LEDで日本人がノーベル物理学賞

思ってもみなかったすごいニュースが飛び込んできました。

青色の発光ダイオード(LED)を開発した、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)、赤崎勇・名城大終身教授(85)、天野浩・名古屋大教授(54)がノーベル物理学賞です。
ノーベル物理学賞は、日本では
1949年 湯川秀樹・・・中間子の存在の予想。
1965年 朝永振一郎・・・量子電気力学分野での基礎的研究。
1973年 江崎玲於奈・・・半導体におけるトンネル効果の実験的発見。
2002年 小柴昌俊・・・宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献。
2008年 南部陽一郎・・・自発的対称性の破れ。
2008年 小林誠・・・対称性の破れによるクオーク世代の予言。
2008年 益川敏英・・・対称性の破れによるクオーク世代の予言。
上記の後なので10人目で、2008年以来の3人の受賞です。
今までのノーベル物理学賞は、私みたいな素人では、なにか判り難いことでの受賞でしたが、LEDははっきりと判ります。
青色LEDは、少ない電力でも明るい照明の開発につながり、私たちの生活を一変させてくれました。
LEDとしては1960年代に赤や緑が開発されたのですが、光の三原色のうち青は素材の結晶作りが難航し「20世紀中は無理」と言われていました。
名古屋大教授だった赤崎さんは、天野さんとともに世界中の研究者が手を引いた窒化ガリウムの結晶化に挑戦しました。
実験を繰り返し、結晶を作ることに成功し、1989年、世界で初めて青色LEDを実現しました。
その後、日亜化学工業(徳島県)の技術者だった愛媛県出身の中村さんが窒化ガリウム結晶の大量生産技術を独力で開発し、明るい青色LEDを作りました。
中村さんは、青色半導体レーザーも開発し、それぞれ世界で初めて製品化されました。
その後、LEDでさまざまな色を表現する道が開け、屋外の大型ディスプレーや信号機が実用化されました。
レーザーは、DVDより大容量のブルーレイディスクを可能にしました。
今では、黄色の蛍光体と組み合わせた白色LEDは、白熱電球や蛍光灯に替わり急速に普及し、高い節電効果を挙げています。
日本人の功績が世界中の人に知れ渡り、認められたことはすばらしいことだと思います。
頭がいいことはもちろん必要ですが、粘り強さも必要です。
最近は、集中豪雨や噴火や台風などで、暗いニュースが多かったのですが、錦織圭の活躍と、このノーベル物理学賞受賞は特筆ものです。
スポンサーサイト
最新記事
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム
QRコード
QR