西オーストラリア州の「ピンクの湖」

オーストラリアの西側の約半分は西オーストラリア州です。
ここには、珍しい「ピンクの湖」がたくさんありますが、その中でも西オーストラリア州の南のエスペランス(Esperance)沖のルシェルシュ群島(Recherche Archipelago)の中で、最も大きいミドル島(Middle Island)にヒリアー湖(Lake Hillier)があります。

オーストラリア大陸の、海岸の町であるエスぺランスから7kmの場所にあるこのヒリアー湖は、「ピンクの湖」で有名です。
ヒリアー湖は長さ600mで、水深はものすこく浅いそうです。
周りを砂で縁取られ、さらにその周りをペーパーバークとユーカリの木々が茂った森で囲まれています。
植物に覆われた幅の狭い砂丘によって、青い南洋と隔てられています。
「ピンクの湖」はいつもピンクではないそうです。
普段は水色で、条件が揃わないとピンクに見えないそうです。
天候や、時期によってはピンクになりますが、科学者たちの説として、
①湖の塩表面に生息するバクテリアや藻の種類などからの細菌が作り出す染料
②好塩性生物(塩分濃度の高い場所に生息する生物)が大量に生息しているため
③栄養素濃度の低さによるもの
④海塩と重炭酸ナトリウムの蓄積反応
などが原因ではないかと考えているそうですが、未だに完全には解明されていないそうです。
それでも、この現象は作り話ではなく実際に存在するということです。
ヒリアー湖は浅いので、もしバケツで湖の水をすくえば、バケツにはピンク色の水が溜まることになります。
そして、ピンクの水にまみれて泳ぐことも可能ですが、入った人がいるのかはネットでは確認できませんでした。

この湖は、1802年にイギリスの冒険家であり水界地理学者のマシュー・フリンダーズ(Matthew Flinders)によって初めて発見されました。
マシュー・フリンダーズは、水質調査のために島の最高峰の山に登ったときに、その頂上から、この目を見張るほどのピンク色に輝く湖を発見したそうです。
それ以来、ミステリアスな「ピンクの湖」のヒリアー湖は、塩分抽出作業が行われた数年間を除いて、長期に渡って手つかずの状態で保たれたそうです。
現在では、「ピンクの湖」の展望台まで歩いて行くと、湖の美しい眺めを満喫できるそうです。
また、固有種の鳥や渡り鳥が多数いることから、ここは、バードライフ・インターナショナル(BirdLife International)により重要野鳥生息地(IBA)に指定されています。


なんとも不思議な湖ですが、上空からだと風船ガムのようなピンク色に見えます。
スポンサーサイト
最新記事
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム
QRコード
QR