土の粒度試験について

土の粒度試験について調べてみました。

土の粒度構成は、ある決められた土粒子径の分布状態を全質量に対する重量百分率で表します。
土の粒度試験は粒径が0.075mmより大きなものはフルイを使用してふるい分けを行い、0.075mmより小さいものは、比重浮ひょうを使用した沈降分析で求めます。
土の粒度試験は目的に応じて、フルイ分析だけの場合とフルイ分析と沈降分析とを行う場合があります。
粒径と名称は現在、次のようになっています。
・粘土 ……… 0.005mm未満の土粒子
・シルト ……… 0.005mm以上0.075mm未満の土粒子
・細砂 ……… 0.075mm以上0.25mm未満の土粒子
・中砂 ……… 0.25mm以上0.85mm未満の土粒子
・粗砂 ……… 0.85mm以上2.0mm未満の土粒子
・細礫 ……… 2.0mm以上4.75mm未満の土粒子
・中礫 ……… 4.75mm以上19mm未満の土粒子
・粗礫 ……… 19mm以上75mm未満の土粒子
・石分 ……… 75mm以上の粒子(JIS A 1204では対象外)
つまり、フルイ分析だけでは粒径が0.075mmより小さなもの、つまり、細粒分含有率(粘土とシルトを合計したパーセント)は算出出来るのですが、粘土とシルトの別々のパーセントは算出出来ません。
また、粒度試験の結果は、主に土の分類に使用されますが、粘土・シルトの分類は、粒度試験結果よりも土の液性限界・塑性限界試験結果が優先されます。
粒度試験の結果は、
①土の分類
②透水性の判断
③液状化強度の推定
④一軸圧縮強さの補正

などに使用されます。
一般的には、粒度試験結果が出てくる前にコア観察を行い、柱状図も作成してしまっています。
この時に、目視によるコア観察結果と、粒度試験結果から導かれる土質名が一致しないことはよくあります。
粒度試験結果から導かれる土質名は、粒度構成が重量百分率であるので、
・極度に湿潤であったり乾燥している場合
・粒度分布が悪い場合
などの時は、特に一致しません。
土質名は、ある程度は粒度試験結果に合わせますが、例えばGL-3mから4mの間の1m間に、目視では、「礫混じり砂」と判定していたものが、粒度試験結果で、「粘性土まじり礫質砂」となることがあります。
土質試験に出すのは1m間のうち、ほんの5cm程度なので、微妙な差なら私は目視を優先させます。

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