北海道新幹線の開業

いよいよ明日、本州と北海道とを結ぶ北海道新幹線の開業です。

北海道新幹線は新函館北斗と新青森の間、148.8kmの区間で、3月26日開業し、東京と新函館北斗の間は最速4時間2分で結ばれることになります。
これに伴い、JR北海道とJR東日本の2社は12月18日、2016年3月26日のダイヤ改正を機に廃止される本州~北海道間の在来線旅客列車について、今後の運行計画を発表しました。
青函トンネルが絡んでくるので、新中小国信号場~木古内間では、在来線(海峡線)と線路を共用する区間になります。
海峡線を走る定期運行の旅客列車は、北海道新幹線の開業に伴い全て廃止されます。
新青森~函館間の特急『白鳥』『スーパー白鳥』は3月21日限りで運行を終了しました。
青森~札幌間を結ぶ夜行急行『はまなす』は、札幌発が3月20日限り、青森発が3月21日限りで運行を終了しました。
上野~札幌間の臨時寝台特急『カシオペア』は、下り上野発が3月19日限りで運行を終了し、上り札幌発も3月20日限りで運行を終了しました。
海峡線を走行する定期運行の列車は北海道新幹線開業後は、貨物列車だけになります。
一方で、2017年春からの運行が予定されているJR東日本のクルーズ列車『TRAIN SUITE 四季島』は、一部のコースで北海道への乗入れが計画されており、臨時の旅客列車は新幹線開業後も運行される見込みだそうです。

ここで、在来線の特急列車と新幹線との共用ですが、まず在来線と新幹線は何が違うのでしょうか。
新幹線鉄道とは、「その主たる区間を列車が時速200km以上の高速度で走行できる幹線鉄道」とされているため、在来線の特急列車よりも高速で走行するのはみなさんが知っているとおりです。
なお、整備新幹線については、最高速度を時速260kmとして設計されているそうです。
その他にも、様々な特徴があります。
①レールの幅が在来線では1,067mm(狭軌)であるのに対し、新幹線では1,435mm(標準軌)とレールの幅が広く、安定して高速で走行できます。
②1編成あたりの輸送力が大きく、例えば札幌・函館間を走行する「特急スーパー北斗」は7両編成で345席に対し、北海道新幹線用車両「H5系」は、10両編成で731席と在来線の2倍以上の輸送力があります。
③踏み切りが設置されないため、自動車などとの事故の心配がなく、走行できます。

そして、青函トンネルの構造物は、当初から新幹線規格で作られており、トンネル自体は新幹線が通ることができるのですが、下図のとおり、新幹線と在来線は線路の幅が違うため、線路を3本にして、共用して走行できるようにします。

青函共用走行区間3線式図

青函トンネルの長さは約54kmですが、その前後の区間を含めた約82kmが新幹線と在来線の共用走行区間になります。
北海道新幹線の速度としては、整備新幹線の設計速度260kmだそうです。
ただし、新幹線と在来線が共用して走行する青函トンネルとその前後の区間(青函共用走行区間)については、大規模な地震発生時等における安全性の観点から、現在の特急と同等の時速140kmで走行することとされています。
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