オーストラリアのシェルビーチ

オーストラリアには、貝殻ばっかりで埋め尽くされたシェルビーチがあります。

このシェルビーチ(Shell Beach)は、オーストラリアのシャーク湾に突き出たペロン半島の北側にあります。
無数の小さな白い貝殻が堆積してできたビーチの距離は110kmも続き、場所によっては10m以上も堆積しているそうです。
シャーク湾の独特の地形と気象条件から、海水は塩分濃度が高いそうです。
そして、この環境を好む特定の二枚貝が繁殖し、貝殻が嵐などによって運ばれて独特な景観をつくり出しました。
堆積し始めたのは4000年も前からと言われ、シャーク湾周辺の古い建築物には、貝殻が変化した石灰岩を用いたものが多く見られるそうです。

シャーク湾は、もちろん世界自然遺産で、西オーストラリア州パースの北850kmにあり、インド洋に面して突き出したペロン半島だけでなく、島々も点在しています。
水深10mほどと浅く、この浅瀬が独特の生態系を作り出したともいわれています。
この地域はオーストラリア南部と北部の属性植物が混在する境界地点で、145種が北限、39種が南限とする植物が生息し、同地固有の新種も28種ほど発見されています。
シェルビーチだけでなく、シャーク湾の最も奥まった場所にあるハメリンプールでは、ストロマトライトという藻が繁殖しています。
これは地球最古の生き物で、光合成により地球上で初めて酸素を生成し、生き物の基盤を作ったとされています。
そのほか、ジュゴン、ザトウクジラ、ミドリウミガメ、イルカなど約320種の動物が生息しています。
特にジュゴンは世界最大の生息地で、約1万頭が暮らしています。
ダークハートッグ島やペロン半島の海岸では、ウミガメの産卵も見られ、モンキー・マイアはイルカとの触れ合いができる場所として注目されています。


110kmも続いている、貝殻ばっかりで埋め尽くされたシェルビーチです。


クローズアップすると貝殻ばっかりなのがよくわかります。

 
シャーク湾の、ハメリン・プール海洋自然保護区には、世界最古の生命体と言われる「ストロマトライト」の群生地として知られています。
地球上で初めて酸素を作った生物で、その起源は35億年前とも27億年前とも言われています。
遠くから見ると、岩みたいにも見えます。
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