寒冷渦との相互作用で、28日(土)になると西よりに進路を変える見込みとなっています。
最新の予報では東海沖から紀伊半島、西日本方面を通過するルートとなっているようです。
こうなると、愛媛県では石鎚山の恩恵も受けられず、ノーガードで豪雨に対峙しないといけないことになります。
広島県や岡山県も同じですが、西日本豪雨の被災地で、なんとか治まってきたところでも、また被害が出るかも知れません。
被害がないことを祈っています。


このような台風12号のルートです。


シュミレーションでは、ほとんどが被災地に向かうルートになっています。

今年の異常な暑さは「災害」

昨日は、一年で最も暑さが厳しいとされる「大暑」でした。

松山では、ものすごく暑いと感じたものの、最高で33.7度でした。
でも、日本列島は松山どころではありませんでした。
午後2時23分に埼玉県熊谷市で国内の観測史上最高となる41.1度を記録したそうです。
また、午後1時29分には東京都青梅市で都内初の40度超えとなる40.8度を記録したそうです。
そして、暑い日が続いている岐阜県多治見市でも午後1時40分に40.7度を記録するなど、各地で猛烈な暑さとなったようです。
国内の過去最高は、2013年8月の高知県四万十市の江川崎で観測した41.0度で、東京都内の過去最高は04年7月に東京都心と練馬区で観測した39.5度でした。
午後5時までの主な各地の最高気温は、甲府市が40.3度、埼玉県寄居町と群馬県桐生市が39.9度です。
東京都心は39.0度、名古屋市39.6度、大阪市37.2度です。
西日本豪雨の被災地でも午前中から気温が上がり、愛媛県大洲市で35.9度、広島市安佐北区で36.0度、岡山県倉敷市で35.2度を記録しています。

熱中症対策は深刻です。
今年の1月に真夏のオーストラリアに行きました。
出発の前の日の1月9日のニュースで、熱波の影響により、ニューサウスウェールズ州シドニー西部のペンリスで最高気温が47.3度に達したと発表がありました。
シドニー周辺では1939年に西部リッチモンドで47.8度の最高気温を記録して以来、79年ぶりの高い気温だということで、どんな準備をして行こうかと悩んだしだいです。
1月11日に、西オーストラリアのパースに着いて、そこから延々1200kmの道のりをシャークベイへ向かって行ったのですが、そこの道のりの暑かったこと。
車の中でも外の熱風が感じられました。
トイレ休憩では、車から降りた瞬間に汗が出まくっていました。
私が一番見たかった観光地のストロマトライトでも、30分も外にはいられませんでした。
「焼けつく太陽」とはまさにこのことで、これが40度以上の暑さだと思います。
松山では33.7度でも、ものすごく暑いと感じたけれど、比べると、大洲市では2度も高いし、熊谷市では7度以上も高い気温です。
これぐらい暑いと災害なので、高校野球を含めて、過激な運動や仕事は時間制限を設けるのがいいのかなと思ってしまいます。

松山では、今日も猛暑です

松山では、今日も猛暑が続いていますが、松山だけでなく、日本列島全体で猛暑です。

3連休最終日の16日も東北から九州にかけて高気圧に覆われ、岐阜県揖斐川町では今年最高となる39.3度を記録したそうです。
共同通信の集計では、熱中症とみられる症状の救急搬送は全国で2020人に上り、新潟、愛知、静岡、三重の各県で5人が亡くなり、3連休では計5616人が搬送され、搬送当日に亡くなったのは14人だったそうです。
西日本豪雨の被災地においても、軒並み30度以上の真夏日となり、35度を超えた地点もあります。
愛媛と、岡山、広島の3県では計137人が熱中症の疑いで搬送されました。

気象庁によると、朝から気温の高い状態が続き、全国927観測点のうち646地点が真夏日になり、うち186地点が猛暑日となったそうです。
岐阜県の揖斐川町は午後2時すぎに今年最高となる39・3度を記録し、多治見市と岐阜市も午後3時までにそれぞれ39・0度を観測しました。
15日の最高気温(揖斐川町や京都府福知山市の38・8度)を抜きました。
岐阜県美濃市や郡上市、群馬県伊勢崎市で38・8度、愛知県豊田市で38・7度と続いています。

そして、西日本豪雨によって亡くなった人は、16日午後7時半現在、14府県で計214人、安否不明者は4県で計18人となっています。
一方、被災地では3連休の最終日も、厳しい暑さが続き、岡山県高梁市で37・3度を記録するなど、各地で35度以上の猛暑日となり、熱中症の疑いで救急搬送される人が相次いでいました。
広島県では16日、坂町などで新たに2人の死亡が確認され、県内の犠牲者は計102人となりました。
広範囲が一時水没した真備(まび)町地区のある岡山県倉敷市で36・1度でした。
肱川が氾濫した愛媛県大洲市で35・5度でした。
土石流が発生した広島市安佐北区で35・1度でした。
3連休中愛媛、広島、岡山の3県で活動したボランティアは、少なくとも計約3万3000人に上ることが各県の社会福祉協議会への取材で判明したそうです。
総務省消防庁の16日正午現在のまとめでは、16府県で約4800人が避難生活を続けています。
また、厚生労働省によると、同時点で愛媛、広島、岡山の3県で約15万9000戸が断水しているようです。
まだまだ暑い日が続きます。
大変な時に水害にあったものです。
大量にごみが発生していますが、これも前日まで使っていた冷蔵庫やテレビや食器棚などです。
なければ困るものは、また買わなければなりません。
家や土地の被害だけでなく、生活必需品や大切な思い出の品々まで流されてしまった人も多いことと思います。
そんな中、このような猛暑です。
私たちは、「頑張ってください」としか言うことはできないのですが、くれぐれもお体には気をつけて頑張ってください。

記録的な豪雨による愛媛県の被害

先週の木曜日から記録的な豪雨でした。

他の府県でもものすごい被害の状況ですが、愛媛県内でもこれまでに21人が亡くなっており、今も4人の行方がわかっていません。
建物やインフラ、農業などの被害も相次いでいます。
愛媛県でも、行方不明者の安否の確認と被害状況の把握を急いでいます。
愛媛県内は、前線の影響で記録的な豪雨になり、宇和島市や松山市の離島、今治市などで土砂崩れが相次いだほか西予市や大洲市を流れる肱川が氾濫するなど各地で災害が起きました。
前述したように、これまでに、宇和島市と西予市、大洲市、松山市、今治市の5つの市で小学生を含む21人が亡くなりました。
宇和島市吉田町では、9歳の男の子1人を含む4人の行方がわかっていません。
住宅など建物の浸水も相次ぎ、県によりますと、8日夕方までに確認されているだけで、大洲市や西予市、内子町など、合わせて13の市と町で、床上浸水が3113世帯、床下浸水が1754世帯にのぼっています。
また、土砂崩れで水道管が壊れたり浄水場が被害を受けたりした影響で、8日夕方の時点で、大洲市や宇和島市、上島町など、13の市と町で、合わせて2万7979世帯が断水しています。
このほか、建物の損壊や農業被害なども起きていますが愛媛県は、被害の状況が十分に把握できていないとして、行方不明者の安否の確認と被害状況の把握を急ぐことにしています。
県内では、現在では大雨の恐れはなくなりましたが、この先1週間は厳しい暑さになる見込みなので、被災した地域では熱中症など健康管理にも十分注意が必要となります。
愛媛県の各地での記録的な豪雨は下表に整理しましたが、とんでもなく高い数値です。
宇和島では、7/7に時間雨量で59.5mmを記録しています。
松山での年間降水量の平均は1000~1500mmです。
松山では、この4日間で361.5mm降っているので、この数値だけでものすごい豪雨というのがわかると思います。

松山宇和島近永愛南西予石鎚山
7/5343980.522.570.5103
7/620688.513240178224
7/7108.5179205.5124.5229118.5
7/81367.569.51156223



大分県中津市耶馬渓町の大規模な土砂崩れ

大分県中津市で、斜面崩壊のニュースが入ってきました。

斜面崩壊は、4月11日午前3時50分頃だったそうです。
大分県中津市耶馬渓(やばけい)町金吉(かなよし)という集落で「裏山が崩落して何軒かが土砂にのみ込まれた」と市消防本部に通報がありました。
崩壊の規模は、幅200メートル、高さ約100メートルという大規模な土砂崩れです。
でも、斜面崩壊の誘因である地下水の状況ですが、山崩れがあったこの耶馬渓町は、ここ数日、まとまった雨は降っていなかったそうです。
大分地方気象台によると、土砂崩れがあった中津市耶馬渓町のアメダスの観測地点で、まとまった雨が降ったのは、約3週間前だそうです。
3月19~21日で計約70ミリを観測して以後は雨はほぼ降らず、4月10日までの1週間は、6日に4・5ミリ、7日に1・5ミリの雨が観測されたものの、8日から10日までの3日間は0・5ミリ以上の雨は観測されませんでした。
それなのに、なぜ斜面崩壊が起きてしまったのでしょうか?
ヘリで上空から現場を見た福岡大の教授である村上哲さんは(防災地盤工学)は、崩れた山の斜面に水が湧き出ていたり、水が流れたりしていることに注目しています。
「山がため込んだ地下水のため、土砂崩れが起きたのではないか」と話していました。
地元の建設会社幹部(41)によると、現場周辺は水がたまりやすく地盤が緩いことが、地元の建設関係者の間で知られていたそうです。
村上教授はさらに、現場付近は山頂が平らで、水がたまりやすい崩積土の斜面だと分析しています。
急斜面のため崩れやすく、岩盤との境に沿って滑り落ちたと推定されています。
これを裏付けるように、数日前から山に異変があったそうです。
土砂崩れに巻き込まれた男性が数日前から「裏山から石が落ちてくる」と話していたそうです。
山が2、3日前から「ゴー」と地鳴りがしていたとの証言もあります。
村上さんは「なぜこのタイミングかは検証が必要だが、地下水に加え、地盤の風化などさまざまな要因が積み重なったのでは」とみています。
また、九州大大学院の教授である三谷泰浩さん(地盤工学)は、現場が溶岩台地で、川に沿って風化した山の斜面が浸食される「耶馬渓特有の現象」と分析しています。
垂直方向に地盤の割れ目があり、その割れ目に沿うように、まず地盤が滑り落ちたと推定しており、崩落地点のさらに上部には亀裂も確認されています。
三谷さんは「雨が降ったり、崩れた土砂を除去したりすれば、さらに崩れる恐れもある。二次災害に十分な注意が必要だ」とさらに警戒を呼び掛けています。
私は、斜面崩壊には常に豪雨が隣り合わせという印象をもっています。
でも、3週間も前に約70ミリ降ったくらいでもこのような大規模な土砂崩れが起こってしまったという現実を知ると、地形や地質構造と地下水の賦存との関係をもっともっと研究する必要があると思います。

山が崩落し、民家が土砂に埋まった現場=11日午前10時33分、大分県中津市(本社ヘリから)

山が崩落し、民家が土砂に埋まった現場=11日午前10時33分、大分県中津市
(西日本新聞本社ヘリから)


崩壊の現場の地質構造は複雑なようです。
地盤工学の専門家は、火山性の地盤の風化が素因で、あとは地下水の賦存が誘因になっているとのことでした。


斜面と民家との配置図です。
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