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中生代白亜紀オーテリビアンについて

中生代白亜紀は、1億4500万年前から6550万年前までの長い期間と言われていますが、この白亜紀の中でも12階に細分されています。
今回は、この中のオーテリビアンについて調べてみました。

オーテリビアン(Hauterivian、オーテリーブ期)は、白亜紀における「期」と呼ばれる地質時代区分で、前の期はバランギニアン(バランジュ期)であり、次の期はバレミアン(バーレム期)です。
白亜紀では3番目の階で、期間は、1億3290万年から1億2940万年前までの350万年間です。

オーテリビアンは1873年、スイスの地質学者Eugène Renevierによって定められたのですが、ヌーシャテル湖の湖畔にある街オートリーブにちなんでいるそうです。
アンモナイトの一種であるAcanthodiscusが最初に現れる層を下限としています。
2009年の時点でGSSP(国際境界模式層断面と断面上のポイント)はまだ定められていません。
上限(バレミアンとの境界)はアンモナイトのSpitidiscus hugiiが最初に現れる層とされています。
テチス海が存在していた地域において、バランギニアンはアンモナイトに基づいた7つの層に分けられています。
新しい時代から古い時代にかけて、
・Pseudothurmannia ohmi
・Balearites balearis
・Plesiospitidiscus ligatus
・Subsaynella sayni
・Lyticoceras nodosoplicatus
・Crioceratites loryi
・Acanthodiscus radiatus
となっています。
この時代の古生物を列記します。
①哺乳類 (Mammalia)
・エオバータル( Eobaatar) ・・・・発見地:スペイン、モンゴルで、複数の種が白亜紀前期オーテリビアンからアルビアンにかけて生息していたそうです。
②鳥類 (Aves)
・ガロルニス (Gallornis) ・・・・生息時代:ベリアシアンからオーテリビアン(未確定)で、発見地:オセール(フランス)です。
・イベロメソルニス (Iberomesornis) ・・・・生息時代:オーテリビアンからバレミアンで、発見地:カスティーリャ=ラ・マンチャ州(スペイン)です。
全長20cm程度です。
スペインの白亜紀前期の地層から化石が見つかり、「イベリアの鳥」と名付けられました。
この鳥の化石は頭部が欠けていますが、身体のつくりは中国のシノルニスとほとんど変らないそうです。
翼には3本の指が立派に残っているなど原始的ですが、胸骨の発達は著しく、ほとんど現代の鳥のようになっているそうです。
はじめて本格的に飛行した鳥であっただろうと推定されています。
③竜盤目 (Saurischia)・・・・竜盤類(りゅうばんるい、Saurischia)のことで、恐竜の2つのグループのひとつです。
もうひとつのグループ鳥盤類とは骨盤の恥骨の向きによって区別されています。
一般にリンネ式の分類では目のランクとして扱われています。
③-1獣脚亜目(Theropoda)・・・・獣脚類の恐竜は二足歩行をし、ティラノサウルスのような陸生動物史上最大級の体躯を誇る大型肉食恐竜、および、ヴェロキラプトルのような軽快な身体つきをした小型肉食恐竜を含む多様なグループです。
・アフロベナトル (Afrovenator)・・・・ニジェールで発見された白亜紀前期の獣脚類メガロサウルス科の恐竜です。
全長は約8~9メートルで肉食です。
名前の意味は、「アフリカの狩人」で、1993年に発見された1体の骨格のみにより知られています。
骨格はジュラ紀後期のアロサウルスと似ていますが、つくりは全体的に華奢だそうです。
・ギンナレエミムス (Ginnareemimus) ・・・・生息時代:白亜紀前期バランギニアンからオーテリビアン、発見地:タイです。
・ハルピミムス (Harpymimus) ・・・・白亜紀前期オーテリビアンからバレミアンに、現在の現在のモンゴルに生息した基底的なオルニトミモサウルス類に位置づけられる獣脚類恐竜の属の一つです。
他のより派生的なオルニトミモサウルス類とは異なり、下顎に限定的ですが未だ歯が存在していたそうです。
・リガブエイノ (Ligabueino)・・・・白亜紀前期に生息した恐竜です。
③-2竜脚形亜目 (Sauropodomorpha)・・・・プラテオサウルスに代表される原竜脚下目 とディプロドクス、ブラキオサウルスなどに代表される竜脚下目で構成されています。
恐竜の出現する三畳紀後期から白亜紀末期に至るまで長期間にわたり大いに繁栄を続けたグループです。
更にアラモサウルスなどのごく一部の属はK-Pg境界の後も暫く生き延びた可能性があることが化石から示唆されています。
・ヒストリアサウルス (Histriasaurus)・・・・白亜紀前期に生息した恐竜です。
・アラゴサウルス (Aragosaurus)・・・・白亜紀前期、現在のスペインに生息した竜脚類恐竜の属の一つです。
大型で四足歩行の草食恐竜であり、化石はスペイン、アラゴン州テルエル県ガルベで発見されました。
発見された地層はオーテリーブ期-バーレム期のものとされ、体長は18 m、体重は2.8 tと推定されています。
④鳥盤目 (Ornithischia)・・・・恥骨が後ろを向く骨盤を持つ恐竜の仲間で、剣竜、曲竜、角竜、さらにカモノハシ竜をはじめとする鳥脚類等が含まれています。
ほとんど全てが植物食の恐竜で占められ、三畳紀後期から白亜紀末に至る非常に長い期間にわたって生息していたそうです。
鳥類も恥骨が後を向くため、この名称がついているそうです。
④-1鳥脚亜目 (Ornithopoda)・・・・鳥脚類は、イグアノドン、ヒプシロフォドン、パラサウロロフスなどに代表される、主に二足歩行の鳥盤目に属す草食恐竜の分類群です。
分類学上は亜目の階級を与えられ、鳥脚亜目となります。
中生代ジュラ紀前期から白亜紀末までの間、南極大陸を含むほぼ全世界に分布していたそうです。
・ヴァルドサウルス (Valdosaurus)・・・・ 白亜紀前期に生息した二足歩行で草食のイグアノドンティアに分類される鳥脚類恐竜の属で、ドリオサウルスの仲間です。
化石はワイト島などのイングランド及びニジェールで発見されています。
④-2周飾頭亜目 (Marginocephalia)・・・・恐竜類鳥盤目の中の一グループであり、角竜類と堅頭竜類を含んでいます。
これらの恐竜は全て草食性であり、2本足もしくは4本足で歩行し、頭蓋骨の後部に突起やフリル様の構造を持つ点が特徴です。
このグループはジュラ紀に出現し、白亜紀後期には繁栄を遂げ、特に北半球に広く分布するようになりました。
・プシッタコサウルス (Psittacosaurus) ・・・・白亜紀中期アプト期~アルブ期に生息した体長1~2 mの小型で二足歩行の草食恐竜です。
名前の由来であるオウムのような嘴が特徴で、角もフリルも無いが最も原始的な角竜下目に分類されています。
発見地:モンゴルです。
⑤翼竜目 (Pterosaulia)・・・・翼竜 は、中生代に生息していた爬虫類の一目、翼竜目に属する動物の総称です。
初めて空を飛んだ脊椎動物だそうです。
・デンドロリンコイデス (Dendrorhynchoides) ・・・・アジア産アヌログナトゥス科翼竜です。
生息時代:ジュラ紀後期チトニアンの可能性があるそうです。
⑥首長竜目 (Plesiosauria)・・・・首長竜は、中生代三畳紀後期に現れ、ジュラ紀、白亜紀を通じて栄えた水生爬虫類の一群の総称です。
多くは魚食性だったと思われています。
その名の通り大半は首が長いのですが、クロノサウルスやリオプレウロドンのような首が短い属もあるようです。
⑥-1プレシオサウルス亜目 (Plesiosauroidea)・・・・中生代三畳紀後期 - ジュラ紀前期に棲息していた首長竜の属の一つであるプレシオサウルス(Plesiosaurus)からきている首長竜目です。
プレシオサウルスは、発見当初は水棲の生き物であることから「魚類と爬虫類の中間的生物、その中でも爬虫類により近い」と推測され、そこからplesiosaurus=「爬虫類に近似した」を意味する属名がつけられたそうです。
・レプトクレイドゥス (Leptocleidus)・・・・白亜紀前期に生息していた首長竜の属の一つで、学名は「細い鎖骨」を意味するそうです。
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