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地球の中のはなし

地球の中のはなしをします。
私たちの住んでいる地球は、昔の人は平らな板のようなものと考えていた時代はありました。
日常生活ではほとんど平らな地面ですが、でも本当は、丸い玉のような形をしているのはほとんどの人が知っています。
ただし、地球の内部のことについては知っている人は少ないと思います。
地球の半径は、6400kmある言われ、その断面図は下図のようになっています。

(1)地殻
一番外側には、地球を取り囲む大気があります。
そして、その下に固い地面があります。
地面の低いところには、水がたまって海になっています。
海の底や陸地といった固い地面の部分は、たまごの殻のようなものという意味で、「地殻(ちかく)」とよばれています。
地殻は、その下にあるマントルと呼ばれる部分に比べ冷たくて固く、板のようになっています。
地殻は、海の部分で厚さが5~10km、大陸の部分で平均30~40kmくらいあります(→地震波による深度測定)。
この大陸の地殻の厚さは、地上の標高が高いほど厚くなり、ヒマラヤ山脈などの大山脈や高原では、地殻の厚さは50~60kmにもなります。
地殻はさらに次のように2つの層に分かれ、層の間の境界面には名前が付いてます。
①花崗(かこう)岩質層
地殻を構成する層で、地震波のP波(縦波)の速度が約6km/秒の層です。
花崗岩質層といっても、主に花崗岩からできているということであって、花崗岩だけでできているわけではありません。
花崗岩質層は、普通は表面層(堆積物などから成っている、私たちが普段よく目にしている地層)の下から20kmくらいまでを占めています。
地殻の中で上層の花崗岩質層と下層の玄武岩質層との境界面をコンラッド不連続面と言います。 
ただし、地殻とマントルとの境界であるモホロビチッチ不連続面ほど、はっきりとした境界ではありません。
②玄武岩質層
地殻を構成する層で、地震波のP波(縦波)の速度が6.5~7.0km/秒の層です。
大陸では地殻の下半分がこの層であり、海洋では4分の3がこの層です。
玄武岩質層といっても、玄武岩だけでできているわけではなく、はんれい岩なども混ざっています。 
地殻とマントルとの境界面をモホロビチッチ不連続面と言います。
略してモホ面と呼ばれることもあります。
でも、6400kmという地球の半径にくらべれば、地殻はリンゴにとってのうすいうすい皮のような厚さにしかなりません。 

(2)マントル
地殻の下には、マントルという厚い層があります。
マントルの中で一番上にあるのがリソスフェアといいます。
リソスフェアの厚さは150kmくらいです。
リソスフェアは十数枚のプレートから成っています。
その下には、アセノスフェアという柔らかく多少流動性のある層があり、そのさらに下にはメソスフェアという固い層があります。
地殻の下の層からメソスフェアまでがマントルと呼ばれています。
マントル全体で、厚さは2900kmくらいあるといわれています(→地震波による深度測定)。
マントルは深いところにあるので、まだ誰も見たことはありませんが、見かけは岩石のようなものだと考えられています。
しかし、深いところにあってとても熱い(→地温勾配)ために、地殻にくらべて柔らかく、一年に数センチというスピードで、ゆっくりと動いています。
鍋の中に水を入れて、火にかけると、底で温められた水は軽くなって上に上がり、表面で冷やされた水は重くなって下に沈みます。
これと同じように、マントルも地球の底で温められ、地殻の下にまで上がってきたり、逆に冷やされて沈んだりしています(→プルームテクトニクス)。
鍋の水は数秒行ったり来たりしますが、マントルが行ったり来たりするには、何億年という長い年月がかかるといわれています。

(3)地核
マントルの下には地核があります。
地核は金属の鉄やニッケルでできていると言われています。
地核の中でも、外側の部分は溶けていて、内側は固まっていると考えられています。
しかし、地球の最も深いところにある核については、まだあまりよく分かってはいません。

 
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