しまなみ海道の来島海峡大橋の魅力

しまなみ海道で最大の規模を誇る来島海峡大橋を紹介します。

大島から、武志島、馬島を中継して今治へと繋がった来島海峡大橋は世界初の3連吊橋で、自然景観を活かしたつくりで優美なものです。
約9年の歳月をかけ、平成11年5月1日に開通しました。
橋上からは、瀬戸内海国立公園の景勝地として有名な来島海峡の眺めが楽しめます。
来島海峡は、昔より「一に来島、二に鳴門、三とさがって馬関瀬戸(関門)」とうたわれたように最大の海の難所で、鳴門海峡・関門海峡と並ぶ日本三大急潮流の一つです。
また、来島海峡は、九州方面と関西方面を結ぶ瀬戸内海航路のちょうど真ん中に位置し、交通の要衝となっています。
外国船も含め、コンテナ船、タンカー、貨物船、クルーズ客船、自衛艦、潜水艦など、さまざまな種類の船が行き来する国際航路です。
自歩道を歩いて馬島へ降り橋を間近に見る事もできます。
来島海峡大橋の両側には小型バイク道と自転車歩行者道が設けられていて、橋の上から瀬戸内海を眺めることもできます。

来島海峡大橋
今治市の糸山公園から見た来島海峡大橋です。
手前の橋が馬島で、奥には武志島、中渡島も見え、向こう側の大きい島は大島です。

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大島からは、来島海峡急流観潮船が出ています。
この写真は、私が乗った船「くるしま」ですが、瀬戸内の多島美や日本三大急潮流の一つとして有名な来島海峡の急流を間近に体験できます。
そして、「橋くぐり」と言って、来島海峡大橋を海上から臨み、日本一の海事都市「今治」の象徴である造船所群を湾内からも見学しました。
さらには、歴史的にも戦国時代の村上水軍の居城跡「来島」(くるしま)や、明治時代に建てられた芸予要塞の砲台跡が残る「小島」(おしま)なども回る1時間くらいの船旅です。

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来島海峡大橋の迫力を体感できるお勧めは橋の下からだそうです。

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中渡島の沖から来島海峡大橋を望んでいます。

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このあたりは、大島側の来島海峡大橋です。

アンカレイジ
橋のケーブルを固定する巨大なおもり「アンカレイジ」と呼ばれるコンクリートの塊です。
「アンカレイジ」は、海底から約90m、海面からは約60mの高さがあり、使用されたコンクリートは15万㎥とミキサー車5万台分にもなります。
また、来島海峡大橋に使われた鉄の重さは約10万トンです。
コンクリートの量もおよそ48万㎡でコンクリートミキサー車10万台分にもなります。

順中逆西 
「順中逆西」と呼んでいますが、馬島を境に、馬島と小島の間を西水道、馬島と中渡島の間を中水道と呼び、大型船舶はこのどちらかを通航するように決められています。
それぞれの水路は一方通行になっており、潮の流れの向きによって通航できる水路が変わります。

しまなみ海道サイクリング
なんといっても、来島海峡大橋の最大の魅力は、自転車・歩行者専用道路があることです。
本四連絡橋の中で唯一、自転車・歩行者専用道路があり、平成22年には日本経済新聞のおすすめサイクリングコースで、堂々の全国1位に選ばれました。
急潮流や、渦潮、多島美で有名な瀬戸内の島々をながめながら、自転車や徒歩でゆったりと渡ることができます。
毎年、サイクリングやウォーキングのイベントが数多く行われ広く人気を集めています。

 
来島海峡大橋のスケッチ図です。
私は、今から30年ほど前に、武志島の地質踏査や、海上ボーリングでこの付近が仕事場でしたが、橋が出来るとこうも景色が違うのかと思うくらい、海の青さや、空の青さまで違って見えます。
その当時は、急流で苦労ばっかりしていると思っていたので、海や空までどんよりとして見えたのでしょうか。
今は、その急流でさえ観光になるなんて、不思議な縁を感じます。
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