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全国の名水百選⑪

全国の名水百選をまとめてみました。
最後になりましたが、南九州と沖縄をリストアップしました。(番号は北海道からの通し番号です)

(95)、出(いで)の山(やま)湧水(ゆうすい) 
住所:宮崎県小林市 
飲用の不可:可 
名水の種類:火山山麓湧泉
概要: 
霧島山麓の湧水群の一つで、周辺には多様な生き物が生息し、豊かな自然環境を形成しています。
特にゲンジボタルの生息地として知られており、「ふるさといきものの里」にも選定されています。
池にまつわる姫君と天皇の悲恋の伝説もあります。
「三国名勝図会」によると景行天皇の熊襲親征の帰途、小林の地に着かれたとき、この地方の姫君である泉媛が出の山の水を献上し、その美味さに天皇は大変喜ばれ2人の間には次第に恋が芽生えました。
天皇が都に帰られた後、泉媛は恋慕の情を抑えきれず出の山池に入水したという伝説です。
周辺には多様な生き物が生息し、豊かな自然環境を形成しています。
なかでも、ゲンジボタルの生息地があり、環境省の「ふるさといきものの里」にも選定されています。
チョウザメの養殖にも利用されています。

(96)、綾川(あやかわ)湧水群(ゆうすいぐん) 
住所:宮崎県東諸県郡綾町 
飲用の不可:可 
名水の種類:その他湧泉 
概要:
照葉樹林の深い森に抱かれた貯えた水が、綾北川、綾南川となり、大地を潤しそこに住むものを育んでいます。
また、清涼な湧水と、水資源の保全や水を活かした地域づくりがすすめられている「水の郷」です。
綾町は、昔からきわめて水の利のよい場所とされ、宮崎や佐土原へ向けた荷物の運搬も、もっぱら川船が利用されていました。
綾北川、綾南川に挟まれた地域には、自然がつくった溜め池などを利用する水田がひろがり、鯉や鮎といった川魚は子供でも容易にすくえるほどでした。
しかし、その一方で両川に挟まれていることから、台風、大雨のたびに大水に見舞われた歴史があり、度重なる大水に川岸が壊され、田畑、家財が流出する被害が相次ぎました。
昭和30年代半ばになって、綾北、綾南の両川にダムが建設され、それとともに流域が守られ、農業の近代化も進んできました。
綾の名水は、どこか特定の場所からの湧水というわけではなく、照葉樹の森を源として流れ出す水が全て名水です。
この美しい水と環境を守るため、町民総出で綾北、綾南の両川をはじめ、地区内の水路を一斉に清掃する運動が続けられています。

(97)、霧島(きりしま)山麓(さんろく)丸池(まるいけ)湧水(ゆうすい) 
住所:鹿児島県姶良市 
飲用の不可:不可(駅前は可)
名水の種類:火山山麓湧泉 
概要:
国立公園・霧島の山麓の湧水のひとつで、栗野岳の標高600m付近に降った雨が35年かかって湧水しています。
良質な地下水がいたる所で湧き出しており、上水道や灌漑用水、生活用水として貴重な水源です。(旧栗野町内の90%以上をまかなっています)
そのため水を守る努力は古くから行われ、湧き口に水の神が祀られています。
大正11年に国から払い下げを受け、当時の金額で1,101円5銭の巨費を投じて堤防を整備し、昭和38年から町の水道の源となっています。 
水量は、一日59,000トン流れています。

(98)、屋(や)久島宮之浦(くしまみやのうら)岳(だけ)流水(りゅうすい)
住所: 鹿児島県熊毛郡屋久町、上屋久町 
飲用の不可:湧水は可 
名水の種類:その他湧泉 
概要:
霧島・屋久国立公園内に位置する屋久島は、自然の宝庫であり、降雨による水量が豊富で、多くの河川があります。
豊富な水は宮之浦岳を流れ落ち、種々の特色ある植生を育んでいます。
水質は、ほとんど人為的な影響・汚染を受けることなく清らかです。
河川・湧水・井戸は古くから飲用をはじめ生活用水として共同利用され、利用者も自己責任の下で保全の合意形成が図られていました。
また、屋久島登山には水筒がいらないと言われるほど、清らかな水が豊富でした。
屋久島の山間部の年間降水量は1万ミリを超えると推測され、九州最高峰の宮之浦岳(1,936m)をはじめ1,000mの山々が連座し、多数の滝と河川を形成し、また、世界遺産として登録された豊かな自然環境が清らかな水環境を生み出しています。 

(99)、清水(きよみず)の湧水(ゆうすい) 
住所:鹿児島県川辺郡(かわなべぐん)川辺町 
飲用の不可:可 
名水の種類:火山山麓湧泉 
概要:
この水は、鹿児島特有のシラス台地の崖下から日6,000トンの湧水があり、昔から地域住民の生活用水、農業用水として利用されています。
また、町の上水道の水源として日3,000トン、約3,800世帯に供給しています。
シラス台地の急涯下に位置しており、湧水の左手横には水神を奉った水元神社があります。

(100)、垣花(かきのはな)樋川(ひーじゃー) 
住所:沖縄県島尻郡玉城村(たまぐすくそん) 
飲用の不可:可 
名水の種類:カルスト湧泉 
概要:
太平洋を一望する南国の名水で、右側から出る水を男(イキガ)川、左側から出る水を女(イナグ)川と言っています。
その下流の浅い水たまりが、馬浴(ウマアミシー)川で、ここで馬に水を飲ませたり、馬の体を洗ったりしていました。
樋川から流れた水は下の田を潤し、かつては稲作が盛んでした。
樋川から垣花の集落へは傾斜のある石畳道があり、かつては村の人々がこの川で水浴びをし、洗濯や野菜洗いをし、水を汲んでこの坂道を行き来しました。
石畳の途中には女達が一息入れた中休み(ナカユクイ)石、上ユクイ石が残っています。
付近は、樹齢100年以上のアカ木や熱帯樹木が生い茂っています。
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