イエメンで、サイクロン「チャパラ」が大暴れ

先日も当ブログに書きましたが、強い勢力を持つサイクロン「チャパラ」が11月3日、イエメン中部に上陸しました。

この「チャパラ」は、中部の港湾都市ムカラ付近に上陸し、一帯は最大風速38mあまりの暴風に見舞われました。
暴風に見舞われたムカラの港ですが、今年に入り、国際テロ組織アルカイダ系の「アラビア半島のアルカイダ」に制圧されています。
年間降雨量の2~3倍に達する豪雨が、内戦の混乱に追い打ちをかけ、大きな被害をもたらしています。
異常事態です。
降水量は、多いところで2日間で500mmに達するそうです。
日本みたいにしょっちゅう集中豪雨に見舞われている国と違い、イエメンは大雨とは無縁の砂漠の国です。
乾燥した国でこれほどの雨が一気に降れば、大規模な土石流や鉄砲水が発生することはまちがいないです。
予想通り、サイクロンが上陸したところは、道路も濁流にのみ込まれ、車も人も流されてしまっているようです。
マンションの住人がベランダから撮影した、濁流が街をのみ込む映像がありましたが、住宅の間を縫うように流れる濁流になっており、かろうじて、狭い橋に引っかかり、車は止まって、近くの人が、乗っている人の救出を試みたのですが、濁流は荒れ狂い、1分後、懸命な救助活動もむなしく、運転手は、濁流の中にのみ込まれてしまいました。
通常、イエメンの年間の降水量は、沿岸部でも100mm以下だそうで、2日で、5年分の雨が降ったことになります。
砂漠地帯で、水不足の人たちにとって、信じられない光景だと思います。

何故、サイクロンがイエメンを襲ったのかを調べると、
①インド洋の海水温が、例年より1度高く、サイクロンが発生しやすい状況になっていたこと
②インド洋で発生したサイクロンは、通常、北上し、インド東側のベンガル湾へと向かうのですが、今回は、上空に東風が強く吹き、イエメンの方向に流れやすくなっていたこと
この二つの原因によるものだそうです。
アラブメディアによると多数の家屋が破壊され、約6千人が避難したそうです。
亡くなった人の数はまだ発表されていません。

イエメン中部沿岸に大型のサイクロンが直撃しました。

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サイクロンがイエメンの方向に向かったのには原因があるそうです。
その一つとして、インド洋の海水温が、今年は、いつもの年より、1度高く、サイクロンが発生しやすい状態になってるとの事。
また、サイクロンは通常、インド洋で発生してインド東側のベンガル湾へと北上します。
まれにアラビア海を通過したとしても、大抵はイエメンの東にあるオマーンに向かうそうです。
でも、今回は、上空に東風が強く吹き、イエメンの方向に流れて行ったと推測されています。

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