人間が火星に住むためには

アメリカの航空宇宙局(NASA)によると、火星には水があるそうです。

NASAが、9月28日発表したところによると、火星表面の谷間に沿って、水が流れている有力な証拠を見つけたそうです。
過去の調査で、氷や水蒸気の存在はわかっていたらしいのですが、液体が確認されたのは初めてだそうです。
ただし、地表は強い放射線にさらされ、平均気温が中緯度でカ氏マイナス60度(セ氏マイナス51度)で、大気は96%が二酸化炭素なので人間は息をすることができません。
それでも、イーロン・マスク氏の宇宙開発企業スペースXは2027年に十数人の火星到達を目指しているそうです。
先に述べた、火星に水が流れた形跡を発見したNASAは、いずれは火星に宇宙飛行士を送り込む方針を示しています。
ここから約4億キロメートルも離れた厳しい環境の中で人間はどうやって定住するのでしょうか?
ここからは、専門家による想定ですが、まず食料については、最初の数十年間は食料のほとんどをフリーズドライの状態で地球から運ぶことになるそうです。
でも、生鮮野菜はできるそうです。
火星の土に似た土壌を使って地球上で実験したところ、植物の生育に適していることが分かったそうです。
でも、移住したとして、水栽培や空中栽培など、困難がまちうけていることは間違いないです。
次は水についてですか、火星にある全ての水分を溶かして地表に集めたら、1000フィート(約305メートル)の高さまで水に覆われるそうです。
水は地下では帯水層に、土壌の中では氷結した状態で、砂の層の下には氷河として、極地方には氷として存在し、源流である可能性のある場所からときおり流れることさえあるそうです。
それにもかかわらず、水を集めたり溶かしたりするのは容易なことではないそうです。
したがって、初期の移住者は水蒸気吸着反応炉(WAVAR)つまり、火星の湿った大気から水分を抽出する、NASA向けに開発された吸湿装置のようなものを使うことになるそうです。
地球上ではわれわれは厚い大気や磁場によって宇宙線や太陽放射から保護されているが、火星には厚い大気も磁場もありません。
放射線を遮る方法の1つは建物の周囲に土(レゴリス)を盛って保護することだそうです。
NASAには、レゴリスに少量のプラスチックを加え、電磁波で焼いてレンガを作る優れた装置があるから、移住者はレンガで厚い壁を作ることができるそうです。
もっと単純な方法は洞穴を見つけることで、火山活動でできた溶岩洞があればいいそうですが、果たしてそんなものがあるかどうかですが。
人間の体は1平方インチ当たり14.7ポンドの気圧に耐えられるようにできているそうです。
火星の気圧は非常に低いため、特別な与圧服は欠かせないそうです。
与圧服がなければ体が膨張して皮膚や臓器が破裂するそうです。
人間は最低5ポンドの気圧があれば生きられることが研究によって示されています。
つまり、火星で着用する装備は、比較的軽く着心地のいいものでいいそうです。
あとは酸素ですが、NASAは2020年に火星に「Moxie(モキシー)」という実験装置を試験用に運び込む予定だそうです。
この装置で火星の大気を処理して酸素を取り出し、ロケットの燃料や呼吸に使うとのことです。

移住者たちの理想として、困難な火星での生活から脱皮して、地球のような環境を作ることを考えます。
このテラフォーミング(惑星地球化計画)の目的は火星の気温を上げることから始まります。
極地方の気温が数度変われば、さまざまな現象が起きます。
気温を上げるには、巨大な鏡のようなソーラーセイル(太陽帆)を軌道に乗せて、極地方に太陽光を反射させる方法があります。
気温はすぐに数度上昇し、これをきっかけに連鎖反応が始まる可能性があります。
極地方の凍った二酸化炭素がガスに変化すれば、大気は厚みを増し、より多くの太陽エネルギーを蓄えることができるようになります。
こうして火星で温室効果ガスが繰り返し発生するようになります。
数十年以内に、赤道付近の温暖な地域では液体の水が流れるかも知れません。
そして、水があれば植物が育ち、大気中の酸素がさらに増えます。
また、水蒸気が増えればより多くの放射線を遮断できるようになります。
今は夢物語ですが、1000年後には、普通に暮しているかも知れません。
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