南米ペルーの洪水

世界の各地で、異常気象が発生しています。
当ブログでも、サハラ砂漠の雪や、モスクワの異常寒波、スイスの雪不足、サウジアラビアでの雪と洪水、ブラジルの干ばつなどを紹介してきました。
今回はブラジルと同じ南米ペルーの洪水を紹介します。

南米ペルーは、数十年に一度という記録的な豪雨に見舞われています。
首都のリマ周辺では、土砂崩れや洪水が発生し、これまでに少なくとも78人が亡くなり、負傷者263人、被災者は10万1,104人にのぼり、約7万人が家を失うなど被害が拡大しているそうです。
ペルー大統領府や災害当局などによると、同国北西部は3月14日以降、台風並みの暴風雨が襲来し、1週間以上にわたって豪雨が降り続いたそうです。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の降水観測衛星GPMのレーダー観測によると、20日には1時間あたり137mmという同国の観測史上最大規模の大雨が各地で降ったそうです。
ペルー国立気象局や米航空宇宙局(NASA)の専門家は、「ペルー沖の海面水温が上昇し、エルニーニョに似た異常気象が起きている」と言っています。
エル・ニーニョはペルー人いわく、10年から15年の周期でペルーを襲ってきたという事で今年2017年はその当たり年だとのことです。
そして、ペルーの海岸地帯の気候がすっかり変わってしまったかのようです。
ペルーの海岸地帯は乾燥した砂漠地帯で、1年中一度も雨が降らいないとの事だったのですが、最近は、毎日必ず豪雨が降っています。
中でもピューラ(Piura)、イカ(Ica)、チクラーヨ(Chiclayo)、リマ(Lima)の川沿いなどが被害が拡大しているそうです。
首都のリマ市は、3月15日午後から非常事態に陥っています。
Huaycoloro川とRimac川の水量が上昇し、首都の至る所で氾濫しているそうです。
この非常事態によって、急遽教育機関は休校となり、道路が閉鎖、水道が止まり、公共機関の運行が延長されています。

南米では、1年半前の、2015年12月にも、パラグアイとアルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルなどで大雨による洪水が発生するなどして、2約15万人が避難生活を余儀なくされていました。
亡くなった人も8人に上り、大雨は「半世紀に一度」などと報じられていました。
日本では、3月24日に、ペルーにおける豪雨水害に対し、ペルー政府からの支援要請を受け、国際協力機構(JICA)を通じ、緊急援助物資(テント,毛布,スリーピングパッド等)を供与することを決定したそうです。
同じ南米のブラジルは干ばつで苦しんでいるのに、雨は均等に降ることが出来ないのですね。

降雨
降雨観測衛星のレーダーが3月20日にペルー上空でとらえた雨の量を立体的に表した観測画像(NASA/ JAXA)です。


大規模な洪水で、川が決壊し、民家や田畑が浸かっています。

ペルー、リマ市洪水により非常事態 
濁流が溢れているリマ市の様子です。
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