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協力しない自民党

昨日の、菅さんと自民党の谷垣さんとの党首討論をインターネットで聞いていました。
「やめてもらいたい」が前程での党首討論なんて、もともとかみ合うわけはないのですが、その中で、谷垣さんは「がれきの撤去が15%程度しか進んでない」と言っていました。
でも、がれきの撤去ひとつにしても、管轄がばらばらなので、法案を通さないと出来ないこともあります。
福島県の原発で、放射性物質が付着していたがれきの処分方法では、環境省が所管する廃棄物処理法では放射能を帯びた廃棄物は対象外であり、これは、経済産業省や文部科学省が所管する原子炉等規制法では、原子力関連施設の外で放射性廃棄物が大量に発生する事態を想定していませんでした。
一般のがれきの撤去一つにしても、管轄は総務省だったり、経済産業省だったり、また、財務省の了解を得なければならないとかがあります。
食品の安全基準は厚生労働省の所管だとか、土壌は農水省でとか言って、官僚間で調整をやっているようでは間に合いません。
私が先日、ブログで紹介した「ガレキを用いた防潮林堤」でも、宮城県や岩手県で、海岸に防風林があったところあたりは林野庁が土地を持っているそうです。
どの省庁もこんな非常事態に協力しないことはないのに、国会だけが足の引っ張り合いをしています。
そして、あの時の対応はどうだ、こうだと、 自民党は事後批判ばかり繰り返しています。
1000年に1度の大震災で、政権2年目の政府であり、上手くいかないことの方が多いと思います。
しかしそれを何十年も政権を担ってきた自民党が、政府の震災復興の協力を拒み、事後批判ばかりか、今日は内閣不信任案を提出しようかとしています。

こんな中、5月17日に自民党本部で講演した小里元阪神震災担当相が、「急流で馬を乗り換えるな」と、菅直人首相を退陣に追い込むことばかり優先せず、震災復興で政権に協力するよう訴えていました。
小里元阪神震災担当相は、元自民党に在籍し、淡路阪神大震災で、復興相として阪神大震災に貢献しました。
小里元衆院議員は、「阪神大震災の時、野党は気軽に助言してくれた、自然災害こそ国力、国民力を問われる、災害復旧についても超党派で、あらゆるものを犠牲にして取り組むことが大事・・・」と訴えたと、朝日が報じています。
今必要なのは、与野党一体の復興協力なのに、なんて私利私欲ばっかりの国会議員の多いことでしょう。

今日のテレビでも、小沢さんの子分の松木謙公さんが、「菅さんがやめたら自民党も法案からなにから協力すると言っている」と言っていました。
何を根拠に言っているのかよくわからなかったのですが、菅さんが単に小沢さんの言うことを聞かないのでやめさせようと思っているみたいにとれました。
まるで、国会議員ごと子供のけんかですね。
そして、自民党は、政権を失っただけでなく、人間味も失ったのだと思いました。
家や家族を失い、避難所生活に苦しみ、もがいている人たちは、以前は、自民党を信頼し支えた人たちだと思います。
その被災住民さんたちは、裏切られた気持ちでいると思います。
自民党は長きにわたり、全国の原子力発電所建設で利権絡みの悪行をしてきていました。
建設地区の住民には、「原子力発電は安全だから大丈夫・・・」といって、住民を説得させ、54基も建設してきました。
しかし、原子炉事故が起これば、避難住民も助けず、現地にもいかないのでは政治家どころか生きている価値さえないと思います。

菅さんのやり方が決して良いとは思わないのですが、でも今は菅さんに協力することが大事でしょう。
今日、内閣不信任案が可決するとおそらく解散です。
選挙となると、被災地は選挙会場が避難所になっていることでもあり混乱すると思います。
政治空白も生まれます。
こんなことにならないように、谷垣さんも、小沢さんも、そして西岡さんも、私利私欲を捨てて復興に協力してもらいたいと思います。
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