砂紋について

砂紋について調べてみました。

砂紋(さもん、Ripple marks)は、海浜や海底堆積物の表面の波状の起伏のことです。
波の往復運動によっても、また流れや風のように、向きがあまり変わらない運動によっても形成されます。
砂紋は、水や空気が流れることによって、堆積物の粒度や密度に応じて、ある程度以上の流れがあると堆積物粒子は動き始めて、起伏をつくりはじめます。
向きが変わらない流れでは、上流側斜面はなだらかで、下流側斜面が険しくなることが多く、波のような往復運動では、上流・下流側が対象な形になることが多く見られます。
深海底でもしばしば撮影されており、深海には海水の流れはないと考える人が多かった20世紀の中ごろには、その存在の証拠ともなっていました。
人工的なものでも砂紋と呼ぶこともありますが、多くは自然現象によって生じたものを呼んでいます。
また砂紋が化石となったものは漣痕と呼ばれています。
もともと漣痕は砂紋の意味合いを含んでいたそうですが、今では化石蓮痕の意味合いでしか使われなくなったそうです。
したがって、学術的には蓮痕と呼ぶ場合もあるそうです。
いろいろな砂紋を紹介します。
①海底に生じるもの
海底に生じた砂紋は波跡(なみあと)、砂漣(すなさざなみ)、砂れんなどとも呼ばれています。
水面の波が低く水深もそれほど深くないときは紋は微弱で山は位置を変えません。
しかし別の流れが加わったり、磯波となって質量移送が存在すると、山は移動し始めます。
浅海では波状は非対称で、沖に向かう側は平たくて長く、岸に向かう側は険しくて短くなります。
そして、往復する水の流れがある程度以上速くなると、山の後ろにできる渦が、砂紋の発達に重要な役割を果たすといわれています。
近年は海底写真によって1,000m以上の深海でも砂紋が見出されています。
また、砂紋から流速を推定する研究も行われています。
②地表に生じるもの
風紋(ふうもん)とも呼ばれ、多くは砂漠、砂丘に見られます。
砂は海岸部では0.7mm程度ですが、内陸部になるほど粒が小さくなり0.3mmにもなります。
いずれも風速3m以上の風が吹くと移動をはじめます。
砂紋は風の強さ、風向、粒子の大きさなどでその高さ、幅、周期などが異なります。
また干潟や積雪地にも砂紋が見られます。
③人工的に作られたもの
枯山水に見られる砂紋など、多くは芸術性を求めて作られています。
日本庭園の敷砂の上に熊手状の器具で描いた模様で、箒目(ほうきめ)とも呼ばれ、井桁紋 網代紋 青海波紋、渦巻紋 曲線紋などの種類が存在しています。
スポンサーサイト
最新記事
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム
QRコード
QR