「STAP細胞」について

「STAP細胞」については、すごく残念な気持ちです。

今年の1月に、小保方さんが喝采を浴びてから1年も経っていません。
理化学研究所における「STAP細胞」の検証チームは8月に、細胞を酸で刺激する論文通りの方法では、「STAP細胞」は作製できなかったとする中間報告を公表しています。
小保方さんは7月から検証チームに参加し、第三者の立ち会いや監視カメラの下で実験したそうです。
万能細胞の目印となる遺伝子が働くと緑色に光るように遺伝子操作したマウスの脾臓(ひぞう)の細胞を使い、「STAP細胞」の作製を試みました。
緑色に光ると万能性を持つ可能性を示すそうですが、それだけでは断定できなく、この細胞を別のマウスの受精卵に注入し、細胞が混ざり合ったキメラマウスになれば万能性が証明できるそうです。
小保方さんの48回の実験で、万能性を持つ可能性を示す緑に光る細胞が得られることもあったそうですが、数は論文に比べて非常に少なかったそうです。
そして、検証チームは1615個の受精卵に注入しましたが、万能性を1度も確認できず、増殖能力がある「STAP幹細胞」も作れませんでした。
これにより、今日、理化学研究所は、「STAP細胞」は事実上存在しないと発表し、検証実験も終了したそうです。

なにか、狐につままれた幕切れです。
あれだけ発表する過程において、小保方さんの役割や努力は大変なものですが、その当時、一人で「STAP細胞」を作成したわけではないと思います。
「誰かが小保方さんを騙したのか?」と思ってしまうのは私だけでしょうか。
政治家と同じように、科学者も嘘つきとは思いたくはありませんが、理化学研究所はあまりにも他人事で無責任だと思います。

<STAP細胞問題の経過>
▼2014年1月29日 理化学研究所の小保方晴子さんらが英科学誌ネイチャーにSTAP論文を発表しました。
▼2月13日 論文の画像が不自然と指摘があり理研が調査開始しました。
▼3月10日 共著者の若山照彦山梨大教授が論文の撤回を呼び掛けています。
▼3月14日 理研の調査委員会が中間報告を行い、野依良治理事長が「未熟な研究者。重大な過誤」と陳謝しました。
▼4月1日 調査委がSTAP論文に捏造と改ざんの不正があったと発表し、理研が検証実験開始しました。
▼4月9日 小保方さんが記者会見し、「STAP細胞はあります」と強調しました。
▼6月30日 理研が小保方さんを検証実験に参加させると発表しました。
▼7月2日 ネイチャー誌がSTAP論文を撤回しました。
▼8月5日 共著者の笹井芳樹さんが自殺しました。
▼8月27日 検証チームが「STAP細胞はできていない」と中間報告しました。
▼11月30日 小保方さんの検証実験が終了しました。
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