火山の種類

火山の形状には大きく分けて3種類あります。

①楯状火山
地球上の大型火山の多くはこの火山で、アスピーテ式火山とも言いますが、現在ではこの呼称は推奨されていません。 武器の盾を伏せたような形で、流動性に富む溶岩が流れ、ゆるやかな傾斜の山体となります。
粘り気が小さいので溶岩が流れ、薄く広がった形状となり、低い火山となります。
溶岩台地も同じような種類で、主な岩石は玄武岩です。
噴出物は黒っぽいので、黒っぽい火山になります。
三原山、月山、キラウエア火山(ハワイ)などが代表的な山です。

②成層火山
コニーデ式火山とも言い、円錐状の姿が特徴的です。
ほぼ同一の火口からの複数回の噴火により、溶岩や火山砕屑物などが積み重なり形成されたもので、地形と内部構造によって類別された火山形状の一つです。
円錐状であるために、広大な裾野を持っています。
山体の傾斜は、火口に近いほど急であり、離れるほど緩やかなものとなっており、中心部は噴出物の供給が多く、供給速度も大きいので、溶結したアグルチネートや溶岩が卓越し、離れるに従って非溶結火砕物の割合が大きくなります。
溶岩、火山灰、火山礫が互層をなして形成され、溶岩が中間程度の粘り気なので、溶岩は流れにくく、厚くたまります。
主な岩石は安山岩です。
灰色の火山で、富士山、桜島、鳥海山などが代表的な山です。

③鐘状火山
鐘状(しょうじょう)火山は、トロイデ式火山または、溶岩円頂丘(溶岩ドーム)とも言っています。
同じ意味で、呼び方が違うだけですが、最近では鐘状火山はほとんど用いなくな っていて溶岩円頂丘と呼ぶ場合が多くなっています。
粘性が高く、流紋岩やデイサイト(石英安山岩)質でガスが少ないために爆発的な噴火を起こさず火口から塊となって押し出されたものです。
形は色々ですが、高さには限界があり噴出量が多い時は平坦になる傾向があります。
溶岩ドームを細かくみると上面が平坦になったものを溶岩平頂丘、火道内で固化したまま押し出されてきたものを火山岩尖、また地表を隆起させたが溶岩自体は噴出しないで終わった(溶岩ドームになりそこなった)ものを潜在円頂丘(潜在ドーム)と呼んでいます。
粘り気の大きいので、溶岩は流れにくく、もりあがった火山となります。
噴出物は白っぽいので白っぽい火山となり、代表的な山としては昭和新山、大山アトサヌプリ、茶臼岳(那須岳)、妙高山、雲仙平成新山、などです。
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