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ムー大陸の謎

ムー大陸は、今から約1万2000年前に太平洋にあったとされる失われた大陸とその文明のことです。
イースター島やポリネシアの島々を、滅亡を逃れたムー大陸の名残であるとする説もありますが、決定的な証拠となる遺跡遺物などは存在していません。
海底調査でも、巨大大陸が海没したことを示唆するいかなる証拠も見つかっておらず、伝説上の大陸であるとされています。
ムー大陸が存在した証拠として、イースター島には資源に乏しいにも関わらず大規模な石造があることが挙げられることもありましたたが、かつてのイースター島は森林資源が豊富で、森林伐採の挙句文明が滅んだことが現在ではわかっている為、論拠に乏しいものです。

伝えられている伝説のムー大陸の大きさは、東西8000km、南北5000kmで、現在のハワイ諸島やマリアナ諸島、イースター島など太平洋の島々はムー大陸の一部で元は陸続きになっていたのではないかとされています。
人口は6400万人を数え、7つの大都市があり、異なる10種類の民族が住み、石畳の通路、宮殿、神殿などの大石造建築物が多く、高度な文明をもっていて、世界中の国と貿易をしていたとのことです。
そして、宇宙創造神の地上代理人である帝王 「ラ・ムー」が大陸を統治していたとされています。
国民は極めて高度なな学問と文化を持ち、特に建築と航海の術に優れ、そして太陽の象徴を旗印に、世界をその勢力下に置いた大帝国ムーの繁栄は揺るぎなく、国民は幸福に酔いしれていたとされています。
ところが今から約1万2000年前、この超古代文明は突然、一夜で海中に没してしまったのそうです。

ムー大陸の存在が唱えられ始めたのは、1868年にイギリスのジェームス・チャーチワードという軍人がインドに訪れたときに、ヒンドゥー教の僧侶に寺院の地下にあった「ナーカル碑文」という粘土板の古文書の解読を依頼され、その解読の結果ムー大陸について書かれていることがわかり、それを1931年に彼が「失われたムー大陸」という著書で発表したのが始まりだと言われています。
ムー大陸について色々ある中で最大の謎は一夜にして沈んだとされている点です。
これについては色々な説があるのですが、一番有力と考えられているのがガスチェンバー現象というもので、ムー大陸の火山が噴火し、その時地下に充満していた火山ガスに引火して爆発し、元々ガスがあった空洞が崩れてムー大陸は一夜にして滅びてしまったとされています。
しかし一方では、太平洋の島々は文化において共通点はあったのですが、ムー大陸は初めからなかったのではないかという説もあり、これについて少し前まで昔の技術で太平洋を横断することはできないとされていましたが、実験でカヌーやいかだでの遠洋航海に成功していることから、太平洋の島々をカヌーなどで行き来し、ムーの文化を築いていった事も考えられています。


ムー大陸があったとされている太平洋上です。
しかし、こんなにも大きい大陸が一夜にして沈むとは考えられません。
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