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パーカッション式さく井機

今は当社はロータリー式かダウンザホールハンマ式がほとんどですが、20年以上前はパーカッション式をよく使っていました。
パーカッション式はワイヤーロープの先端に重いビットを吊るし、これを一定のストロークで自由落下させて、その衝撃により孔底の地層を突き崩しながら掘り進む工法です。

まだ新人の頃にベテランの井戸職人に連れられてある会社の駐車場みたいなところへ行きました。
トラックに木枠みたいなものが積んであって、それを降ろして組み立てます。
当時は片櫓型という木枠のさく井機で、こんなもので井戸が掘れるのか不思議でした。
最初はスコップで穴を掘って、そして重いビットを上下させていました。
5mくらいまではなかなか掘れず、これはうまくいってないのかな?と思っていました。
ビットはフラットビットと言って、中が空洞で特に尖がっている訳でもありません。
5mくらいまでは何日もかけていたのをよく覚えています。
それが、深度が深くなってくると徐々にペースが早くなり、最終的には50m掘ったのですが最後の10mは1日で掘ったと思います。
掘りくずが溜まりだすと、ビットを地上に引き上げ、代わりにベーラー(鉄製の砂を挟む器具)を孔底に降ろして掘りくずを取ります。
孔壁が崩れないようにするには粘土を使っていました。
自然落下ですからロータリー式やダウンザホールハンマ式に比べ孔曲がりが少ないし、井戸の仕上げも早いと思います。
ただ、自然落下の衝撃だけですから岩盤での掘削は無理でしょうね。
それと、施工範囲を広くとらないといけないので家庭の庭で掘るには少し狭すぎます。
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