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松山市にある「三津の渡し」

松山市三津浜にある渡し船「三津の渡し」を紹介します。

愛媛県松山市の中心部から北西に位置する三津浜は、夏目漱石の小説『坊っちゃん』で坊っちゃんが松山に赴任した際、最初に降り立った場所と言われています。
松山市の中でも、古い町家の残る港町には、約500年ほど前から運行されている歴史のある渡し船「三津の渡し」があります。
海上の公道である「三津の渡し」は、無料で対岸の港山に行ける渡し船です。
船に乗るときは近くにあるインターホンを押すと来てくれます。
わずか数分間の船旅ですが、古い建物の残る港町ならではの特別な体験ができます。
この渡し船のルートの正式名称は「松山市道高浜二号線」であり、 「道」として扱われています。
規模は違いますが、愛媛県の三崎港から大分県の佐賀関港の海上ルートが「国道九四フェリー」として国道197号海上区間であるのと一緒です。
この港は湾が入り組んでいるので、対岸まで渡ろうとすると2kmほど歩かないといけませんが、渡し船に乗ると約2分の乗船で、対岸に着きます。
毎日移動することを思うと、ありがたい存在だと思います。
一人でも乗り込むと出港します。
年中無休で、しかも無料です。
船は基本的に三津側で待機していますが、対岸の港山側に人影が見えれば迎えに来てくれるそうです。
見つけられないときには、呼び出しボタンもあります。
周辺は 石造りの建物や土壁の屋敷など、古い建物が並びます。
空き家活用のための町家バンクもあり、近年では古民家を利用したカフェやショップがオープンするなど、注目のエリアです。
渡し船と合わせて、レトロでのんびりした町歩きが楽しめます。

ルート
渡し船だと80mですが、陸路だと約2kmの距離があります。

三津の渡し
「三津の渡し」は約80mの距離を結ぶ、定員12名の小さな渡し船で、地元の人の足として利用されています。

木製の素朴な船にちょこんと乗った操舵室は小さな小屋のよう。 エアコン完備で意外と快適そうです。
木製の素朴な船にちょこんと乗った操舵室は小さな小屋のようです。
夏にもエアコン完備で、乗っていて快適だそうです。
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