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トルコの大地震について

トルコに大地震が発生しました。

昨日(2月6日)にトルコ南部を震源として起きたマグニチュード(M)7・8の大地震で、トルコや隣国シリアの当局などによると、現在の時点で、亡くなった人は両国で計4300人以上となったそうです。
ただし、まだまだよくわかっていない状態なので、最終的には1万人は超えそうな予感がします。

トルコでは、1999年8月17日に、コジャエリ県ギョルジュク付近を震源とする大地震が発生し、イズミット市などトルコ西部地域に甚大な被害をもたらしました。
トルコでは中・低層の鉄筋コンクリート造集合住宅が多く、耐震壁のほとんどない柱・梁骨組構造が主でした。
柱のみで・水平力に抵抗することになるのですが、柱断面が小さいために保有耐力が極めて小さいそうです。
壁として用いられる中空レンガは地震力にはほとんど抵抗せずに脆性的に破壊したそうです。
また、主筋として用いられる丸鋼の定着詳細などが不適切だったので、これらが層崩壊を含む激しい被害の生じた原因と考えられていました。

あれから24年経ちますが、建物はほとんど変わってないと思います。
そして、今回の地震は内紛地域も含んでいます。
ただでさえ冬の厳しい気候に加え、シリア内戦の影響が続く地域も被災しており、救助も困難と思われます。
被害の大きいトルコ南部と同様に、大きな被害が伝えられるシリア北西部には、同国のアサド政権と対立する反体制派勢力の支配地域があります。
内戦で約410万人が人道支援を必要としており、アサド政権が反対する中、国連機関が安全保障理事会の決議に基づき食料などをトルコ国境の検問所1カ所から現地に運び込んできていたようです。
ただ、地震の影響でトルコ国境にあるこの検問所を通じた支援が困難になることが予想されています。
グテレス事務総長の報道官は6日の記者会見で、「どのような手段であれ、できるだけ早く、できるだけ多くの支援を提供する」と述べ、支援方法についてアサド政権と調整していることを明らかにしていました。
内紛なんかしている場合じゃないと思います。

世界中の国から支援が届くと思いますが、ロシアのプーチン大統領は、シリアのアサド大統領と電話会談し、救助要員の派遣を決めたそうです。
ロシアはトルコに対しても支援の準備を進めているそうです。
これはもちろん大切なことですが、この話を聞いて、まずは「ウクライナから撤退してよ」 と思う人は多いと思います。
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