日本とアメリカは同盟国か?

「日本とアメリカは同盟国」という言葉はよく聞きます。

「同盟」とは、「個人・団体または国家などが、互いに共通の目的を達成するために同一の行動をとることを約束すること」という意味だそうです。
このような意味だと、果たして平等な「同盟国」とは言いがたいのですが、現在ではアメリカ以外に、2007年オーストラリア、2008年インドと安全保障協力を結んではいます。
テロ対策と銘は打っていますが、明らかに日米安全保障条約と同様の軍事同盟の一種だと思います。
過去には、イギリスと日英同盟、ドイツ・イタリアと三国同盟を結んだことがありました。
「同盟国」のアメリカですが、これは日米安全保障条約を結んでいることでそう言っていますが、日本の主権を放棄させた不平等条約と思っている人もいます。
今の日本は、基本的には集団的自衛権を行使しないと明言しているのですから、アメリカが日本を助けてくれても、日本はアメリカを助けられないという、つまり「同盟」という意味とは外れていると思います。
実は、韓国の「同盟国」もアメリカだけです。
韓国は徴兵制もあり、軍隊もあるので、日本よりは少しは「同盟国」に近づいていると思います。

アメリカの同盟国は、
カナダ・イギリス・ドイツ・デンマーク・ノルウェー・トルコ・スペイン・オランダ・ポルトガル・アイスランド・イタリア・ルクセンブルク・マルタ(NATO加盟国)
メキシコ・アルゼンチン・ペルー・エクアドル・パナマ・ブラジル・チリ(米州機構)
オーストラリア・ニュージーランド(太平洋条約)
日本・韓国(個別の条約)
実に24カ国もあります。
でも、本当の意味での「同盟国」はイギリスくらいかなとは思います。

ロシアにも同盟国があります。
CIS諸国とのCIS集団安保条約があります。
CISの加盟国は、
・1991年発足時
ロシア、カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、キルギス、ベラルーシ、アルメニア、アゼルバイジャン、モルドバ(客員参加国)、トルクメニスタン(1994年に客員参加国へ移行)
・1993年加盟
グルジア
ウクライナはベロヴェーシ合意に調印したのですが、正式的にCIS憲章を承認していません。
そのため、法律上は加盟国・客員参加国の資格を有していないのですが、事実上の客員参加国です。
他にも同条約が期限を迎えた際、更新しなかった国がいくつかあります。
1999年4月20日に、条約の期限が終了したのですが、アゼルバイジャン、グルジア、ウズベキスタンの3カ国は延長しませんでした。
アメノカでの同時多発テロ後に、アメリカ軍の中央アジア駐留に対抗して、2002年12月にはロシアなどがキルギスのカント基地への駐留を決め、2003年4月にはカザフスタンでCIS集団安保軍が合同演習を行いました。
同年4月末にタジキスタンに集団安保条約に加盟するロシア、ベラルーシ、アルメニア、カザフスタン、キルギス、タジキスタンの6カ国の首脳が集まり、CIS集団安全保障機構の初代事務総長にニコライ・ボルジュジャ・ロシア元大統領府長官を任命しています。
2005年にはグルジアやモルドバでロシア軍撤退の要求が強まり、CIS諸国がまとまって軍事協力を行うのはほぼ不可能となりました。
2005年に急速にロシアに接近したウズベキスタンは、2006年6月に復帰しました。
ウズベキスタンは2005年には駐留していたアメリカ軍を撤退させていました。
最近はロシアを中心にこの機構を強化する動きが目立っているようです。

また、中国に関しては、北朝鮮との間に、中朝友好協力相互援助条約があります。
ただし、中朝関係は2013年12月、北朝鮮の張成沢・国防委員会副委員長の処刑以来、急激に悪化しています。
中国はすでに北朝鮮への石油輸出をストップしているほか、経済支援もほとんど行なっていないそうです。
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