北海道のタウシュベツ川橋梁

北海道上士幌町の糠平湖に、タウシュベツ川橋梁があります。

この糠平湖は人造湖であり、季節や発電によって水位が劇的に変化するため、橋梁全体が水没してしまう時期もあれば、水位が低くなって橋梁全体が見渡せる時期もあります。
その様子から、「幻の橋」とも呼ばれています。
よく晴れた風のない日に、湖面に橋が映ると、コンクリート製アーチ橋なので、眼鏡のように見えることより、「めがね橋」の別名を持っています。
古代ローマの遺跡を思わせるようなその姿は、周辺の景色とも調和しています。
もともとは、日本国有鉄道士幌線(1987年(昭和62年)廃線)が1939年(昭和14年)に十勝三股駅まで開通した際に、音更川の支流であるタウシュベツ川に架けられたものだそうです。
1955年(昭和30年)に、発電用に糠平湖が建設され、橋梁周辺が湖底に沈むことになったため、士幌線は湖を避けるように新線が建設され、切り替えられました。
その際に、橋梁上の線路は撤去されたものの、橋梁自体は湖の中に残されることとなり、現在までその姿をとどめています。
この橋は、第1回北海道遺産に選定された「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」の1つでもあります。
現在のタウシュベツ川橋梁は、建設から80年近く経過し、劣化が激しくなっています。
あと数年したら壊れてしまうのではないかというほどの状態です。
こんな、タウシュベツ橋梁を眺める方法は3つあるそうです。
①ぬかびら源泉郷から旭川方面に8km進んだ地点にあるタウシュベツ展望台から眺める(750mくらい離れています)
②NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンターの有料ツアーを利用して橋の近くまで行く
③十勝西部森林管理署東大雪支署から許可証をもらって、自家用車で行く
ただし、詳しい手続き等は登山等に関する通行規制等についてアイコン内の「糠平三股林道(タウシュベツ橋梁方面)の通行を希望される方へ」を参照してください。
また、糠平市街に鉄道記念館があり、士幌線の説明資料や他の橋梁についての情報もあります。


北海道にあるタウシュベツ橋梁が糠平湖に映っている姿です。
こうして見ると、美しいコンクリート製のアーチ橋ですが、この橋は、人造ダム湖の水の少ない1月〜5月しか見ることができないそうです。
その後8月からは湖の下に沈んでしまうという幻想的な橋です。


真冬には、凍結した糠平湖上を歩いてタウシュベツ川橋梁を眺めることができるツアーがあります。
往復約4kmもの距離を、スノーシューを使って歩くそうです。
寒い気温の中歩くため、普通の4kmを歩くよりかはきついと予想されます。
例年1月〜3月上旬まで開催されているツアーだそうです。


糠平湖の水位変動によって、まったく異なる姿を見せるタウシュベツ橋です。
雨量や雪どけ量、あるいは発電所の都合によって水かさが増したり減ったりします。


水かさが増してエメラルドグリーンのようになった糠平湖と、そこにかかるタウシュベツ橋です。
は、コンクリート感むきだしでメガネのような光景とはまた違った趣があり、さらに、雪化粧をしたニペソツ山とのコラボレーションがとても美しいです。


タウシュベツ橋は、毎年8〜10月頃には湖底に沈んで見えなくなります。
例年は、水位が上がる6月頃から沈み始めるそうですが、5月下旬に水没した年もあれば8月にタウシュベツ橋がすべて見えた年もあるんだそうです。
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