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地質用語(9)

地質用語及び関連用語をまとめてみました。
前回に引き続き、(え)から始まる用語です。

・烏帽子火山群 (えぼしかざんぐん)
烏帽子火山群は、浅間山の活動に先行して10万年前くらいまでに活動したもので、長野・群馬県境の湯ノ丸山、高峰山、角間山、烏帽子岳(烏帽子山)等の、6個の大小の成層火山と10個の溶岩ドームから構成されています。
・襟裳堆 (えりもたい)
襟裳堆は、襟裳岬の南東約45㎞にある絶好の漁場である海底の大地のことです。
襟裳岬から30~40㎞は大陸棚が続いています。
襟裳堆では、千島海流(親潮)と日本海流(黒潮)の2つの潮が交わり、プランクトンが豊富なことから、多種にわたる暖流・寒流の魚たちが群れる世界有数の漁場となっています。
遠安頁岩層 (えんあんけつがんそう) ⇒ユワンアンけつがんそう
・縁海 (えんかい)
縁海とは、大陸の外縁にあって、列島や半島で不完全に外海の大洋から区画されている海のことで、日本海・ベーリング海などがあります。
・沿海堆積物(えんかいたいせきぶつ)
沿海堆積物とは、海沿いで、礫や砂、泥などの岩石片や鉱物、生物遺骸、火山噴出物、水中の溶解物などが、積み重なったものを言います。
・遠隔残丘 (えんかくざんきゅう)
遠隔残丘とは、準平原上に孤立して突出する山稜のうち、分水界周辺であるために残った残丘を言います。
・沿岸流 (えんがんりゅう)
沿岸流とは、海岸に沿って流れる海水の流れを言います。
長期間にわたり、海岸の砂を一方向に運ぶので、港湾の埋没などの原因にもなっています。
・塩基(えんき)
塩基とは、水に溶けたときに電離して、水酸化物イオンを生じる物質か、酸から水素イオンを受け取る物質のことで、水に溶けるものはアルカリと呼んでいます。
赤色リトマス試験紙を青色に変え、酸と中和して塩と水とを生じ、電離度により強塩基・弱塩基に区別します。
岩石でも、三波川帯などの塩基性片岩があります。
・塩基性化 (えんきせいか)
塩基性化とは、岩石のSiO2成分が減少して,Ca, Mg, Fe, Mn, Tiなどの元素が濃集する作用のことです。
塩基性岩 (えんきせいがん)
塩基性岩とは、二酸化ケイ素の含有量が比較的少なく(45~52パーセント)、マグネシウムや鉄などの成分に富む火成岩の総称です。
橄欖(かんらん)石・輝石・角閃石などの有色鉱物を多量に含み、一般に黒ずんだ色を示します。
玄武岩・斑糲(はんれい)岩などがあります。
・延吉層群 (えんきつそうぐん)
延吉層群は、中生代白亜紀前期の地層であり、中国吉林省延吉に分布しています。
白亜紀前期の地層である日本の手取層群と中国東北部の延吉層群で、類似した足跡化石を発見し、手取層群と延吉層群が同一河川系で形成された地層であるとも言えます。
・円形すべり面 (えんけいすべりめん)
円形すべり面とは、円弧すべり面とも言い、斜面などが、ほぼ円弧状のすべり面を成して破壊する現象のことです。
・塩湖 (えんこ)
塩湖(salt lake、saline lake)は、塩水湖とも言い、陸に閉ざされた湖(内陸湖)の塩分(主成分は塩化ナトリウム)やその他塩類の濃度が通常の淡水湖よりも高くなった湖のことです。
1 リットルの湖水当たりの塩類の総イオン濃度が 3,000 ミリグラム(3 グラム)が塩湖と定義される基準となっています。
・縁溝 (えんこう)
縁溝( Marginal sulcus)は、頭頂葉の内側面にある脳溝。帯状溝の一部で、中心傍小葉と楔前部に隣接しています。
・円弧状三角州 (えんこじょうさんかくす)
円弧状三角州は、弧状三角州とも言い、三角州の平面形で、先端が円弧状に海中に突出した形のものです。
海水の破壊力が小さく、各分流の川口で放出した土砂が海水で少し側方に運ばれた場合、あるいは本流の流路がたびたび変化する場合などに出来ます。
主な円弧状三角州は、ニジェール川、黒部川、錦川(岩国川)などに形成されています。
・燕山運動 (えんざんうんどう)
燕山運動とは、中国で、中世代後期に起こった地殻運動です。
西部ではジュラ紀、東部では白亜紀に起こり、西から東へ波及していきました。
日本では白亜紀に起こっており、日本のものは広島変動と呼んでいます。
・遠日点 (えんじつてん)
遠日点とは、太陽を回る惑星や彗星(すいせい)の楕円軌道上で、太陽から最も離れた位置のことです。
・鉛重石 (えんじゅうせき)
鉛重石とは、タングステンと鉛とを含む鉱石のことです。
化学式は PbWO4 で、正方晶系の結晶を持ち、赤褐色・褐色・淡黄色などで、樹脂状光沢があります。
・炎色反応 (えんしょくはんのう)
炎色反応とは、アルカリ金属やアルカリ土類金属などを炎の中に入れて熱すると、それぞれの元素特有の光を発して燃えることを言います。
・猿人 (えんじん)
猿人は、最古の人類で、約600万~150万年前、アフリカ大陸で暮らしていたとされています。
代表的なものは、アウストラロピテクス、パラントロプスなどで、現在のチンパンジーと同じような体格、体型でしたが、直立二足歩行が可能だったことがチンパンジーなどの類人猿と大きく異なるところです。
遠心含水当量 (えんしんがんすいとうりょう)
遠心含水当量とは、土質試験の一種で、水分の飽和土が、重力の1000倍に等しい遠心力を1時間受けたときの含水比のことです。
・塩水 (えんすい)
塩水は、しおみず、またはブライン(Brine)とも言い、食塩を溶かした水で、塩化ナトリウムの飽和水溶液または飽和状態に近い水溶液のことです。
・円錐貫入試験 (えんすいかんにゅうしけん)
円錐貫入試験は、動的円錐貫入試験とも言い、重さ5kgのおもりを50cmの高さから自由落下させ、コーンを10cm貫入させるのに要する打撃回数により地盤表層部の支持力強度を求める試験のことです。
・円錐形岩床 (えんすいけいがんしょう)
円錐形岩床は、円錐状岩床とも言い、比較的薄い火成岩の岩床の集まりで、円錐を逆さにした形状を示しV型となり、共通の軸と共通の頂点をもっている45度くらいの角度で中心に向い傾斜する岩脈群のことです。
・円錐四分法 (えんすいしぶんほう)
円錐四分法とは、粗く砕いた岩石片を円錐状につみあげ、それを四等分し、そのうちの二つをとり、さらに細かく粉砕し、また円錐状につみあげ、また四等分する。
そのうちの二つをさらに細かく砕く。
これを繰り返して、試料の粒子を細かくしながら、試料の量を減らしていく方法です。
・円錐図法 (えんすいずほう)
円錐図法は、円錐軸と地軸の関係で、以下の3種類に分類できます。
ただし、殆どは正軸円錐図法が一般的で、横軸円錐図法や斜軸円錐図法は使われません。
・延性 (えんせい)
延性とは、物体が、その弾性限界を超えた張力を受けても破壊されずに、引き延ばされる性質のことです。
白金・金・銀・銅・アルミニウムなどに顕著です。
・塩生植物 (えんせいしょくぶつ)
塩生植物とは、海浜・海岸砂丘・塩湖岸など塩分の多い土地に生える植物のことです。
コウボウシバ・ハマヒルガオなどの乾燥型と、マングローブ・アッケシソウなどの湿生型とがあります。
・延性破壊 (えんせいはかい)
延性破壊とは、金属材料の強度より大きな応力がかかり、変形後にちぎれる壊れ方を言います。
・円石藻 (えんせきそう)
円石藻は、海洋性の植物プランクトンで、炭酸カルシウムからなる特徴的な円盤状のプレート(円石)によって細胞が覆われています。
円石の形態的な相違に基づいて種の記載・分類が行われていて、これまでに約200種程が見つかっています。
・沿大陸地向斜 (えんたいりくちこうしゃ)
沿大陸地向斜とは、造山運動を受けて半ば固化あるいは固化を完了した後に正地向斜があった帯に生じた地向斜で、現在の大陸の周辺に発達する地向斜のことです。
・鉛丹 (えんたん)
鉛丹とは、光明丹(こうみょうたん)とも言い、四酸化三鉛(Pb3O4)を主成分とするだいだい赤色粉末です。
顔料として鉄のさび止め塗料に多く使うほか、蓄電池の電極板材料、鉛ガラスや釉(うわぐすり)の原料として利用しています。
・遠地点 (えんちてん)
遠地点とは、月や人工衛星の楕円軌道上で、地球から最も遠い点のことです。
・円柱錫鉱 (えんちゅうすずこう)
円柱錫鉱は、鉛錫アンチモン鉄の硫塩鉱物で、円柱状外形と非整合構造を有します。
・延長川 (えんちょうがわ)
延長川とは、浅海堆積面が地盤の隆起や海水面低下によって海面上に現れると、以前海岸まで注いでいた河川はそのまま流路を延長することです。
・鉛直線 (えんちょくせん)
鉛直線とは、地球表面のある点において、その点を通る重力の方向を示す線のことです。
・遠電極 (えんでんきょく)
遠電極とは、遠方に離した電極のことです。
・煙突岩 (えんとつがん)
煙突岩(chimnery)は、離れ岩(chimnery)及びチムニー (Chimney) とも言い、波の浸食によって陸地と切り離され孤立した岩石を言います。
多くは岩石の節理または断層面などに沿って浸食が働いたものです。
・遠熱水鉱床 (えんねっすいこうしょう)
遠熱水鉱床とは、低温の熱水溶液によって浅い深度に形成された鉱床のことで、鉱床周辺に火成岩類を伴わないことが多く、溶液が非常に遠くに移動したと考えられるため、鉱床と何等かの火成岩体との間の関係は明瞭ではありません。
・鉛筆構造 (えんぴつこうぞう)
鉛筆構造とは、岩石が鉛筆状の破片に破壊されて発達した線状構造のことです。
これは、二つまたはそれ以上の面構造が交差するか、伸びた鉱物の集合体の存在に原因があります。
・塩分検層 (えんぶんけんそう)
塩分検層は、放射能検層の一種で、目的としては、地層中にある塩素の存在と量を決定することと、地層水の塩分と地層の孔隙率が既知であるときに水飽和率を決定することです。
・円磨度 (えんまど)
円磨度とは、礫または砂粒の円味を帯びる程度のことです。
通常は構成岩石の比重と硬度との比をもって円磨率(coefficient of psephicity)を出し、円磨度の概略を示します。
・延命寺断層 (えんみょうじだんそう)
関東大地震で生じた最大の断層である延命寺断層は、千葉県、房州断層の中の最も顕著なものであって、三芳村の中央にある高度50m内外の延命寺丘陵を中心として生じたので、命名されています。
地震当時は、本織区の平群街道地先から番場集落を通り、延命寺丘陵を切断し、さらに館山市江田の水田を経て、三芳村中区の山林にいたる延長約2キロメートルにわたっており、はなはだしい所では約2メートルの高低差を生じていました。
その痕跡は現在、今回の天然記念物に指定した延命寺集落その他に若干残っています。
・塩嶺累層 (えんれいるいそう)
塩嶺累層は、新生代第四紀前期更新世が活動時期にあたり、放射年代は約200万~30万年前です。
長野県諏訪湖南西方に分布し、フォッサマグナ中央部に分布し,隣接する八ヶ岳火山群噴出物も含めるとおよそ250km2にわたる広大な範囲を占めています。
塩嶺火山岩類の地層にて、主に安山岩からなる比較的低平な山体を造り、島弧会合部に多くみられるとされる平坦面溶岩(洪水安山岩)の一例という見方もされています。
・円礫 (えんれき)
岩石の破片のうち、大きさが2mm以上のものを礫と言い、その中で、川原の玉石のような丸いものを円礫と言います。
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