キャリパー検層について

キャリパ―検層について調べてみました。

キャリパー検層は、孔径検層とも言い、ボーリングの径を測定する検層です。
①原理
キャリパ―検層は、孔径変化を深度方向に連続的かつ直接的に測定する方法です。
機械式のアームを孔壁に接触させて孔径を調べます。
このアームには3種類あります。
・アーム型
孔径変化の応答に優れており、土木地質調査で用いられているのはほとんどがこの型です。
・スプリングアーム型
孔壁との接触が大きいので、孔径の細かな変化は捉えにくいのですが、孔壁の大局的な変化を把握するのには適しているようです。
・アームパッド型
上記の中間型です。
②測定方法
アームを閉じた状態でゾンデを降下させ、孔底や孔底付近でアームを開放します。
孔径検層に用いられる測定器は、内部に小型モーターを内蔵し、地上からの遠隔操作により、ゾンデから出た複数のアームが孔壁に触れながら測定します。
また、ゾンデの引き上げ速度が等速度になるように調整しながら測定を行います。
③特徴・適用限界
掘削孔の内径を知るために用います。
孔径の変化を深度に対して連続的に測定記録します。
孔内における空洞、崩壊の位置やその形状・程度を把握できるほか、孔径による補正を必要とする他の検層(密度検層など)の結果の解釈などに用いられます。
一般に破砕帯や断層、軟弱地質においては、孔壁が崩壊し易く孔径拡大が顕著に認められます。
また、孔径検層から得られた測定値より孔内容量等を算出し、セメンチング作業の情報としても利用されています。
キャリパーゾンデの測定深度は約1300m程度で、測定範囲45~100mm程度です。
また測定誤差は、±2mm程度となっています。

キャリパー検層概念図
< キャリパー検層概念図 >
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