日本とエクアドルの大地震の関連性について

熊本県で震度7の激しい揺れを観測する地震が起きてから今日で1週間が経ちました。
熊本県と大分県では、今でも活発な地震活動が続き、震度7が2回、震度6強が2回、震度6弱が3回、震度5強が3回、震度5弱が7回、震度4が74回と、震度4以上を観測した地震は合わせて91回に達し、震度1以上の地震は758回に上っているそうです。

1週間前の今月14日の夜に、熊本県益城町で震度7の激しい揺れを観測する地震が発生したあと、16日未明には熊本県益城町と西原村で震度7の激しい揺れを観測するマグニチュード7.3の大地震が発生したほか、19日の夕方から夜にかけては、熊本県八代市で震度5強を観測する地震が発生したあと、八代市と宇城市、氷川町で震度5弱を観測する地震が発生しました。
大分県を震源とする地震も続いていて、21日午前5時16分ごろに起きたマグニチュード3. 5の地震では別府市で震度4の揺れを観測しました。
日本では、他国のことなど詳しく知る余裕もないのですが、南米のエクアドルで日本時間4月16日8時58分にマグニチュード7.8の大地震が起き、こちらも大変な被害となっているようです。
太平洋の反対側ですが、二つの地震はいずれも、火山活動や地震活動が活発な環太平洋火山帯で発生しました。
わずか数日で相次いだ大地震は偶然とは思えない部分もあるのですが、米科学団体ナショナル・ジオグラフィック協会によれば、世界の地震の約90%は環太平洋火山帯で発生しているそうです。
エクアドルは、南米の赤道直下の国のため、日本とは地球の裏側にあたります。
今までの日本での大地震と、世界の大地震との関連性を調べてみました。
①阪神大震災
1995年1月17日発生
その後4ヶ月後ロシアにて大震災
1995年5月28日 ロシア、サハリン北部、ネフチェゴルスク地震 – Mw 7.1(M 7.6)、死者2000人
②東日本大震災
2011年3月11日発生
2011年2月22日 カンタベリー地震 – ニュージーランド南島のカンタベリー地方で Mw 6.1(M 6.3)の内陸地震
2011年3月24日 ミャンマー地震 – Mw 6.8、死者80人
2011年9月18日 インド北東部地震 – Mw 6.9、死者107人
2011年10月23日 トルコ東部地震 – Mw 7.1 – 7.2、死者601人
これだけの記録だと、関連性とかはわかりません。
では、地球の裏側南米(チリが多いのですが)と日本はの関連は下記の通りです。
■1995年:チリ中部で発生、Mw8.0。(月日の情報なし)
1月17日 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災、阪神大震災) – Mj 7.3
■2010年:2月27日チリ中部マウレ沖で発生、Mw8.8
2月27日 沖縄本島近海で地震 – Mj 7.2
→沖縄県糸満市で最大震度 5弱
11月30日 小笠原諸島西方沖で地震 – Mj 7.1
→関東から東北地方南部の広い範囲で最大震度3
12月22日 父島近海で地震 – Mj 7.4
■2014年:4月1日チリ北部イキケ沖で発生、Mw8.2
7月12日 福島県沖で地震 – Mj 7.0
→宮城県、福島県、茨城県、栃木県で最大震度 4
11月22日 長野県北部で地震(長野県神城断層地震) – Mj 6.7
→長野県長野市、小谷村、小川村で最大震度 6弱
■2015年12月17日チリ M8.3
1月6日 硫黄島近海 M6.0
1月14日 浦河沖M6.7
2月15日 鳥島近海M6.0
MjとMwはほとんど同じだそうですが、この記録だけを見ると、日本と南米は連動すると言っても過言ではないようです。

日本とエクアドルで大地震が発生したのを受け、インターナショナル・ニューヨーク・タイムズ紙(INYT)や米ニュース専門放送局CNN、豪放送局SBSといったメディアがQ&A形式の解説記事を掲載していましたが、そのいずれも、最初の質問が、日本とエクアドルの地震に関連性はあるか、というものでした。
しかし、INYTはシンプルに「いいえ」と答えています。
「日本とエクアドルはあまりにも離れており、両国での地震に何ら関連性はない」と説明しています。
CNNによると、両国間の距離は約9590マイル、1万5445キロとのことで、両国の間には広大な太平洋がありますが、AP通信は、英オープン・ユニバーシティー(放送大学)の惑星地球科学のデービッド・ロザリー教授が、「日本とエクアドルの地震の間には因果関係はない」と語ったと伝えていますが、理由についての説明はありません。
SBSに登場する豪メルボルン大学の地質学科長、マイク・サンディフォード教授は、その質問に対して、より慎重な答え方で、「日本とエクアドルという太平洋の両サイドで起きた地震は、非常に遠い場所の別の構造プレート上で起きたもので、両者に関連があることを説明すると思われるいかなる物理的メカニズムも、私たちは把握していない」と前置きをし、「そうはいっても、今回と同じように複数の大地震が非常に近いタイミングで起こるということが、この10年で何回かあったため、今回の地震によって私たちはいくらか再考することになるだろう」と語っています。

これらの地震の発生は偶然の一致なのでしょうか?
地震の記録(観測)にはたかだか100年の歴史しかなく、地震の発生周期を考えると極めて短く不十分なのですが、自然の脅威に比べると地球の規模はあまりにも小さいため、地震の関連については私はあると思っています。
そして、その「関連」以上に「予知」に関しては、まるっきり不明な要素がいっぱいあります。
「予知」がきちっと出来て、次の段階として「関連」に繋がるものだと思います。
思えば「天気予報」だってつい最近まで当たらなかったような気がします。
雲の流れを解析するのと、地中の中を解析するのとは難易度は違いますが、「ある日突然大地震」だけは避けたいものです。
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