瀬戸内南岸の地形・地質について

瀬戸内南岸の地形・地質について調べてみました。

愛媛県北部および香川県は、地形学的に次の4 地帯に区分されています。
①和泉層群よりなる讃岐山脈地帯と三波川結晶片岩類で構成された石槌山脈地帯の山岳地帯(標高700〜1500m )
②領家花崗岩類よりなる讃岐山脈の前山丘陵地帯および第三紀各種熔岩類をのせた山塊群(標高300〜500m )
③讃岐山脈北麓の花崗岩の丘陵地, 第三紀火山性丘陵地の間および石槌山脈北麓に発達する洪積台地(標高60 〜300m )
④高松平野, 丸亀・坂出平野, 三豊平野、三島平野, 新居浜平野および西条平野の扇状地性沖積平野(標高O− 80m )
この4 地帯は地質構造とよく一致した配置を示しています。
香川県においては南部讃岐山脈地帯に中生代白亜紀の和泉層群が分布し、北部讃岐山脈地帯に一段低く花嵌岩類の前山丘陵を形成しています。
この前山丘陵の間に鮮新世の三豊層群および洪積層段丘堆積物が台地を形成しています。
三豊層群はあまり固結していない砂礫岩およびシルト岩の互層を主とし、時に泥炭層(亜炭層)を挾むことがあります。
香川県内では、これらの北側に高松平野,丸亀・坂出平野および三豊平野の扇状地性の沖積平野が海岸線まで延びています。
これらの丘陵地の末端部には高位段丘(標高100〜300m ), 中位段丘(標高60〜100m ), 低位段丘(標高10〜60m ) の3 段丘が発達し、いわゆる洪積台地を形成しています。
各沖積平野は主として扇状地性の氾濫原堆積物よりなり、瀬戸内海に面しています。
愛媛県北部においては、三波川系結晶片岩類で形成された急峻な石槌山脈が瀬戸内海に迫り、三豊層群および洪積台地から沖積平野に移行しています。
これらの海岸平野は香川県側に比較すると奥行きがなく、海岸線に平行に細長く分布しています。
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