台風3号からの「線状降水帯」

昨日は、台風3号が、正午すぎに愛媛県宇和島市付近に再び上陸しました。

愛媛県で台風が上陸したのは14年ぶりだそうです。
いかに台風が愛媛県を避けていたかがわかります。
でも、降水量はというと、宇和島市は7時間で42mm、松山市では6時間で21.5mmだけです。
渇水対策にもならないような降水量です。
でも、他県では大変な豪雨のようです。
台風の発達した雨雲が九州や四国などにかかり、午前10時20分までの1時間には、熊本県の阿蘇市乙姫で81.5mmの猛烈な雨を観測したほか、午前11時半までの1時間には高知県土佐町に国土交通省が設置した雨量計で52mmの非常に激しい雨を観測しています。
それにもましてびっくりしたのは、気象庁が、今日の朝、島根県に「大雨特別警報」を発表していました。
気象庁予報課の課長である梶原靖司さんが、「これまでに経験したことがないような大雨となっています。重大な危険が差し迫った異常な事態です」と言っていました。
島根県には昨夜から「線状降水帯」がかかっているそうで、浜田市、益田市、邑南町、津和野町では、これまでに経験したことのないような大雨になっているそうです。
「線状降水帯」とは、線状に延びる降水帯のことで、台風3号に伴って発達した積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらすそうです。
規模は、幅20~50km、長さ50~300kmに及ぶそうです。
今日の午前3時前までの1時間には浜田市金城で82mmの猛烈な雨を観測したそうです。
そして、浜田市の多いところではこの24時間に降った雨の量が350mmを超える大雨となっています。
また、島根県に隣接する広島県や山口県でも前線の影響で激しい雨が降り続き、午前10時半までの1時間には山口県の岩国市玖珂で25mm、広島県の呉市倉橋で24.5mmの強い雨を観測したそうです。
広島県北広島町ではこの24時間に降った雨の量が多いところで300mmを超えているそうです。

島根県の大雨の要因としては、気象庁によりますと、4日まで北陸などで記録的な大雨を降らせた前線が、4日夜遅くから南下し、島根県付近にかかるとともに、高気圧の縁を回って暖かく湿った空気が日本海から流れ込み、前線の活動が活発になっていたそうで、先に説明した「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の雨雲が同じ地域に次々と流れ込み、大雨になったそうです。

特別警報が発表されたのは、去年10月3日に猛烈な台風18号が接近した影響で沖縄本島地方に大雨と暴風と波浪、それに高潮の特別警報が出されて以来だそうです。
また、おととし9月の「関東・東北豪雨」では、栃木県と茨城県、それに宮城県に大雨の特別警報が発表されました。
この際は、台風から変わった温帯低気圧などの影響で、関東や東北に「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の積乱雲がかかり続け、この時も記録的な豪雨となりました。

P7050011.jpg
松山では、朝は晴れていました。
午前11時過ぎに、松山ではまれに見る豪雨で、会社の屋根は、激しい音を立てていました。
この時にとった写真ですが、画像だけ見るとあまり激しさが伝わってきません。
この豪雨も、12時前には止んでしまいました。

P7050008.jpg
水しぶきが激しく、とても外には出られない状態だったのですが、この激しさが画像で伝わるのでしょうか。
でも、この豪雨も約15分程度でした。
1時間雨量では20mmくらいなのでしょうか。
スポンサーサイト
最新記事
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム
QRコード
QR