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中国の塔雲山の絶壁の上にある「山の上の道教寺院」

中国の塔雲山に「山の上の道教寺院」と呼ばれている道教古建築群があります。

塔雲山は、陝西省鎮安県南西部にあります。
鎮安県城より西35kmの柴坪鎮境内に位置し、主峰の金頂は海抜1665.8mです。
ここは、「秦嶺第1仙山」と称されています。
秦嶺(しんれい)は、中国中央部、甘粛(かんしゅく)省・陝西(せんせい)省の南部に東西に連なる山脈のことで、ここでの中国の有名な道教の景勝地という意味だと理解しました。
塔雲山は、険しく、珍しく、そして美しく、非常に不思議な壮観で有名な山になり、古い道教文化が残るだけではなくて、きらびやかな自然風景もまたすばらしいようです。
険しい峰、奇岩、古松、雲海、奥深い穴、峡谷、密林などが道教の寺院と一体となり、まるで、すべてが自然で、神秘的なものとなっています。
このような情景は、鎮安旧誌によって“邑西仙境”と呼んでいるそうです。
塔雲山は、宝塔のような形をしているそうです。
雲の中にそびえていることが多く、“金頂が青空を刺して、松海や雲霧間にあり”との言葉があるそうです。
塔雲山の道教古建築群は、明正徳年間(1505年―1521年)に建てられているそうなので、この現存している塔雲山古建築は500年余りの歴史を持つことになります。
道教古建築群は、1観、1塔、1廟、1堂と9殿から成っているそうで、風格は古風で質朴ですっきりしているそうです。
清の第6代皇帝(在位期間は、1735年10月8日 - 1796年2月9日)である乾隆帝からは、5回ぐらい塔雲山の古建築を修繕したことがあるそうですが、風雪に耐え、こうして立派に残っているのは不思議なようにも思えます。
一番上の「金頂観音殿」は塔雲山の頂上に建てられ、周りの3面は絶壁だけでなく、底知れぬ深淵であり、“金頂にて流れる雲を見て、まるで仙境に入る思いがする”という心境になるそうです。
この付近には、塔雲山だけでなく、チョウ頂山、臥竜峰、伏虎峰などの山々があり、象形石風景があります。
蛭石、蝋燭石、臼石などの奇怪な形の巨大石もあり、また龍鳳松、白皮の松、ひたむきな藤などの形の奇抜な珍しくて貴重な植物もあります。
深緑、森林被覆比率は98%に達するそうで、1300多種の植物があるそうです。
したがって、春は山の花が咲き、夏は新緑に包まれ、秋は紅葉で綺麗に色づき、冬は霧松が美しいということになります。
これは日本でも全く同じなのですが、このような切り立った絶壁で見られるとなると、一季一景一世界、四季それぞれに、より美しい景色を楽しむことが出来ると思います。
500数年ほど経った、今でもここへお線香をあげにくる人が依然として多いそうです。
1年三大廟・寺の縁日、旧暦の毎月の初一、十五日、秦楚と中原の辺りから数千参拝者がここに集まって来て、その時は人が多くて人込みの中を、押し合いへし合いの状態で進むそうです。
そして、神に礼拝して幸福を祈るそうです。

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このような絶壁に造られて500年ですか?
現存しているのが不思議な感じがするのですが、実際に行ってみると案外建物や岩盤は安定しているのかも知れません。
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