カナダのジョギンズ化石断崖

カナダの東部、ノバ・スコシア州のファンディ湾沿いにジョギンズ化石断崖があります。

ジョギンズ化石断崖は、2008年に登録されたカナダの世界遺産(自然遺産)です。
総面積は、689ヘクタールもあります。
海岸沿いの高さ23m、総延長約15kmの崖には3億5000万年前~3億年前の古生代石炭紀の岩石が露出し、その露頭には太古の地球の姿を物語る膨大な量の動植物、貝などの化石が発見されています。
これらの石断崖から見つかっているのは、古代両生類とその食物や、高さ30mもある化石した木、樹木の根っこの化石など、96属148種の生物と20種の足跡が見つかっています。
非常に重要度の高い化石としては、世界最古の昆虫類の有羊膜類です。
これらの種を「ヒュロノムス・リュエリ」と呼ぶそうです。
この発見も含め、世界遺産ジョギンズ化石断崖で見つかった化石の多くは、地理学者であるジョン・ウィリアム・ドーソンにより発見され、記録されてきました。
ジョギンズは、かつては炭鉱町として栄えたそうですが、今では化石の重要な採掘エリア、そして世界遺産観光地として知られています。
そして、ここは世界で最も満潮時の水位差が高い場所だそうです。
波が去った後は、新たな化石層が現れることもあるのだそうです。
また、化石断崖のあるこの地域は、かつては熱帯林に覆われていたそうです。
今では考えられませんが、そんなことも化石から分析してわかるそうです。


これが世界遺産のジョギンズ化石断崖です。
ここが、かつては熱帯林に覆われていたところとは、にわかには信じられません。
ジョギンズはかつて豊かな炭鉱として知られており、ここの化石は、鉱夫が砂岩や頁岩の層を爆破していたときに発見されたものだそうです。
そう思って観てみると、四国にある和泉層群の砂岩・頁岩と層理面の形状とかがよく似ています。
和泉層群の砂岩・頁岩は中生代の岩石なので、歴史は違いますが、化石がよく発見されるのはよく似ています。


海湾に押し寄せる激しい潮の干満で、常に新しい壁面が露出し、この写真のように樹木が立ったままの形で化石となっている部分なども見ることができます。
化石というと見つけるのにとっても大変な感じがしますが、このジョギンズでは、誰でも簡単に見つけられる程化石が沢山あるそうです。
一度は行ってみたいものです。
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