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モロッコの地震と日本の地震との比較

日本時間の9月9日(土)7時11分頃、アフリカのモロッコで規模の大きな地震がありました。
震源地は地中海で、震源の深さは約30km、地震の規模(マグニチュード)は7.0と推定されます。
厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度5強~震度6弱程度に相当する揺れと考えられています。
震源は陸地直下の浅いところと推定されていて、地震の規模の割に強い揺れが狭い地域を襲ったと考えられます。
気象庁の発震機構解では、地震のメカニズムは南北方向に圧力軸を持つ型で、横ずれ成分を持った逆断層型の地震とみられています。
モロッコの国営メディアは、内務省の話として9月11日の情報として、これまでに2012人が死亡し、2059人がけがをしたと伝えています。

日本で発生した東日本大震災と比較してみました。
2011年(平成23年)3月11日(金曜日)14時46分18.1秒に宮城県牡鹿半島の東南東沖130km(北緯38度06.2分、東経142度51.6分、深さ24 km)を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生しました。
地震の規模はモーメントマグニチュード 9.0で、発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震です。
震源域は広大で、岩手県沖から茨城県沖までの南北約500 km、東西約200 kmのおよそ10万km2に及びました。
最大震度は宮城県栗原市で観測された震度7で、宮城・福島・茨城・栃木の4県36市町村と仙台市内の1区で震度6強を観測しました。
東日本各地での大きな揺れや、大津波・火災などにより、東北地方を中心に12都道府県で2万2,318名の死者・行方不明者が発生しました(震災関連死を含む)。
これは明治以降の日本の地震被害としては関東大震災、明治三陸地震に次ぐ3番目の規模の被害となりました。

また、阪神・淡路大震災は、1995年(平成7年)1月17日5時46分52秒、兵庫県の淡路島北部(あるいは神戸市垂水区)沖の明石海峡(北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16km)を震源として、マグニチュード7.3の兵庫県南部地震が発生しました。
神戸市の一部地域で震度7が記録され、近畿圏の広域が大きな被害を受けました。
犠牲者は6,434人で、第二次世界大戦後に発生した地震災害としては東日本大震災に次ぐ被害規模でした。

モロッコと日本の地震の比較として、モロッコの震源の深さは約30km、マグニチュードは7.0です。
東日本大震災は、震源の深さは24km、マグニチュードは9.0です。
阪神・淡路大震災は、震源の深さは16km、マグニチュードは7.3です。
比較すると、日本の地震のほうが、マグニチュードは大きく震源の深さは浅くなっています。

マグニチュードとは、地震のエネルギーを対数で表した数値で、地震の規模を示す指標です。
マグニチュードが1増えると、地震のエネルギーは約31.6倍になります。
0.2で2倍,0.1で1.4倍になります。
そして、マグニチュードは、地震そのものの大きさ(規模)を表すものさしです。
一方「震度」は、ある大きさの地震が起きた時のわたしたちが生活している場所での揺れの強さのことを表します。
マグニチュードと震度の関係は、例えば、マグニチュードの小さい地震でも震源からの距離が近いと地面は大きく揺れ、「震度」は大きくなります。
また、マグニチュードの大きい地震でも震源からの距離が遠いと地面はあまり揺れなく、「震度」は小さくなります。

木造の建物で、耐震性が高い建物と、耐震性が低い建物との比較を行ってみました。
①耐震性が高い建物
震度
5弱・・・・何も影響なし
5強・・・・何も影響なし
6弱・・・・壁などに軽微なひび割れ・亀裂がみられることがある。
6強・・・・壁などにひび割れ・亀裂がみられることがある。
7 ・・・・壁などのひび割れ・亀裂が多くなる。
     まれに傾くことがある。
②耐震性が低い建物
震度
5弱・・・・壁などに軽微なひび割れ・亀裂がみられることがある。
5強・・・・壁などにひび割れ・亀裂がみられることがある。
6弱・・・・壁などのひび割れ・亀裂が多くなる。
     壁などに大きなひび割れ・亀裂が入ることがある。
     瓦が落下したり、建物が傾いたりすることがある。倒れるものもある。
6強・・・・壁などに大きなひび割れ・亀裂が入るものが多くなる。
     傾くものや、倒れるものが多くなる。
7・・・・・傾くものや、倒れるものがさらに多くなる。

モロッコの地震は、震度5強~震度6弱程度です。
こう考えると、モロッコと同じ規模の地震が日本で起こったとしても、たぶん亡くなる人は多くて数人だと思います。

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