西之島の近況

まだまだ活発な火山活動が続いている西之島です。

噴火が始まった平成25年11月から今年の7月までに噴出した溶岩や火山弾の量は、東京ドームの約129倍に当たる1億6000万立方mに達しているそうです。
溶岩などの総重量は4億トンと推定しています。
海上保安庁によると、戦後に国内で噴火した火山では、平成2~7年の雲仙・普賢岳(長崎県)の2億4000万立方m(6億トン)に次ぐ規模となったそうですが、これだけ大きい島となった西之島よりも普賢岳のほうが大きいとは以外な気がします。
海保によると、噴出した溶岩などは陸上部に約8500万立方m、海面下に約7400万立方mが分布し、陸地部分が広がっている方向と同じ東から南の海底には局所的に溶岩が堆積し、水深が最大で噴火前より約80m浅くなっているそうです。


一時期は、その活動が収まって来たとも思えていた西之島でしたが、10月18日の観測によれば「中央火口から間欠的に灰色の噴煙を吹上げているのが確認された」そうです。
ただ、これまでのような溶岩流の活発な流れ出しによる海岸線の拡大化は見られないようです。


これは、産総研による10月30日の西之島熱画像ですが、これを見ると中央火口は赤くなっているので、高熱を維持しているようですが、その他はブルーだけなので、海岸まで達する溶岩流はないようです。


今年の7月28日時点での平面図の推移と、断面図の推移です。
その段階では、標高は150m(中央火口縁)になっているようです。
溶岩流による面積拡大はほぼ停まっているようですが、3月1日と比べても、陸地の厚みは溶岩流の積層で増していることが判っています。
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