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オルドビス紀について

地質時代には、いろいろな時代がありますが、今回はオルドビス紀について調べてみました。

オルドビス紀(Ordovician)は、地質時代の年代区分の一つです。
【期間】
古生代を六つに区分した最初の時代で、カンブリア紀とシルル紀の間にあたり、古生代で 2番目に古い紀です。
約 4億8540万年前から約 4億4340万年前までの期間期間と言われていますが諸説あります。
オルドビス紀は以下のように7の時代に分けられている。
・トレマドッグ期 (Tremadocian)4億7860万年 - 4億8540万年前
・フロー期 (Floian)4億7180万年 - 4億7860万年前
・ダーピン期 (Dapingian)4億6810万年 - 4億7180万年前
・ダリウィル期 (Darriwilian)4億6090万年 - 4億6810万年前
・サンドビ期 (Sandbian)4億5580万年 - 4億6090万年前
・ケイティ期 (Katian)4億4560万年 - 4億5580万年前
・ヒルナント期 (Hirnantian)4億4340万年 - 4億4560万年前
【名前の由来】
1879年にチャールズ・ラプワースが、イギリス,ウェールズ北部が由来で、旧民族のオルドビス族 Ordovicesにちなんで命名されたと伝えられています。
【生物】
三葉虫類の Olenus の絶滅と Ceratopyge の出現をもって、カンブリア紀との境界としているようです。
オルドビス紀に入ると、石灰質の殻をもった層孔虫類、四射サンゴ(→ルゴースサンゴ類)、床板サンゴ類、腕足類、オウムガイ、巻貝類、ウミユリ類のほか、ケイ質海綿、筆石類が急激に多数出現しています。
黒色頁岩相に特徴的に産する原索動物門の筆石類は、当紀のもっとも顕著な生物であり、コノドント動物とともに示準化石(標準化石)として重要です。
また脊椎動物の最初の化石として、魚類の歯、鱗片が発見されています。
魚類の甲冑魚(かっちゅうぎょ)が出現しています。
【植物】
植物は藻類が多いのですが、シダ植物の胞子も見つかっています。
【岩石】
オルドビス紀の地層は、カンブリア紀の地層とともに、楯状地(たてじょうち)の周辺に広く分布し、東アジアでは、揚子江、黄河両盆地、朝鮮半島北部が知られています。
日本では、飛騨(ひだ)高地の福地より、当紀に生息していたと考えられる放散虫、貝形虫化石が発見され、日本最古の地層が当紀まで及ぶことが確認されています。
下部は砂岩、上部は石灰岩が多いのが特徴です。
【気候】
この年代には、高緯度の地方にも、温暖な気候があったといわれています。
北アメリカのアパラチア山地からスカンジナビア半島にかけての地域では、活発な火成活動が知られ、タコニック変動などの数回の地殻変動がありました。
オルドビス紀末には大規模な氷河が発達し海水面が下がり、浅い大陸棚の部分が減少し、三葉虫類、筆石類などの海生生物が大量絶滅しました。
このオルドビス紀末の絶滅事変は、絶滅した属の割合で見ればペルム紀末の大量絶滅に次ぐ大規模なものだそうです。
海生多細胞生物の科の22%、属の49%が絶滅し、腕足類、コケムシ類も大打撃を受けています。
この時期は、大陸は南極域にあり、短い期間ですが大陸氷河が発達していました。
絶滅は、氷床の発達に伴う海水準の低下時及び氷河の消滅に伴う海水準の上昇時の2回確認されているそうです。
愛媛県城川町窪野では、黒瀬川構造帯より、オルドビス紀の岩石である蛇紋岩(Serpentinite サーペンティナイト)が見つかっています。   


愛媛県城川町の、オルドビス紀の岩石である蛇紋岩です。  
 
 
 
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