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高田渡のアルバム④

1973年6月25日『石』  高田渡5枚目のアルバムリリース
(LP盤) キングレコード・ベルウッド
収録曲:
(1)ひまわり  詞:バーナード・フォレスト 訳詞:中島完 曲:高田渡
(2)夜の灯  詞:高木護 曲:高田渡
(3)私は私よ 詞:ジャック・プレベール 訳詞:小笠原豊樹 曲:高田渡
(4)ものもらい  詞:山之口貘 曲:高田渡
(5)私の青空(MY BLUE HEAVEN)  詞:堀内敬三 曲:ドナルドソン
(6)石  詞:山之口貘 曲:高田渡
(7)いつになったら  詞:金子光晴 曲:高田渡
(8)丘を越えて  曲:古賀政男
(9)当世平和節  詞:添田知道 アメリカ民謡
(10)正午  詞:野見山杉太郎 曲:高田渡
(11)火吹竹  詞:高田豊 作曲:高田渡

歌詞名と時間がわかるだけで、歌詞カードもありません。
高田渡の意図でつけなかったらしいのですが、ちょっと寂しいですね。
松本隆、加川良、中川イサト、友部正人といったURC時代の仲間達の他、ジャズ界からもメンバーを募 り、その音創の幅を広げた話題アルバムだと言われています。
今回の山之口貘の作詞は「石」と「ものもらい」です。
どちらも個性的で、高田渡の曲とマッチしています。
「火吹竹」は高田渡の父親の作詞ですが、詩人だったみたいです。
ただし、詩作をしたのは20歳の頃だけみたいです。
驚きなのは高田豊は、佐藤春男の弟子で、山之口貘も、同じ時期に佐藤春男の門下生だったらしい。
なにか同じような臭いがするのはそのせいもあるのかも。
「当世平和節」は添田知道の作詞ですが、高田渡はファーストアルバムで歌っている「現代的だよね」「ブラブラ節」「しらみの旅」「あきらめ節」は父親の添田唖蝉坊の作詞です。
親子ともども時事を辛辣に、そして、滑稽に取り上げ皮肉や逆説をこめた作風ですね。
私はこの歌好きです。
高田渡の個性はますます強くなっていっています。
しかし、その一方で音創りの幅も次第に広げて、「ものもらい」など戦前のジャズ・ソングを思わせる作品が多いこともこのアルバムの特徴です。
1973年ドイツのフランクフルトを旅行中、アメリカのブルースシンガーのライブを初めて生で聞き、語りを曲の間に織り交ぜたスタイルに影響を受けていると言われています。
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