北海道の「けあらし」

昨日、北海道で「けあらし」が発生したとNHKニュースで言っていました。

「けあらし」とは、北海道の方言という節があり、留萌地方で使われ始めたのがきっかけとされています。
気象用語では「蒸気霧」と言うそうです。
その名の通り、冷え込みが厳しい冬の早朝から午前の間、水面に白く立ち上る霧が湯気のように見える現象のことです。
「けあらし」の発生条件は、夜間の気温が放射冷却によって冷やされ、翌朝の天気が快晴であることだそうです。
気温は-15℃前後、海水温との温度差は15℃以上。風速は3〜5m/sというような条件が揃うと発生しやすくなるそうです。
発生場所は、海岸より1kmから数km程度で、2〜3mのものから10mくらいの大きさのものまであります。
北海道でも限られた地域でしか見ることができず、主に留萌・函館・釧路・浦河などで発生するようです。
北海道以外では、北陸の富山湾などでも見られるようです。
まだまだ冬とは言えない季節ですが、北海道は四国の人が想像するよりは寒いのだと思います。

北海道の冬に見られる幻想的な光景として、「けあらし」の他には「サンピラー」、「ダイヤモンドダスト」があります。
気温が氷点下20℃以下になると、大気中の水分が凍結して氷晶と呼ばれる細かな氷の粒になります。
この大気中に漂う氷の粒が、太陽の光を反射してキラキラと輝いて見える現象が「ダイヤモンドダスト」(細氷現象)と呼ばれています。
この「ダイヤモンドダスト」のなかで、気温が氷点下20℃以下、風がないなど5つの条件がそろうと、六角板型氷晶が太陽の光を規則正しく反射するため、まるで光の柱のように空中に輝いて見える幻想的な光景「サンピラー」(太陽柱)が現れるそうです。
最低気温氷点下38.5の記録が残る、北海道名寄市では、「名寄細氷現象PHOTO研究会」なる民間の写真サークルがあり、極寒の神秘「サンピラー」を町おこしに利用しようと活動しています。
このメンバーである地元の人によれば、「サンピラー」は様々に形を変えて現れ、「2度と同じ姿が見られないところが魅力」だそうです。
一度は見てみたいものです。




「けあらし」です。
このような「蒸気霧」は瀬戸内海でも見れそうですが、「けあらし」とは何かが違うのでしょう。
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