岩石の名前の由来(堆積岩編)

岩石の名前の由来について調べてみました。

まずは、堆積岩(Sedimentary Rock) について調べてみましたが、堆積岩の名前は、砂とか泥とかの土質名がそのまま使われていることが多くなっています。

・砂岩(さがん sand stone)
これは、砂が続成作用により固結してできた岩石です。
砂と呼ばれる粒径が2~1/16 mm(62.5 μm)の砕屑物を主な構成物として固まった堆積岩です。
・礫岩(れきがん conglomerate)
これは、礫が続成作用により固結してできた岩石です。
礫と呼ばれる粒径が2mm以上の岩石の破片を主な構成物として固まった堆積岩です。
・泥岩(でいがん mudstone)
これは、その構成物質の粒の大きさが1⁄16mm以下のもの(泥)でできている堆積岩です。
海底や湖沼底などに堆積した泥(シルト・粘土)が、脱水固結して岩石となったものです。
・粘土岩(ねんどがん、claystone)
泥岩の一種ですが、その構成物質の粒の大きさが0.005から0.0011mmのものでできている堆積岩です。
・シルト岩(しるとがん、siltstone)
泥岩の一種ですが、その構成物質の粒の大きさが0.074から0.005mmのものでできている堆積岩です。
・頁岩(けつがん shale)
「頁」の字は本のページを意味し、この薄く割れる性質から命名されたそうです。
・粘板岩(ねんばんがん slate)
粘板岩は、スレートと言いますが、泥岩や頁岩が圧密作用によりスレート劈開を持ったものを言い、堆積岩がやや変成作用を受けたものです。
スレートと言う名前は、フランス語で「破片」を意味する言葉に由来しているそうです。
・凝灰岩(ぎょうかいがん tuff)
凝灰岩という語はヴィトルヴィアス(Vitruvius)によって最初に記載されたそうです。
タフ(tuff)はラテン語で、多孔質の軟らかい石を示すそうです。
日本語での凝灰岩の、凝は固まることとか、集まることを意味しています。
つまり、火山灰が集まって固まったものということになります。
・チャート(chert)
チャートはガラス片を意味するシャードと同じ語源のもので、ガラス質で緻密な組織の岩石である事から命名されたものと思われます。
・石灰岩(Limestone)   
石灰岩はCaCO3で、炭酸カルシウムを50%以上含んでいます。
これを焼くとCaO、酸化カルシウム、つまり石灰になります。
・ウミユリ石灰岩(Crinoidal Limestone)
クリノイドという英名、ユリに似た外見を持つことから、ギリシャ語で「ユリに似た」という意味の「クリノエイデス」からつけられたそうです。
・硬砂岩(こうさがんgreywacke)
グレーワッケとも呼んでいる硬砂岩は、砂岩の一種で、 一般に「硬く、暗色で、分級に乏しい角ばった石英・長石・小さな岩片が稠密しており、石基が粘土-細砂よりなるもの」として定義されています。
グレーワッケという名前は、「灰色」を意味する「グレー」と、ドイツ語で「岩石」または「砂利」,「玄武岩」を意味する言葉「ワッケ」からつけられたそうです。
・トゥファ(Tufa)
トゥファは、炭酸塩堆積物(石灰岩の一種)で、天水(地表から浸透した水)起源の泉源水や鍾乳洞から湧出した水が沈殿し堆積したものです。
トゥファという名前は、ラテン語で「やわらかい石」を意味する言葉「トフス」からつけられたそうです。

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