マグマの分化について

マグマの分化について調べてみました。

下図にわかりやすくまとめていますが、まず、マントル上部のかんらん岩が部分溶融してまず玄武岩質マグマが発生し、その玄武岩質マグマが冷える過程で分化して様々な火成岩を作っていきます。
最初の玄武岩質マグマから晶出するのは、有色鉱物のかんらん石と無色鉱物のカルシウム(Ca)に富む斜長石です。
これがこのまま固まれば玄武岩やはんれい岩になります。
そして、晶出したかんらん石やCaに富む斜長石が沈殿したり、また残液と反応して再び融けることによって、残った残液(マグマ)は安山岩質のものになり、晶出する鉱物も、有色鉱物としては輝石や角閃石、無色鉱物としてはCaの割合が少し減り、ナトリウム(Na)の割合が増えてきた斜長石となります。
このようなマグマがそのまま固まれば安山岩や閃緑岩になります。
さらに反応が進み、マグマはデイサイト質から流紋岩質へと変化し、晶出する有色鉱物は黒雲母、無色鉱物はますますNaに富んだ斜長石、さらにはカリ長石や石英も晶出し、デイサイト岩、流紋岩や花こう岩ができます。
この中で、固溶体を作る斜長石の系列は、最初はCaに富んだものから、最後はNaに富んだものまでが連続的に晶出します。
そして、固溶体を作らない有色鉱物のかんらん石、輝石、角閃石、黒雲母、また無色鉱物の石英もあるところで突然に晶出を始めます。
ただし、一般に、若いころは玄武岩質のマグマを噴出する火山でも、その末期においては爆発的な噴火をするようになることがあります。
これは地下のマグマだまりの中でのマグマの分化がすすみ、だんだんと粘りけが強い流紋岩質のマグマになっていることを示しています。

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