栃木県に出された大雨特別警報

松山は、台風の影響もほとんどないのですが、関東一円、特に栃木県では大変な大雨になっているようです。

気象庁の発表では、台風18号から変わった低気圧の影響で、湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になり、関東から東北南部にかけてきのう午後から帯状の発達した雨雲が南北にかかり続けているそうです。
栃木県では、10日明け方にかけて非常に激しい雨が降り続き、この24時間の雨量が多いところで500mmを超えて、平年の9月1か月の雨量の2倍に達するなど、各地で記録的な大雨となっています。
今日の午前6時半までの1時間には、茨城県のつくば市でも37mm、石岡市でも35.5mmの激しい雨が降ったようです。
また、東北南部や関東のほかの地域でも断続的に雨が降り、福島県では48時間の雨量が300mmを超える大雨となっているところがあるようです。
この大雨の影響で、気象庁では大雨特別警報が発表されました。
発表されたのは、10日AM00:20に栃木県全域と、10日AM07:45に茨城県北茨城市、AM08:45に茨城県大子町、AM09:55に茨城県河内町です。
特別警報は、2013年8月30日に運用開始して2年になりますが、過去に発表したのは、
・2013年9月16日 台風18号接近に伴い京都府・滋賀県・福井県に大雨特別警報
・2014年7月 7日 台風8号接近に伴い沖縄本島地方に波浪・暴風・高潮・大雨特別警報
この2回のみで、栃木県や茨城県は初めてです。
特別警報は、大雨だけではなく、暴風・高潮・波浪・暴風雪・大雪・大津波・噴火(居住地域)および、緊急地震速報(震度6弱以上)があります。
なお、大雨特別警報が、一番重大な発表で、それより軽いものとして、大雨警報、大雨注意報があります。
気象庁の基準としては次のような理由です。
①大雨特別警報
大雨特別警報は、台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想され、若しくは、数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想される場合に発表します。
大雨特別警報が発表された場合、浸水や土砂災害などの重大な災害が発生するおそれが著しく大きい状況が予想されます。
雨がやんでも、重大な土砂災害などのおそれが著しく大きい場合は、発表を継続します。
②大雨警報
大雨警報は、大雨による重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。
対象となる重大な災害として、重大な浸水災害や重大な土砂災害などがあげられます。
雨がやんでも、重大な土砂災害などのおそれが残っている場合は、発表を継続します。
③大雨注意報
大雨注意報は、大雨による災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。
対象となる災害として、浸水災害や土砂災害などがあげられます。
雨がやんでも、土砂災害などのおそれが残っている場合は、発表を継続します。

また、このような警報だけでなく、これまでに降った雨で、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山形、それに福島の各都県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
「土砂災害警戒情報」とは、大雨警報発表中に土砂災害の危険性が高まった場合に気象台と都道府県が共同で発表する情報です。
市町村長が避難勧告を発令する判断や自主避難への参考とされています。
いずれにせよ、栃木県と茨城県だけでなく、埼玉県、それに千葉県では、テレビで観る限りでは、川が増水して氾濫の危険性が非常に高くなっているところがあるようです。
低気圧の影響で湿った空気が流れ込み続けるため、栃木県をはじめ関東だけでなく、東北でも今日は局地的に1時間に80mmの猛烈な雨が降るおそれがあります。
11日の朝までに降る雨の量は、いずれも多いところで、関東と東北で200mm、北海道で120mmと予想されています。
これだけの大雨が降って、人の被害がものすごく少ないのは、関東の人の防災意識があるのと、行政の指導が的確なのもあると思います。
ただし、栃木県など、すでに記録的な大雨となっている地域では、今後の雨で川がさらに増水して氾濫の危険性が高まったり、土砂災害の危険性がさらに高まったりするおそれがあります。
床上浸水であれはまだ逃げられる可能性はありますが、川の氾濫や土砂災害、落雷、竜巻など、避けられない自然災害もあります。
被害が少なくなるように願っています。
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