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地質用語(34)

地質用語及び関連用語をまとめてみました。
前回に引き続き、(き)から始まる用語です。

・気候型 (きこうがた)
気候は地域により異なりますが、その中に類似性,共通性を見つけて分類することができます。
分類された気候のそれぞれの特徴を気候型と言い、大陸気候,海洋気候,熱帯気候,温帯気候,砂漠気候,季節風気候,都市気候などに分けられます。
・気候区 (きこうく)
気候区とは、共通の気候型をもつ一続きの地域のことで、気候帯を気温・降水量などの細かい特徴によってさらに区分したときの各地域のことです。
・気候区分 (きこうくぶん)
気候区分は、気候分類とも言い、ケッペンやソーンスウェイトによってなされた、地球上の各地の異なる気候をその特徴によって分類することを言います。
・気候係数 (きこうけいすう)
気候係数とは、土壌生成に影響する気候データを総合して、単純な数値で表現した値のことです。
・気候好転期(きこうこうてんき)
気候好転期は、気候最良期とも言い、高温期のうち、最も温暖だった時期のことです。
・気候最良期(きこうさいりょうき)
気候最良期は、気候好転期のことです。
・気候誌 (きこうし)
気候誌とは、特定の地域や、大陸・海洋などの気候を記述したものです。
・気候図 (きこうず)
気候図とは、各地の気候を白地図上に表した図のことで、気候要素ごとに作られる気温図・降水量図や気候区分図などがあります。
・気候帯 (きこうたい)
気候帯とは、気候がよく似た特徴を示すほぼ同一緯度圏に沿ういくつかの地帯のことです。
最も単純な気候帯は熱帯,温帯,寒帯の三帯で、さらに細分するときは気候区と呼んでいます。
・気候段丘 (きこうだんきゅう)
気候段丘とは、地殻変動によらないで、各種の気象の影響によつて形成されたと思われる段丘の総称ですが、洪水時の段丘は該当しません。
・気候分類 (きこうぶんるい)
気候分類は、気候区分のことです。
・気候変化 (きこうへんか)
気候変化とは、気候変動とも言い、気候の規則的または不規則的な周期的変化で、気候変動,温暖化・乾燥化・寒冷化のように一定の方向を指向したものです。
・気候変化曲線 (きこうへんかきょくせん)
気候変化曲線とは、植物化石・花粉分析などの資料に基づき、地質時代の気候変化を描いた曲線のことです。
・気候変動 (きこうへんどう)
気候変動は、気候変化のことです。
・気候要素 (きこうようそ)
気候要素とは、気候を構成する要素のことで、気温,降水,湿度,風,日照,雲量などの平均値,変動の幅,再現期間などがこれに当たります。
大気中の塵埃(じんあい)量や紫外線の強度などの統計資料も気候要素になります。
・輝コバルト鉱(きコバルトこう)
輝コバルト鉱とは、金属光沢をもち桃色を帯びた銀白色の鉱物で、コバルトの主要鉱石です。
組成はCoAsSでFe,Niなどが少量含まれます。
結晶は六面体,八面体,五角十二面体などがあり、脆く、へき開は完全,硬度5.5,比重6.30~6.34です。
・吉舎安山岩類 (きさあんざんがんるい) 
吉舎安山岩類は、中生代白亜紀の地層で、広島県東部~岡山県西部にかけて分布しています。
岩種は、火山岩類であ安山岩質の火砕岩,溶岩からなり、一部砕屑岩層を伴っています。
・記載岩石学 (きさいがんせきがく)
記載岩石学(petrography)とは、岩石の系統的な記載に対する一般的な語で、野外,岩石標本および,特に薄片の観察を基礎としています。
・木崎岩 (きざきがん) 
木崎岩は、ソーダ質石英斑岩で、中生代白亜紀の亜アルカリ岩質の仁科花崗岩の一部です。
長野県木崎湖西南部に分布し、新鮮な面は暗灰色で、石英・長石の斑晶が多く、細かい黒雲母の集合体が斑点状を示しています。
・木崎湖 (きざきこ)
木崎湖は、長野県大町市にある、仁科三湖のうちのひとつで、最も南側に位置する湖で断層湖です。
・擬似グライ化作用 (ぎじグライかさよう)
擬似グライ化作用とは、地下水位の季節的変動によって酸化・還元が反復される場合、鉄錆色と鉄が還元溶脱した灰色の部分からなる土層が形成ることを言います。
・擬似グライ土 (ぎじグライど)
擬似グライ土とは、非常に緻密なシルト状の土壌で、乾燥と水浸しが交互に行われたものを言います。
・基質 (きしつ)
基質とは、一般に岩石の粒度が明瞭に異なる構成物質からなる場合に、その細粒部分で作られる素地の部分のことです。
斑状組織をもつ火成岩の石基の部分、礫岩や砂岩の粒子の間を埋める細粒の粒子よりなる部分、などがあり、火成岩の基質は特に石基と呼んでいます。
・黄島貝塚 (きしまかいずか)
黄島貝塚は、岡山県邑久郡牛窓町黄島にある縄文時代早期の貝塚のことです。
・杵島層群 (きしまそうぐん)
杵島層群は、新生代古第三紀漸新世の海成層で、佐賀県杵島~唐津炭田に分布しています。
層厚は約1000mで、岩種は、下部が砂岩、中部は砂岩・泥岩互層、上部は泥岩が優勢です。
・貴蛇紋 (きじゃもん)
貴蛇紋とは、蛇紋岩や蛇灰岩の装飾用石材名です。
蛇紋岩は、三波川結晶片岩中に、レンズ状の岩体として挟まれて分布しています。
この岩石は三波川変成作用とほぼ同時に貫入した橄欖岩体が、角礫状破砕を受けて蛇紋岩化し、これに炭酸化作用が働いてできたものと考えられています。
蛇紋岩は、大理石と同じように建築石材として用いられ、埼玉県秩父郡皆野町が産地として知られています。
特に国会議事堂に使われた貴蛇紋が有名ですが、今はほとんど入手できません。
・紀州鉱山 (きしゅうこうざん)
紀州鉱山とは、紀州一帯にあった三重県の三和鉱山や大谷山銅山、楊枝山銅山など数々の中小鉱山の総称です。
産出鉱物は主に銅で、金、銀、鉛も産出しました。
1951年には良質の方鉛鉱の鉱脈が発見されたりしましたが、1978年(昭和53年)に閉山しています。
・貴州珊瑚 (きしゅうサンゴ)
貴州珊瑚は、ケイチョウフィルムとも言い、中国南部の貴州付近で採れるサンゴの化石のことです。
・擬樹枝状構造 (ぎじゅしじょうこうぞう)
擬樹枝状構造とは、交代作用によって生じた鉱物の連晶構造の一つです。
・基準楕円体 (きじゅんだえんたい)
基準楕円体は、準拠楕円体とも言い、緯度経度を決めるために定められた地球の形をいい、平成14年の測量法の改正では、この形の変更などで緯度経度の基準等の変更がありました。
・基準電界 (きじゅんでんかい)
基準電界とは、電気探査で、大地が均一であるときに生ずる電界のことです。
・基準点 (きじゅんてん)
基準点とは、地球上の位置や海面からの高さが正確に測定された三角点、水準点、電子基準点等を言います。
地図の作成や各種測量の際の基準・基礎となる点として使われます。
・基準面 (きじゅんめん)
基準面とは、物体を立体的にみる場合、基準となる面のことです。
測量に用いられる多くの基準点の高さは東京湾平均海面を基準面として表わされます。
・擬晶 (ぎしょう)
擬晶とは、双晶の結果、本来は対称性が低い結晶が見かけ上でより高い対称性をもつように見えるものを言います。
・気象学(きしょうがく)
気象学(meteorology)は、気象に関する学問のことで、地球内または惑星内の大気中における個々の流体現象を研究する自然科学の一分野であり、現代では大気科学(atmospheric science)と言われることもあります。
・気象潮 (きしょうちょう)
潮汐は月・太陽の起潮力によって起こされる規則的な海面水位変化ですが、気温・水温の変化、気圧の変化等によっても水位が変化します。
この気象的な原因で 起こる水位変化の中で、一定の周期をもって規則的に起こるものは、通常、潮汐の分潮の中に含めて扱い、このような成分を気象潮と呼んでいます。
・気象庁 (きしょうちょう)
気象庁とは、気象,地震・火山,および陸水・海洋などに関する諸現象の観測,予報,警報,情報の収集などを行う国土交通省(旧運輸省)の外局のことです。
・起震面 (きしんめん)
起震面は、震源面とも言い、深発地震帯の中心を通る仮想的な曲面のことです。
・起震歪力 (きしんわいりょく)
起震歪力とは、地震を起こしたと考えられる震源付近に分布していた歪力のことです。
・基図 (きず)
基図とは、主題図や編集図を作成するときに使う基となる地図のことです。
・汽水(きすい)
汽水とは、海水と淡水が交じり合っていることを言います。
海に流れ込む河川がある場合、その河口付近では海水と淡水が交じり合っていますが、この付近を汽水域といいます。
汽水かどうかの判断は含まれる塩分(塩化ナトリウム)濃度により、塩分濃度が0.05%以下の場合は淡水、3.5%以上の場合は塩水(海水)で、その中間0.05~3.5%を汽水と言います。
・輝水鉛鉱 (きすいえんこう)
輝水鉛鉱は、モリブデナイトとも言い、モリブデンの硫化物から成る鉱物のことです。
六方晶系、色は鉛灰色で金属光沢を呈します。
ペグマタイト・熱水鉱床などに産し、モリブデンの重要な原鉱です。
・汽水湖 (きすいこ)
汽水湖は、塩水湖の一つで、海岸付近にあり、海水の影響により多少塩分を含む湖沼のことです。
淡水湖との区別は、1リットル中に0.5g以上の塩分を含むことで、サロマ湖・浜名湖・宍道湖などがあります。
・気水作用 (きすいさよう)
気水作用は、気水溶液鉱化とも言い、鉱物や鉱石が溶液から生成する場合とガスから生成する場合との中間型の場合を言います。
・黄水晶 (きずいしょう)
黄水晶は、シトリンとも言い、淡黄色で透明な水晶のことです。
黄色は結晶中に不純物として鉄を含むことにより成り、宝石の代用や印材に利用されています。
・汽水生 (きすいせい)
汽水生とは、汽水域に住む生物のことです。
・汽水成層 (きすいせいそう)
汽水成層とは、汽水地域に形成された地層のことで、三角州,潟などでの堆積層のことです。
陸水成層に似て、礫,砂,泥が不規則に混合し、地層の広がりが小さく、クロスラミナ,漣痕,乾裂などがしばしば発達します。
・気水分離 (きすいぶんり)
気水分離とは、地熱坑井より噴出する蒸気が、湿り蒸気である場合には、タービンにこれを導く前に、蒸気と水とに分離することを言います。
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