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福島県喜多方市の地すべり

福島県喜多方市で、地すべりが発生したというニュースがありました。

場所は、福島県喜多方市高郷町揚津(あがつ)地区の県道新郷荻野停車場線周辺の農地です。
福島県や現地対策本部などによると、県道をパトロールする業者が4月20日、県道の側溝付近に亀裂などの異変を確認したそうです。
その後、亀裂が広範囲に広がっていたことを確認したため、県は農地の地すべりが発生したと判断し、5月4日から現場付近の約1.7キロの区間を通行止めにしていたそうです。
さらに通行止め区間に近い民家の敷地で17日、新たな亀裂が確認されたため、福島県は19日から機器による地すべりの常時観測を開始しました。
また近くを流れる阿賀川の護岸で20日、崩落が確認されました。
福島県によると、地すべりの発生箇所は農林水産省が定める「農地地すべり防止区域」の区域内と区域外にあるそうです。
地すべりの原因としては、大きく二つの条件があります。
一つがその場所の土の状況(地質条件)であり、もう一つが水の存在です。
「農地地すべり防止区域」の区域内にも入っているということなので、通常なら軟質な土質がすべり面になっていると思います。
そして、もう一つの水の存在ですが、4月20日に確認されるまで、集中豪雨はありませんでした。
4月7~8日で28mmが最高で、4月1~20日の間は57mm3月は61mmしか降っていませんでした。
4月20日より後も地すべりは徐々に広がっているそうです。
喜多方市高郷町揚津の赤岩地区では、基礎のコンクリートに複数のひびが入っている住宅もありました。
この家の住民の親戚の男性の話では、「1週間ほど前に家のコンクリートにヒビが入っているのを初めて確認しました。ヒビは毎日数ミリずつ大きくなっているように感じます」とのことでした。
つまり、今現在でもどんどん動いているという話でした。
4月20日以降の降水量は、4/24~25日32mm、5月に入ってまとまった雨は、9日21.5mm、17~19日49mmです。
地すべりは、亀裂が入ってしまうと動きやすくなるのはもちろんですが、でもこれくらいの雨で動くのは怖いです。
福島県の調査では、周辺の地面が1時間あたり数ミリずつ動き続けていることがわかったと言っています。
これでは、亀裂箇所をブルーシートで覆い、雨水などが入らない処置を施していても、地すべりの助長は防ぎようもないと思います。
まだ、地すべりの原因は不明ということでしたが、今年は例年よりも積雪が多かったみたいで、雪解け水が地下に染み込んでいた可能性もあるということが指摘されています。
今後は、現場周辺でボーリングを行い、詳しい原因を調査するとは思います。
今のところ、どれくらいの規模かは私にはわかりませんが、地面が1時間あたり数ミリずつ動き続けていることがわかったとなると、あまり大規模ではないと思います。
この付近は、高郷町揚津の赤岩地区と、隣接する中村地区の、23世帯およそ60人が暮らしています。
今は、避難勧告などは出していないそうですが、地すべりの範囲とその周辺の人は避難したほうがいいと思います。

地滑り対策本部設置 高郷の県道新郷荻野停車場線 喜多方市
30cm以上の段差があるところもあります。
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