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アイスランドの噴火について

以前にもブログで紹介していましたが、世界有数の火山国として知られる北欧アイスランドで12月18日、噴火が発生しました。

噴火したのは南西部にあるグリンダビークという町の近くで、この一帯では、およそ2か月にわたって地震が相次ぎ、政府が立ち入りを規制するなどして警戒が高まっていました。
アイスランドの気象当局の話だと、18日夜、アイスランド南西部の町グリンダビークの北東、およそ4キロの内陸部で噴火が発生したそうです。
現地からの映像では、地面の割れ目からオレンジ色の溶岩が勢いよく噴き上がっている様子が確認できました。
一帯では、先のブログでも紹介しているように、10月下旬以降、地震が相次ぎ、道路に亀裂が走ったり地面が陥没したりしたことから、当局は噴火のおそれが高まっているとして11月10日に非常事態を宣言して立ち入りを規制し、グリンダビークの町民およそ4000人は避難しています。

近くにある観光名所の温泉施設「ブルーラグーン」も休業を余儀なくされていましたが、今月17日に営業を再開したばかりでした。
それが、今回の噴火を受け、再び営業を見合わせることを発表しました。
アイスランドでは、2010年に起きた火山の大規模な噴火によって火山灰がヨーロッパ上空の広い範囲に広がり、各地の空港で合わせて10万便以上が欠航しました。
今回の噴火についてアイスランド当局は「交通障害の可能性を完全に排除することはできないものの、科学者たちはそのシナリオは起きにくいと考えている」としています。
噴火によって4キロメートルにわたる亀裂が生じ溶岩が噴出したのですが、気象当局によると亀裂の最南端部分は同地域の唯一の町であるグリンダビークから3km離れています。
地質学者のビョルン・オッドソンさんは公共放送RUVに「溶岩はグリンダビークには向かわない」と語っています。
したがって建物などへの被害は避けられるとの期待が高まっています。
アイスランド政府は声明で「噴火は生命を脅かすものではない」と指摘し「アイスランドを発着する航空便に支障はなく、国際便の航路は開かれている」と説明しました。
ただし、町までわずか3kmしか離れていない場所で溶岩が激しく噴き上がる吹き上がる様子を見て、あらためて自然の脅威を感じ.るそうです。
防災当局は、今のところ町への差し迫った危険はないとしているが、風向きによっては、首都レイキャビクなどに火山ガスの影響が及ぶ可能性も指摘しています。
気象庁よると、噴火は次第に弱まってきているということですが、再び激しくなるおそれもあるとして、住民に警戒を呼びかけているそうです。

アイスランドは、北米プレートとユーラシアプレート、2つのプレートの堺に位置する島国で、日本の約4分の1の広さの国土に32の活火山が存在するなど、日本との共通点も多い国です。
今後の噴火の影響について、北海道大学の青山教授は、「火口の位置と活動の継続期間がポイント。街に近い場所に新たな火口ができれば、深刻な被害が及ぶ可能性がある。海岸に近い場所に火口ができれば、溶岩が海水と接触し、爆発的な噴火となる場合もある」と指摘しています。
火山国の日本も他人ごとではないですね。
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