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いろいろな間欠泉

間欠泉について調べてみました。

間欠泉(かんけつせん geyser)は、熱水,水蒸気あるいは泥などが、ある時間間隔で噴出する温泉のことです。
geyserは、アイスランドのゲイシルgeysir(噴出という意味)と呼ばれていた間欠泉に由来するそうです。
間欠泉の噴出状況は各間欠泉で異なるのですが、だいたい共通して次のような噴出状況を示すそうです。
①噴出が近づくと水位がしだいに上昇し、気泡がたくさん出るようになる
②少量の湯が静かに湧出し、さらにかなりの量の湯が数回噴出してから突然爆発的な噴湯がおこる
③熱水と水蒸気の激しい噴湯を数回繰り返したのち、しだいに勢いを弱め、噴湯が止まると水位は地表下に下がってしまう
④この時、もし孔口上に温泉水のたまった池があると、その水は孔口内に逆流する
このようにして1回の噴出が終わると、普通は次の噴出開始までまったく静かな休止期間が続きます。
なかには休止期間中にも少量の湯を湧出し続けるものもありますが、噴出時間と休止時間をあわせたものが間欠泉の周期となります。
周期は数分から数時間までいろいろありますが、なかには数か月おきに噴出するものもあります。
間欠泉では、噴出水の化学成分も、噴出の各段階で変化することが知られています。
間欠泉の機構の説明として次の三つの説があります。
①空洞説
熱水の湧出途中に空洞があり、そこで熱水がさらに周囲から加熱されて沸騰し、水蒸気圧がその深さでの静水圧以上になると、空洞中の熱水を押し出して噴出します。
噴出により多量の水蒸気が発生すると、蒸発熱によって空洞中の温度が低下し、水蒸気圧が静水圧以下になって噴出が止まります。
この説では、噴出水量は空洞の大きさによって決まります。
②垂直管説
鉛直に近い湧出管があり、ある深さの水温が沸騰点に達すると、そこで沸騰がおこり、それより上部の水柱を噴出します。
もし熱源が最初に沸騰のおこる深さにあって、それ以深の水温が沸騰温度よりかなり低い時には、噴出後湧出管は、下方から上昇してきた低温の水で満たされて、それが沸騰温度にまで加熱されるに要する時間が休止時間となります。
この説では、1回の噴出量は加熱部以浅の管内の水量であるから、一般に少ないのが特徴です。
③熱水型間欠泉
温泉の湧出管はほぼ鉛直で細く長く、下部は熱水層に達しています。
熱水の温度は湧出口における沸騰温度よりは高いのですが、熱水層の深さでの沸騰温度よりは低くなります。
沸騰開始前は静止水頭は湧出口より高く、初めは沸騰しない湯が静かに湧出しますが、下方の温度の高い熱水が湧出口に達すると、沸騰して激しく噴出します。
しかし熱水湧出の結果、静止水頭が漸次低下し、水面での圧力がその温度での飽和圧力より大きくなれば沸騰はしなくなり、噴出は停止します。
次に静止水頭がしだいに回復し、湧出口の高さに達するまでの時間が休止時間です。
この説では、他の二つの説のように、熱水の温度よりも周りの地層の温度のほうが高い必要はありません。

日本の主な間欠泉です。
名称所在コメント
羅臼知床半島北海道指定天然記念物です。
温泉掘削のボーリングで生じました。
最近は吹き上げ間隔が不安定だそうです。
ヌプントムラウシ北海道上川郡新得町山奥の無人温泉です。
簡単に行けるところではないそうです。
登別支笏洞爺国立公園鉄泉地獄は90°の湯が定期的に湧き出します。
湯沼は10日間の周期で湯量が増減する一種の間欠泉です。
鹿部北海道茅部郡鹿部町1924年温泉掘削中に偶然発見されました。
新安比岩手県二戸市安代町不定期の間欠泉があります。
昭和62年に出来た新しい温泉です。
吹上(鬼首温泉)宮城県鬼首カルデラの中央火口雄岳の麓は間欠泉で有名です。
圧力不足のため加圧しています。
広河原山形県飯豊町中津川間隔は2分~40分位で、出始めると2分~5分以上吹き上げています。
源泉の温度は約35℃です。 
羽根沢山形県鮭川村石油の試掘によって発見された、宿がある県内唯一の間欠泉です。
土湯福島県土湯温泉いますや旅館にあります。
塩原栃木県塩原温泉ゑびすや旅館にあります。
吹上げるタイプではありません。
川俣栃木県川俣温泉噴泉橋の袂にあります。
最近修復しました。(多分加圧しているのであろう)
熱海大湯静岡県熱海温泉大湯は世界的にも有名な自噴間歇泉でした。
明治中頃から次第に噴出は減少し、末頃には止まってしまいました.。
関東大震災の時、再び噴出しましたが、昭和の初めに止まってしまいました。
昭和37年に人工的に噴出する間歇泉として整備され現在に至っています。
地獄谷長野県志賀高原地獄谷温泉は長野県、湯田中渋温泉郷のはずれにあります。
猿が入浴することで有名になりました。
間欠泉は天然記念物です。
小赤沢長野県下水内郡栄村小赤沢楽養館にあります。
吹上げるタイプではありません。
諏訪湖長野県諏訪湖畔諏訪湖間欠泉センターにあります。
掘削によって出た50mの噴泉塔を、人工的に間欠泉に仕立てました。
売木村長野県売木村湯元塩吹館のすぐ前に間欠泉があり、1時間間隔で冷泉が吹き出ています。
杉谷奈良県吉野郡東吉野村何時のころからか東吉野村杉谷に時間をおいて自噴する冷泉があります。
付近に温泉の湧出を 聞くことはなく、また地質の上からも高温の泉源は予想できないそうです。
訪ねてみると透明な冷 泉がほぼ30分間隔で、100リットルほど噴き出して休止することを繰り返します。 
草間岡山県新見市草間5~6時間ごとに50分間、平常の10~15倍の地下水を流す、間歇の冷泉です。
木部谷島根県柿木村炭酸ガスの圧力による噴出です。
約25分間休止した後、約5分間噴出します。
湧出量も毎分200リットル、最大時400リットルと豊富です。
噴出時真っ白な泡がぶくぶくと出始め、徐々に泉水が高くなり、高さ1.8mぐらいまで達します。
津和野山口県津和野1992年3月,温泉掘削のボーリングにより噴出が始まりました。
噴泉柱高さ70m。20分間隔です。
翌年にはあまり間欠的でなくなったらしく、温泉水にヒ素が含まれていたために封鎖したもようです。
龍巻地獄大分県別府温泉天然記念物の間欠泉です。
私も見ましたが、50m以上に熱湯を吹き上がる力があり迫力です(実際には天井があります)。
約25分間隔で噴出します。
竹富島海底温泉沖縄県竹富島石垣港からボートで10分、水深5m~18mのところにあります。
竹富島の東側-18mの海底から約48度のお湯が湧き出ています。
間欠泉は5~6分ごとに吹き出します。

別府に地獄めぐりという観光地があるのはみなさんご存知ですが、その中の竜巻地獄は間欠泉です。
とにかくすごい迫力でした。
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