最近の異常気象と人類滅亡

最近の異常気象は、地球に異常が発生しているように思えてしまいます。

世界各地では、今まで考えられなかったような異常気象が多発しています。
地震の頻発や、山火事や、大規模な洪水が頻発しています。
日本では、ゲリラ豪雨などの集中豪雨の他に、火山活動が活発になっています。
特に、東日本大震災以来、各地の火山で噴火や火山による地震が発生し、非常に心配な状態が続いています。
去年は、死者・行方不明者が63人にも上った9月の御嶽山噴火がありました。
今年に入ってからも、箱根山や口永良部島、浅間山など、火山活動が活発化したり、噴火に至るケースが相次いでいます。
東日本大震災以後、110個の火山の内、20個の火山が地下で地震が起きはじめています。
日本列島は千年ぶりといわれる大変動、大地動乱の時代が始まってしまいました。
こうした異常気象は日本だけではありません。
世界でも異常気象が相次いでいます。
インドでは、40度を超える強烈な熱波がありました。
あまりの暑さに道路が溶け、白線が歪んでいます。
インドで、雨季直前の5月に高温状態が続くのは一般的だそうですが、今年各地の気温は例年同期の平均気温を6℃も上回っており、記録的な高温に達しました。
アメリカでは5月に大洪水が発生し深刻な被害を及ぼしました。
大雨の影響で河川が氾濫し、テキサス州のサンマルコスでは洪水で住宅や車が流されて3人が死亡、12人が行方不明になりました。
この洪水で住宅1000戸以上が被害を受け、約2千人が避難しました。
そして、異常気象以外に大きな問題になっているのが生物の「絶滅」です。
私たち人間が知らないうちに多くの生物が絶滅しています。
地球温暖化など、全くなかった頃の地球は、自然が豊かで、生物も多様でした。
熱帯林の生物多様性の豊かさについて、このような話があります。
1980年、中米パナマの熱帯雨林で調査をしていた生物学者たちは、飛び上がるほど驚くような事実に遭遇したそうです。
雨林に自生する19本の樹木を調べてみたところ、1,200種ものカブトムシが見つかり、しかもその8割が、これまで存在が知られていなかった、新種だったそうです。
森全体に視野を広げてみたとき、そこには一体どれくらいの未知の生物が息づいているのか、想像することすら容易ではありません。
このことは、次の事実を物語っています。
「人類は、自分が暮らすこの地球という星に、どれくらいの種数の生物が生きているのか、ということよりも、宇宙にどれだけの星があるか、という事の方を、よほどよく知っている」。
つまり、星の数より、生物の数のほうが多いということなのでしょう。
生物多様性の世界が、どれくらい奥深く、謎に満ちているかは、パナマの森での出来事から30年が経った今も、変わることがないそうです。
現在までに、科学的に認知され、名前がつけられている野生生物の数は、アフリカゾウからシロアリ、さらに小さな藻類などの生きものまで含め、約140万~180万種だそうです。
しかし、予想される未知の生物の種を含めた種数は、実に1,000万種にものぼると言われており、最大では1億種に届くのではないかという推定もあります。
但し、毎年その数全体の0.01%~0.1%が、絶滅していると科学者は警告しています。
仮に全生物の種数が1,000万種だとしたら、毎年1,000種から1万種の生物が、この地球上から姿を消していることになります。
長い地球の歴史の中では、恐竜などをはじめとする生物の大絶滅が幾度も起きてきました。
地球生命史の中で、生存していた種の7割以上が滅んでしまった現象を大量絶滅と呼び、それは、5大絶滅事件とも言っています。
①オルドビス紀/シルル紀境界の約4億4370万年前(85%)
②デボン紀後期の約3億6700万年前(82%)
③ペルム紀/三畳紀境界(古生代/中生代の境界)の2億5100万年前(96%、史上最大規模の絶滅事件)
④三畳紀/ジュラ紀境界の1億9960万年前(76%)
⑤白亜紀/古第三紀境界(中生代/新生代の境界)の6550万年前(70%)
です。
もっとも有名なのが、恐竜が絶滅した6550万年前の白亜紀/古第三紀境界ですが、ここから高いイリジウム異常、衝撃による高圧変成鉱物、マイクロテクタイトなどが発見されています。
恐竜絶滅の理由については様々な研究家がその謎に挑戦してきましたが、 未だに完璧な説は存在していません。
しかし、一般に受け入れられるほど説得力がある有力な説は「隕石衝突説」です。
恐竜を始めアンモナイトやプランクトンなどの絶滅が、隕石の衝突によるものとされています。
他の4つの絶滅境界でも弱いイリジウム異常、衝撃による変成石英などが発見され、隕石の衝突が絶滅の原因とみられています。
しかし、古生代末の最大絶滅は、激しい火山活動による太陽光の遮断、光合成の抑制、大気や海洋の酸素量の極端な減少が原因と言われています。
しかし、現代に起きている種の絶滅、生物多様性の喪失が、過去の大絶滅と決定的に違うのは、生物が絶滅するスピードが圧倒的に速いという点だそうです。
その速さは、人間が関与しない状態で生物が絶滅する場合の、1,000倍から1万倍になると言われています。
これらの数値は、科学的に算出されたものですが、いずれも幅があり、まだ正確とはいえない面があります。
それでも今、この世界で起きている生物多様性の喪失が、きわめて大規模で、深刻であることに、間違いはなさそうです。
研究者によれば、このまま生物の絶滅が進めば、人類滅亡をあり得るそうです。
その危機が急激に大きなものとなったのは、20世紀以降の100年間です。
一体何が、生物多様性を脅かしているのでしょうか。
その要因は、大きく4つ挙げられます。
①自然環境の破壊と汚染
②資源の過剰な利用
③外来生物
④地球温暖化
大量絶滅を止めるために、温室効果ガスの排出抑制やごみを捨てないことなど、一人ひとりが出来ることはたくさんあります。
そして、すでに脅威にさらされている生物種を保護するため、生息圏の喪失や経済的利益のための搾取、気候変動など、生物種にかかっているそうした圧力を緩和する集中的な取り組みが早急に必要となっています。
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