近年増えている「ゲリラ豪雨」

西日本では、今日も厳しい暑さが続いています。

松山での昨日の最高気温は34.3度でしたが、西日本では最高気温が35度以上の猛暑日になった所が多かったそうです。
今日も、引き続き、厳しい暑さが続いています。
これに対して、関東甲信や北陸、東北、北海道方面は、変わりやすい天気が続いています。
日差しがある所でも急に空が暗くなり、雷を伴って局地的に(非常に)激しい雨(傘が役に立たない)が降っています。
北海道では、7月27日(水)から、7日連続で大雨警報が発表されています。
上川地方の南富良野町金山では、1時間に50mmと、観測史上最も激しい雨の降り方となりました。
今日も、午前11時4分に、東京23区の広い範囲に大雨、洪水警報が発表されました。
発達した積乱雲が、東京都内を通過中との事で、大気の状態が非常に不安定だそうです。
明け方には、1時間22.5mmの雨が降り、雷雨となったそうです。
近年では、こうした「ゲリラ豪雨」が多くなっています。
「ゲリラ豪雨」は、気象学的に明確な定義付けはないそうです。
予測困難な、都市部や都市近郊の限られた場所で、短時間に発生する猛烈な集中豪雨 といったとこで、おそらく日本だけの現象名だと言っている専門家もいます。
またの名を「局地豪雨」と呼んだり、雷を伴うことも多いことから「ゲリラ雷雨」などとも呼ばれたりしています。
気象庁は予報用語として「ゲリラ豪雨」という言葉を使っていませんが、荒天が多発した2008年夏頃より、マスコミや民間気象会社が多用するようになり、その年の「新語・流行語大賞」にノミネートされるなどしたことから、広く一般に浸透しました。
この2008年の7月下旬から8月にかけては、「ゲリラ豪雨」等の局地的な大雨により、全国各地で大きな被害が出ました。
神戸の都賀川では一気に増水して児童を含む5名が亡くなるという事故があったのもこの年です。
でも、「ゲリラ豪雨」と言う言葉が広く使われ出してからは、まだ10年も経っていないそうです。
しかし、このような雨が昔は無かったのかというとそんなことはないです。
近年はその数が急増しているのだと思います。
「ゲリラ豪雨」が近年急増しているその原因は、都市部のヒートアイランド現象と複雑な気流によるところが大きいようです。
都市部では、
①大量の廃熱やアスファルトとコンクリートで覆われた地表の温度が簡単に高い温度になること
②高層ビル郡により気流が複雑な流れになること
これらによって、局部的に非常に強い上昇気流を生み出します。
そして、地表近くの高温で湿度の高い空気が、急激に上昇することにより、気圧の低下と温度の低下が起こり、急激に雲を発達させ、ごく短時間で巨大な積乱雲になり、「ゲリラ豪雨」が起こるという仕組みです。
そして、雨が多量に降ることによって地表温度が急に下がると、ごく短時間のうちに消えてしまうと言う特性もあります。

以前にもブログで説明しましたが、気象庁によれば1時間降雨量が80mm以上の雨は「猛烈な雨」とされており、この現象として、「息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる。傘は全く役にたたない。水しぶきであたり一面が白っぽく視界が悪い。車の運転は危険。雨による大規模災害の発生するおろれが強く厳重な警戒が必要。」などと説明されています。
下水管から雨水があふれるのは30mm以上で、マンホールから水が噴出するのは50mm以上だそうです。
確かに、10年ほど前までは、1時間降雨量が50mm以上となると、全国的にも珍しかったと記憶していますが、今年はしょっちゅうです。
これだけでなく、100mm、120mm以上という数値もよく聞きます。
1時間降雨量が50mmでもものすごいのに、この倍となると「いったいどんな雨」と思います。
少なくとも、今までの松山では経験したことのない「ゲリラ豪雨」だと思います。
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