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揚水量の算定式

井戸を掘削する場合は、ほとんどの場合がぶっつけ本番なので、あらかじめどれだけの水量(揚水量)が得られるのかは解らないのですが、例えば、
①宅地での基礎調査のために行った地質調査のボーリング孔を利用する。
②小さい径での揚水孔を掘る。
③近所の井戸がある場合は、その井戸を利用させてもらう。
このような場合は、揚水試験を行うことができます。
また、近くで揚水試験を行ったデータがある場合はそれも利用できます。
そして、この孔のデータから、新しく掘る井戸の揚水量を求めることができます。

ただし、下記のような適応条件を考慮しなければいけません。
① 井戸の深さと水文地質状況や帯水層構造を知こと。
② 帯水層別の地下水の存在状況(不圧地下水か披圧地下水か、地下水位分布) を知ること。
③ 調査された井戸の試験方法・内容・井戸構造を把握すること。 
④ 周辺の地下水利用状況と帯水層構造(周辺井戸の利用場所・揚水量・深さ・スクリーンの深度)を把握すること。 

水理公式集(昭和46年改訂版)に載っている公式(チームの式)を紹介します。
最も単純な場合として、不圧地下水を対象とした揚水井戸が不透水層にまで達している場合を考えると、揚水量は次式により求められます。
Q={πk(H2-h2)}/{2.3log10(R/r)}
Q:揚水量(m3/min)
k:地質の透水係数(m/min)
H:不透水層からの水深(m;静水時)
h:不透水層からの水深(m;揚水時)
R:井戸の影響半径(m)
r:井戸の半径(m)
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