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鹿児島県南大隅町の「雄川の滝」

鹿児島県南大隅町の中心街を流れる雄川の上流に落差46m、幅60mの「雄川の滝」があります。

「雄川の滝」は、江戸時代後期に薩摩藩が編纂した薩摩国、大隅国、及び日向国の一部を含む領内の地誌や名所を記した文書である「三国名勝図会」にも紹介されている名勝の滝で、雄川流域の一部が大隅南部県立自然公園の指定を受けています。
大地の末端をえぐった滝の一帯は、荒々しい岩があらわになった渓谷で、雄大な自然が魅力です。
滝の上流が発電所の取水口になっていて水量は、常時は少ないのですが、滝壁面の幾何学模様の節理と壁面の伏流水が美しい景観をなしています。
滝つぼは深くないですが透明感があり、エメラルドブルーに輝く水面が印象的です。
近年、滝までの遊歩道が整備され、雄川の渓谷風景や滝の全景を近くで観察することができます。
遊歩道から見上げるアーチ状のけた橋の滝見橋も迫力があり、見所ポイントとなっています。
地質的には、鹿児島湾南部の池田湖(池田カルデラ)がなどが含まれる阿多カルデラ(阿多南部カルデラ)から噴出した阿多火砕流堆積物(溶結凝灰岩)の台地(シラス台地)が浸食でえぐられて形成された貴重な地形です。
エメラルドグリーンの滝つぼは、「雄川の滝展望所」から眺めることができます。
鹿児島空港からは、車で約1時間45分、鹿児島市内からは、車で約3時間の場所にあります。

雄川の滝(南大隅町)
雄川上流にある落差46m、幅60mの「雄川の滝」は遊歩道の最後に唐突に姿を現します。
白糸のように流れ落ちる滝、荒々しくそそり立つ岸壁、岩の間からしみ出す清冽な水、そしてコバルトブルーの水をたたえる滝壺です。
圧倒的な自然美を展望台から楽しめます。


滝つぼは、見ての通り深くないですが、透明感があり、エメラルドブルーに輝く水面が印象的です。
また、岩盤の亀裂を伝わって、たれ落ちる水がカーテンのように見えます。

雄川の滝(南大隅町)
南大隅町の隣町である錦江町には、上から滝全景を見られるスポット「雄川の滝上流展望所」もあります。

雄川の滝の様子
現在では、「雄川の滝」の上流にある発電施設改修工事のため、上流の堰が解放され天然の水量がそのまま滝壺に流れ落ちているそうです。
そのため、水面の色はエメラルドグリーンには見えませんが、写真の通り迫力は増しています。
堰が解放されている期間は2019年6月5日までの予定です。
迫力ある滝をお好みの方はこの期間がいいと思います。
ただし、堰が解放されているため小量の降雨でも遊歩道が冠水する恐れがあります。
冠水した場合には、雄川の滝への遊歩道は立ち入り禁止となります。
また、遊歩道内では台風災害等で被害を受けた山林整備のため、樹木の伐採や倒木等の運搬作業を行っているそうです。
通行の際には注意が必要です。
駐車場から滝つぼまでは、約1,200mの遊歩道があり、渓流の音に癒されながら自然と一体になれる癒しのスポットです。
勾配のある遊歩道なので、トレッキングができるような服装が必要です。
また、滝つぼでの遊泳はできないそうです。
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