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地下水の低下工法

地すべり地区での対策工法としてはいろいろな工法がありますが、深いところの地下水位を低下させる主な工法として水抜ボーリング工と集水井工があります。

①水抜ボーリング工
横ボーリング工とも言い、抑制工の中で最もよく使用されています。
孔径Φ66~86mmでボーリング機械を使用して掘削します。
掘削深度はすべり面よりは深くするために、一般的には30~50m程度となります。
この深度は設計によってあらかじめ決めていて、掘削後上部にストレーナ加工したVP40~50mmのパイプを挿入します。
地すべりブロックに扇状に計画することが多く、一つのブロックで3~8本程度の施工となります。
効果は、ミズミチ(水脈)に当たると1本でQ=50ℓ/min以上の地下水が出てくることもありますが、当たらないときには湧水が確認出来ないこともあります。

②集水井工
水抜ボーリング工より大規模な抑制工で、工費も高くなります。
地すべりブロックが大きい時などに計画し、直径3.5mのライナープレート工が一番よく使われています。
集水井工の深さは、すべり面より深くする必要があり、一般的には20m以上がよく計画されています。
愛媛県の地すべり地帯だと50mに達する所もあります。
集水井工の施工後、ボーリング機械を入れて集水ボーリングをすることがあります。(愛媛県ではほとんどやっています)
水抜ボーリング工と同様に扇状に6~10本程度施工します。
集水井工の深度が深いときは2段以上の施工となることがあります。
水抜ボーリング工よりは地下水が排除でき、地下水位も低下させることが出来ます。
集水井工に集めた水は排水ボーリング(集水井工内から水替えをしながらボーリング機械で外に向けて施工することもありますが、一般的には下流の沢などから集水井工の底の部分をねらってボーリングすることが多いです)により自然排水します。








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