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オーストラリアの中心地のシティでの右折事情

オーストラリアの中心地のシティでの右折事情を紹介します。

日本の交差点では、「まず右端のレーンに車線変更し交差点の中心付近で停止、対向車を確認して右折」が常識ですが、メルボルンのシティで右折する場合は違っていました。
“KEEP LEFT”という標識があり、“RIGHT TURN FROM LEFT ONLY”と丁寧に図でも説明しています。
この標識がある一部の交差点では“Hook Turn(ホックターン)”と呼ばれる右折方法をしなければいけないようです。
右折方法として、
① 左端のレーンに車線変更し、右折の指示器を出します。
② 交差点にゆっくり進入し、信号が変わるまで先ほどご紹介したマークのところで待機します。
(下の図では、二つめの車の場所です。)
③ 進行方向の信号が青に変わったら素早く右折します。

右に曲がりたいのに一度左に寄るというのは日本人の感覚からすると妙な感じで、本当に右折できるのかな?と不安な気がします。
オーストラリア内でもこの方法をとっているのはメルボルンのみだそうです。
ではどうしてメルボルンではこのような右折方法をとっているのでしょうか。
それは、メルボルンを代表する交通機関”トラム(路面電車)”に関係しています。
道路の中央をトラムが走るメルボルンのシティでは、道路の中央に近い右車線で右折待ちをするとトラムと接触してしまったり通行を妨げてしまう危険性があります。
毎日数多くのトラムが行きかっているメルボルンのシティでは、事故や進行妨害で遅延してしまうことは各方面へ大きな影響を及ぼします。
そのため、トラムのスムーズな運転を妨げないよう”Hook Turn(ホックターン)”という右折方法がとられているそうです。
最初の頃は、シティで、左端に停まって、右折のウィンカーを出している車を見かけたときにはびっくりしました。
「これって安全なのかな?」と思いました。
松山でも路面電車が走っていますが、右折の場合は当たり前のように軌道敷内に入って右折できるのを待っています。
後ろから電車が来ようと平気です。
「電車のほうが止まってくれるだろう」と思ってしまいます。
でも、確かに電車優先は常識です。
普通なら遮断機があり、待たなければいけないところです。
したがって、メルボルンの”Hook Turn”のほうが常識なのかも知れません。


この標識がある一部の交差点では“Hook Turn(ホックターン)”と呼ばれる右折方法をしなければなりません。


このように右折します。
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